タグ:「フランス」の記事一覧

米や醤油は日本から、魚は地中海。フランス・ニースに夢のような鮨屋がオープン!

10月、ニースに、本格的なお鮨の店がオープンしました。表には看板もないし、一見、そうとは見えないつくり。でも、長いこと待ち望んでいたグルメなフランス人たちの間では、すでに知る人ぞ知る存在。何しろ、お米やお醤油・酢などの調味料は、本場・日本から厳選されたものを取り寄せ、鮨ネタの魚介類は目の前の地中海の

フランスからの久々の一時帰国で、日本の「おもてなし」を体感してみた

フランスでの日本人気は、年々上がっていて、どんどん旅行者も増えています。私の周りでは、出張で出掛けて気に入り、次にプライべートでパートナーや家族とのヴァカンスというパターンが目立つんですが、彼らは日本の清潔さと安全性、そして礼儀正しさに、まず感嘆するよう。また、子連れでも躊躇しない大きな理由は、人の

パリに新名所、誕生!「イヴ・サンローラン美術館」にさっそく行ってみた!

10月3日、パリにMusée Yves Saint Laurent Paris イヴ・サンローラン美術館がオープンしたのに続いて19日に、モロッコのマラケシュにも同名の美術館がオープンと聞いて、びっくり。まるで、彼の伝記映画2作品(こちらとこちら)がほぼ同じ時期に公開されたときみたい、でしょう? で

フランスで「サファリツアー」ができる!最近注目の四駆ツアーに行ってみた

今日は、同じ南仏地中海沿岸でも、Marseille(マルセイユ)からは西に約100km(車なら1~1.5時間ほど)のCamargue(カマルグ)の話題をお届けしますね。 (さらに…)

「世界入りにくい居酒屋」マルセイユ編で紹介された店に入ってみた

海外レポート番組が好きな方、このお店、見覚えありませんか? そう、『世界入りにくい居酒屋』というNHKの番組のマルセイユ編で紹介された、カフェ・バーです。公共放送ということもあり店名も場所も特に紹介されず、フランス通でマルセイユに何度か来ているような人でもどこなのかさっぱり見当つかないらしく、何人に

サッカー・酒井宏樹選手がフランスで愛される理由とは?インタビューの裏側をお伝えします

今回、念願かなってフランス伝統サッカーチームのひとつ、OM(オランピック・ド・マルセイユ)で活躍する酒井宏樹選手へのインタビューが実現しました。その様子をお伝えします。 (さらに…)

24時間後のマカロンが最高。本場フランスで作り方を習ってみた

マカロンといえばフランス!のイメージが強いですが、もともとはイタリアから伝わったことは、先日ご紹介したスズランの日の記事の中のエピソード通り。イタリアから王室に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスが運んできました。当時のマカロンはごつごつした素朴なもので、色も飴色に近い薄茶色。素材は、どちらもアーモンド

フランスでは病気の時にコーラをすすめられるって本当?(提供:ポカリスエット)

オーガニック食品が愛されるフランスですが、病気の時に、ドクターや周りの人から言われることは、「コーラを飲みなさい」。年に何度も流行するインフルエンザでも細菌性胃腸炎にかかった時でも、ドクターに言われることは変わらず「コーラをどんどん飲みなさい!」なんです。これ、実は日本でいうおばあちゃんの知恵袋のよ

提供:ポカリスエット

フランス1治安の悪いマルセイユを、公共交通で楽しむ。

この写真、一瞬、どこのリゾート地かとも思えるでしょう? でも、マルセイユ市内の生活圏、海岸沿いのバス通りから見下ろした風景なんです。くねくねとカーブを繰返しながら少しずつ表情を変える地中海の海岸線の町並みや浜辺・岩場を、自転車や路線バス(!)で堪能できてしまうこと、まだまだ知られていませんよね。マル

人気沸騰寸前のリゾート「コート・ブルー」ってどんな場所?

さて、この頃では知る人ぞ知る、南仏のもうひとつの地中海エリアをお届けしますね。住人はそう多くないままながら、オフ時間や休日を過ごしに行く人で賑わう日常の中のリゾート空間……たとえば、こんなのいかかでしょう?隠れ家レストランとして愉しんでいる"Cote Bleue(コート・ブルー)"のNiolon(ニ

なぜフランスでは、5月1日だけは誰でもスズランを売って儲けてもいいのか?

5月1日はメーデー(労働者の日)。多くの欧米の国と同じように、フランスでも祝日。オフィスも学校もスーパーマーケットも、全部、お休み。なんと公共交通も(多くの地域で)シャッターを下ろしてしまいます。まるで、クリスマスの朝みたい……と思いきや、街角はちょっと賑やか。お花屋さんはどこも(お菓子屋さんもいく

いまやマルセイユのシンボル「MuCEM(ミュセム)欧州地中海文明博物館」

なんとも幻想的な建物でしょう? アールヌーヴォーの曲線ともいえるけれど、素材も外観もとことんモダン。マルセイユ&南仏プロヴァンスが欧州文化首都を務めた2013年、マルセイユではいくつかの美術館がオープンしたりリニューアルされたりしたんですが、最も注目されていたのが、同年6月にオープンしたこのMuCE

隈研吾氏が設計したマルセイユ「FRAC美術館」の斬新さと、フランス人が感嘆した日本語スピーチとは。

前回の記事では、近代建築家の三大巨匠の1人であるル・コルビュジェの代表作、マルセイユのユニテ・アビタシオンについてご紹介しました。そんなコルビュジェのユニテ・アビタシオンに足を運んだ想い出を持つ建築家の1人が隈研吾氏。人生で初めて訪れたフランスはパリではなく、マルセイユだったそう。それも、船!で。「