タグ:「フランス」の記事一覧

パリに築地が移転してきた?「こだわりラーメン」という名前のお店のこだわりと情熱

フランス・パリから、こんにちは。まずは、この写真を見てみて下さい!パリの6区・オデオンにある『KODAWARI-RAMEN(YOKOCHO)こだわりラーメン』という名のラーメン屋さんの“店内”なんです。この扉の向こう側に広がるのが、さきほどの写真の世界……昭和の新宿をイメージしたYOKOCHO(横丁

アートの街を思いつきで歩く幸せ。おすすめの場所は「アルル」です。

ゴッホの作品の舞台になった場所が数多いことでも知られる、アルル。南仏がベルエポックの多くの画家達を惹き付けたのは、その陽光といわれていますが、その光を求めて、次々パリからアルルへと向かったのは、ゴッホがきっかけを作ったとも。そして、今も続く古代闘牛場から始まるその歴史ある街は、現代アートでも溢れてま

フライドポテトみたいな「パニス」は揚げたてが醍醐味。…ところでパニスって何?

Panisse(パニス)、ご存知ですか?北フランスと南仏では、食文化が少々異なるんですが、これもそのひとつ。だから、パリでは(まず)見かけません。南仏・マルセイユならではの食材を使った昔ながらの独特の食べ物・飲み物って、日本ではそう知られていないことに改めて気づかされたのは、日本で評判高い海外紹介の

女性一人でも素敵な時間を過ごせるパリのバーたち。名物カクテルから、朝食・夜食も充実したお店を厳選。

おひとり様(の外食やひとり旅)は、かなりポピュラーになったとはいえ、独りでバーというと、まだまだちょっと敷居高いですよね。とくに女性だと、場所によっては、プロフェッショナルや何かを期待してとよけいな勘違いされたりとか、男性でも、アルコールが苦手だったりすると、居心地悪そうで敬遠しがちなことも。でも、

フランスにも待機児童はいる?日本と異なる育児事情からヒントを得る

フランスでの育児。国は援助してくれるし、パートナーも協力的で、家事の負担もないから仕事も続けやすい、とよく言われていますよね。だから、フランスの女性達は、いつまでも女であることも忘れない。キレイにしていられるし、キャリアアップも家庭の充実も思いのまま……なんてイメージありませんか?とんでもない!保育

パリコレやファッション誌を手がけるパリ在住の写真家に、記念写真を頼めるとしたら?

フランス在住の日本人は約3万人で、その大半がパリと近郊、だそう。駐在員やその家族、フランス人と国際結婚をしても日本国籍を選択(日仏どちらかを選ばないといけないので)している人やその子どもたち(22歳でどちらかを選択するまで二重国籍が認められているので)、留学生、アーティストやスポーツ選手、そして、そ

本場パリの老舗カフェで、フランス人以外初のギャルソンとして活躍する日本人がいる

上パリ(地方から首都に向かうので、上京に引っ掛けて私はこう表現しているんですが)の愉しみのひとつはCafé(カフェ)に行くこと。同じフランスでも、北フランスと南フランスでは異なることが随分あって、カフェ文化も、そのひとつです。ここマルセイユでも、以前暮らしたことのあるニースでも、素敵な店・気持ちのい

パリで個展を成功させた日本人女性アーティストMaisの、生き方。

ジャポニズム×モダンアート。掛け軸もアートにして、さらりとパリでの個展も成功させたばかりの日本人アーティストMais(マイス)をご存知でしょうか?ひと言では語れないけれど、見せたい(見ていただきたい!)、その作品と人となりをご紹介しますね! (さらに…)

現存する世界最古の映画館は、南フランスにある。

南仏プロヴァンスと言えば、ピーター・メイルの小説以来の、ゆったりのんびり、風光明媚や美味しいものを愉しむ暮らしのイメージ強いですが、史跡・名所、そして文化的なものもいっぱい。マルセイユを基点に南仏観光自由自在シリーズ。今回は、知る人ぞ知るLa Ciotat(ラ・シオタ)とEden-Théâtre(エ

過ぎた時間はお金じゃ買えない。パリジェンヌのスキンケア事情を垣間見る

"フランス女性は、何歳になっても女性でいることを忘れない"と聞いたことありませんか?確かにその通りかもと思わせられる部分もあるものの、正確には、"フランスの女性は何歳になっても自分でいることを忘れない"-ような気がします。 (さらに…)

三陸の牡蠣が、フランスの危機を救う。そして日本の震災後立ち上がったのは、フランスの牡蠣業者。

フランスで嬉しい美味しいことはいっぱいあるんですが、そのひとつが、"1年中" 新鮮な生牡蠣を楽しめること! 実は、あまり知られていませんが、その一部は日本の三陸産の牡蠣がルーツなんですよ。今回は、そんなフランスの牡蠣にまつわるお話です。 (さらに…)

フランスでは国産キャビアが新事業として伸びている!その秘密に迫ってきた

魚卵は苦手という人の目立つフランスなのに、これだけは別モノ……と愛されているのがチョウザメの卵。そう、キャビアです。メゾン・ド・キャビアという専門老舗もあるフランス。レストランでいただくお料理でだけでなく、家庭でも、折ある毎に愉しむ食材。とはいえ、10gで何千円にもなる高級食材なのはフランスでも同じ

「有給休暇5週間」が伝統。フランス人たちのバカンスの過ごし方を参考にしてみる

年5週間の有給休暇はもはや伝統なフランス。一般的に、どの職業でも同様の権利を持っています。そこで、どのようにヴァカンスを過ごすかが重要になってきます。今回は、フランスのヴァカンスの過ごし方についてご紹介します。 (さらに…)

フランスのサンタさんは、いい子には何個もいっぱいプレゼントを持ってきてくれる。

サンタクロース、いつまで信じていたか覚えていますか?フランスでは、ずいぶん大きくなるまで信じている子が目立つんですが、小学校の高学年までには、さすがにほぼ全員が"真実"を知ります。でも、たまに、中学生になっても信じているという子もいて、クリスマスを家族(親族)で過ごす習慣の家庭が多い国ならでは。今回

モン・サン・ミッシェルは「湾の裏側」も見てほしい。地元フランス人の過ごし方とは。

10数年ぶりle Mont Saint Michel (モン・サン・ミッシェル)に行ってきました。フランス人の夫にとっても、その両親にとっても(どうやら前回は夫の子ども時代だったそうなので)、数十年ぶり。そして、14才の息子にとっては、初めて。フランス暮らしをしているのに意外!と思われる方、多いでし

子どもも大好き「フォアグラ」、フランスでは家庭料理の定番食材です。

南西フランス名産のひとつ・フォアグラ。高級食材とはいえ、フランスでは季節の行事やお祝い事に欠かせない食材のひとつ。人気のごちそうメニューのひとつとして、家庭でも親しまれているんです。そんなフランスのフォアグラについてお伝えします。 (さらに…)

賞味期限は2日間。今や世界中で大人気、フランスのメレンゲ菓子とワッフルのお店とは

気候風土の違いのせいか、北フランスと南フランスでは食習慣がちょっと異なりますが、南仏が地中海沿いの隣国イタリアやスペインと食の繋がりがあるように、北フランスだとパリまで、もしくはパリからいきなり他国の都市に進出展開する店も少なくなくて、ここもそのひとつ。その名もAux Merveilleux de

パリ・2017年のイルミネーションは派手さはないけど、やわらかい光に包まれる。

今年も、始まりました。パリのイルミネーション。2017年は、こんな感じ。大通りや目抜き通りの派手な装飾は年々なくなってきている分、心ほーっとさせられる、やわらかい光に包まれたNoël (クリスマス)の飾り付けが、街のそこここで見られます。従来、1番勢いのあったはずの2ヶ所(オスマン大通りとシャンゼリ