タグ:「南仏」の記事一覧

南仏、マルセイユのバス事情を現地在住者が徹底解説!

南仏プロヴァンスといえば……のピーター・メイルの小説以来、ゆったりのんびり、風光明媚や美味しいものを愉しむ滞在が当たり前のように思えるし、何をするにも、車を運転しないと始まらないイメージ、ありませんか?心惹かれる史跡・名所、そして文化的なものは、いっぱい。「ここだけは見てみたい・訪ねておきたい」と絞

現存する世界最古の映画館は、南フランスにある。

南仏プロヴァンスと言えば、ピーター・メイルの小説以来の、ゆったりのんびり、風光明媚や美味しいものを愉しむ暮らしのイメージ強いですが、史跡・名所、そして文化的なものもいっぱい。マルセイユを基点に南仏観光自由自在シリーズ。今回は、知る人ぞ知るLa Ciotat(ラ・シオタ)とEden-Théâtre(エ

米や醤油は日本から、魚は地中海。フランス・ニースに夢のような鮨屋がオープン!

10月、ニースに、本格的なお鮨の店がオープンしました。表には看板もないし、一見、そうとは見えないつくり。でも、長いこと待ち望んでいたグルメなフランス人たちの間では、すでに知る人ぞ知る存在。何しろ、お米やお醤油・酢などの調味料は、本場・日本から厳選されたものを取り寄せ、鮨ネタの魚介類は目の前の地中海の

フランスで「サファリツアー」ができる!最近注目の四駆ツアーに行ってみた

今日は、同じ南仏地中海沿岸でも、Marseille(マルセイユ)からは西に約100km(車なら1~1.5時間ほど)のCamargue(カマルグ)の話題をお届けしますね。 (さらに…)

「世界入りにくい居酒屋」マルセイユ編で紹介された店に入ってみた

海外レポート番組が好きな方、このお店、見覚えありませんか? そう、『世界入りにくい居酒屋』というNHKの番組のマルセイユ編で紹介された、カフェ・バーです。公共放送ということもあり店名も場所も特に紹介されず、フランス通でマルセイユに何度か来ているような人でもどこなのかさっぱり見当つかないらしく、何人に

フランス1治安の悪いマルセイユを、公共交通で楽しむ。

この写真、一瞬、どこのリゾート地かとも思えるでしょう? でも、マルセイユ市内の生活圏、海岸沿いのバス通りから見下ろした風景なんです。くねくねとカーブを繰返しながら少しずつ表情を変える地中海の海岸線の町並みや浜辺・岩場を、自転車や路線バス(!)で堪能できてしまうこと、まだまだ知られていませんよね。マル

人気沸騰寸前のリゾート「コート・ブルー」ってどんな場所?

さて、この頃では知る人ぞ知る、南仏のもうひとつの地中海エリアをお届けしますね。住人はそう多くないままながら、オフ時間や休日を過ごしに行く人で賑わう日常の中のリゾート空間……たとえば、こんなのいかかでしょう?隠れ家レストランとして愉しんでいる"Cote Bleue(コート・ブルー)"のNiolon(ニ

いまやマルセイユのシンボル「MuCEM(ミュセム)欧州地中海文明博物館」

なんとも幻想的な建物でしょう? アールヌーヴォーの曲線ともいえるけれど、素材も外観もとことんモダン。マルセイユ&南仏プロヴァンスが欧州文化首都を務めた2013年、マルセイユではいくつかの美術館がオープンしたりリニューアルされたりしたんですが、最も注目されていたのが、同年6月にオープンしたこのMuCE

フランス人は春まで滑る!南仏アルプスのスキー・ヴァカンスとは?

さて、フランスでは、スキーの季節が続いています。というよりも、ますますいい雪がついたところ。今年は、いつもよりさらに降雪開始が遅かったのと何度も繰り返してくれているので、スイスやイタリア国境の方まで足を延ばせば、まだまだ4月の春休みまでたっぷり滑れそうです。今週もまた降っていると、ニュースで見たばか

石鹸博物館

自分だけのマルセイユ石鹸を現地で作る!「マルセイユ石鹸博物館」のアトリエ体験

ラヴェンダーの香りに満ちた工房で、ほーっとひと息してきました。先日ご紹介した、港に面したマルセイユ石鹸博物館では、自分だけの石鹸を作って持ち帰れるアトリエ付きの見学コースも始まっているんです。30分もあれば出来てしまうし、空いている時間帯なら1人でも随時受け付けてもらえると聞いたので、ちょうど朝1番

マルセイユ石鹸博物館

「マルセイユ石鹸博物館」で、天然成分100%の受け継がれる伝統を学ぶ。

マルセイユに来たら、ぜひ味わってほしい、素敵な風景・美味しいものも尽きないけれど、見て知って(文字通り)肌で感じていただきたいのが、石鹸!有名無名様々な作り手がいて、その数は90にも上ると言われています。人によっては、贔屓のメーカーがあったりもするようですが、マルセイユ石鹸と名のついている(きちんと

南フランスのクリスマスには、13種類のデザートを楽しむ習慣「13デセール」がある!

クリスマスの民族大移動が始まりました。カトリックを信仰する家庭の多いフランスなので、Noël(ノエル)クリスマスは特別なもの。24日のイヴの夜や25日のお昼には、家族や親族・近しい人が集まって、伝統スタイルの食卓を囲みます。たとえば、パリの夫の実家ではこんな感じ。いつもと違うテーブルクロス、普段はし

希望の小麦

南仏プロヴァンスのクリスマスの習慣 「希望の小麦」がとっても素敵!

南仏プロヴァンスの、"冬の小麦の種蒔き"をご存知ですか? 昔からこの地方に伝わるクリスマスの祝い方のひとつで、12月4日に多くの家庭で種蒔きをする風習があるんです。今回はそんな、プロヴァンスの素敵なクリスマスの習慣をご紹介します。 (さらに…)

マルセイユ治安

マルセイユは治安が悪い?観光の注意点と「GPファイナル2016」会場を在住者がご紹介!

まもなく、今年2016年のフィギュア・スケートの決勝。その舞台となるのは、フランス・マルセイユ。……とはいうものの、このフィギュア決勝の会場となるPalais Omnisports(パレ・オムニスポーツ)は、市の中心部ではないこと、ご存知ですか? たとえば、ヴュー・ポー港からなら約6km。歩いてはム