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素顔のフランスがここに。コルビュジェ(ユニテ・アビタシオン)で朝食を!

「マルセイユで何食べる?」と聞くと、まず多くの人が挙げるのがブイヤベース。そして、私の記事を読んで気に入ってくださった方なら、ケバブも!?忘れちゃいけないのが、朝ごはん。もう少し陽射しの延びる時期になったら、パン屋さんのテラスやカフェ・バーでご紹介したいところがいろいろ。今回は年を通じて、晴れても雨

ケバブを食べずにマルセイユは語れない…ソウルフードなんです。

KEBAB(ケバブ)、ご存知ですか?もともとは、中東諸国料理のケバブ。国によって、少しずつ形も発音・綴りも違うものだったのが、今では、世界中で知られるファストフード的存在として広がっています。そういえば、この頃では、日本でも見かけますよね。でも、やっぱり国ごとに少しずつ特色あるようで、NYでは、串焼

知る人ぞ知る、カンティーニ美術館で。シルヴァ特別展のプレミア・レセプションの様子とは?

フランスの美術館は、大小さまざま。公的に創られた近代的なものから、画家や彫刻家個人の住まいやアトリエがそのまま財団になっていたり、個人の蒐集品が邸ごとそのまま寄贈されていたり。どちらも、たいていが未成年の子どもは無料だったり、月に1度は全ての人に無料開放だったり、大きな美術館では、ノクターンと呼ばれ

フランス人は春まで滑る!南仏アルプスのスキー・ヴァカンスとは?

さて、フランスでは、スキーの季節が続いています。というよりも、ますますいい雪がついたところ。今年は、いつもよりさらに降雪開始が遅かったのと何度も繰り返してくれているので、スイスやイタリア国境の方まで足を延ばせば、まだまだ4月の春休みまでたっぷり滑れそうです。今週もまた降っていると、ニュースで見たばか

石鹸博物館

自分だけのマルセイユ石鹸を現地で作る!「マルセイユ石鹸博物館」のアトリエ体験

ラヴェンダーの香りに満ちた工房で、ほーっとひと息してきました。先日ご紹介した、港に面したマルセイユ石鹸博物館では、自分だけの石鹸を作って持ち帰れるアトリエ付きの見学コースも始まっているんです。30分もあれば出来てしまうし、空いている時間帯なら1人でも随時受け付けてもらえると聞いたので、ちょうど朝1番

南仏では2月2日に、ナヴェットというお菓子が10万本飛ぶように売れます。

フランス人は意外と迷信好き。よく知られるところでは、パンを裏返しにおいてはいけないとか、ワインの最後の1杯になるのを避けるとか……。そして、シャンドゥルールに金貨を握り締めてクレープをひっくり返して願い事をしたり。(※編集部注:シャンドゥルール=「聖燭祭の日」。クリスマスから40日後にあたる2月2日

伊豆大島の海と山を一望できる温泉露天風呂ー浜の湯

伊豆諸島・大島。三原山の周りに町が栄える、東京からわずか約1時間半のこの島には、多くの魅力が詰まっている。その魅力の一つ、それは温泉。いくつか温泉スポットはあるのだが、その中の一つ、水平線と山を一遍に一望できてしまう、島ならではの魅力を凝縮した温泉、「浜の湯」を紹介したいと思う。 (さらに&hell

どこに返してもOK!パリ観光ならレンタル自転車「Velib’(ヴェリブ)」がオススメです

パリのあちこちで見かけるレンタル自転車Velib'(ヴェリブ)。パリ市の直営で、バスやメトロ、トラムウェイと同じ公共交通のひとつです。 (さらに…)

マルセイユでサッカー観戦!OM酒井選手の活躍と爆竹がなる独特の雰囲気を楽しむ。

"SAKAI~!Sushi, c'est BO~N!Allez~!"(サカイー~!スシ、オイシイ~!行け~!)……って、フランスのサッカー・スタジアムでティーン達が叫んでたら、どう思います?実は私は、酒井選手をからかってるのかと思っちゃったんです。知っている子達だったので、「ちょっと、言葉に気をつけ

ウミガメ見るなら東京・八丈島!90%以上の確率で出会える、その方法とは。

海に入るのならやはり見たいと思うのが、ウミガメ。海の中を大きな体で泳ぐウミガメに、海でちょっと遊んでいるだけでは出会うのは、なかなか至難の業だが、90%以上の確率で出会える場所があった。そこが、八丈島である。 (さらに…)

伊豆諸島

東京都の島「神津島・式根島・新島・利島」安く早いアクセス方法を伝授します!

東京の島・伊豆諸島。東京とは思えないほどの美しい海があり、温泉も多くとても魅力的な島々だ。しかし大型フェリーでいくと最大で12時間かかり、ハードルが高いのも難点。東京から飛行機が出ている島もあれど値段はフェリーの2倍以上かかる。そこで、島人から学んだ、最大約3時間削減し、飛行機よりも断然安く行ける、

マルセイユ石鹸博物館

「マルセイユ石鹸博物館」で、天然成分100%の受け継がれる伝統を学ぶ。

マルセイユに来たら、ぜひ味わってほしい、素敵な風景・美味しいものも尽きないけれど、見て知って(文字通り)肌で感じていただきたいのが、石鹸!有名無名様々な作り手がいて、その数は90にも上ると言われています。人によっては、贔屓のメーカーがあったりもするようですが、マルセイユ石鹸と名のついている(きちんと

1月は「ガレット・デ・ロワ」をみんなで食べよう!当たると1年間幸福になれるお菓子とは?

日本でも、ずいぶん知られるようになったLa galette des rois(ガレット・デ・ロワ)。フランスでは、もともとカトリックの行事のひとつ、1月6日の公現祭(L’Epiphanie:レピファニー)のお菓子として広まりました。 (さらに…)

一定の時間しか入れない幻の温泉が東京に!「地鉈温泉」は谷底の秘湯だった

1日に1~2回しか入るタイミングがない幻の温泉。温泉を囲う岩場を境に広がる大海。まるで海のど真ん中で浸かっているのを味わえる温泉が、東京の島で味わうことができるのをご存知だろうか。人口600人の小さな東京の島・式根島は温泉パラダイス。その中である一定の時間しか入れない、V字谷の底にある温泉・地鉈(じ

南フランスのクリスマスには、13種類のデザートを楽しむ習慣「13デセール」がある!

クリスマスの民族大移動が始まりました。カトリックを信仰する家庭の多いフランスなので、Noël(ノエル)クリスマスは特別なもの。24日のイヴの夜や25日のお昼には、家族や親族・近しい人が集まって、伝統スタイルの食卓を囲みます。たとえば、パリの夫の実家ではこんな感じ。いつもと違うテーブルクロス、普段はし

マチスやピカソ、モネを見出した蒐集家「シチューキン」。100年ぶりに集結したコレクションを見に行きました

ルイ・ヴィトン財団が、パリの西側に広がるブローニュの森の一角に美術館(La Fondation Louis Vuitton : 8 Avenue du Mahatma Gandhi, 75116 Paris)を完成させたのは2年前の2014年秋のこと。常設展としてのコレクションの数々はもとより、建築

フランスに来たら寄ってほしい、モロッコ直輸入の美容品が並ぶお店。その魅力とは?

12月になりました。クリスマスのイルミネーションが始まるとすぐに街はどんどん人で溢れます。というのも、フランスでは、クリスマスの贈り物を交わすのは、多くの人にとって、とても大切な習慣。お歳暮の習慣こそないものの、親しい間柄や仕事関係で、ちょっとしたパニエ(と呼ばれる贈答用カゴ)に、美味しいものや石鹸

ニースの近況

暴走トラックのテロから半年。フランス・ニースの今と、あの時の記憶。

ニースは地中海の真っ青なビーチが美しい、海沿いの観光都市。しかし、2016年7月の革命記念日、テロがあったのもここニース。今回はそんなフランスのリゾート・ニースの魅力と現在の状況を併せてお伝えします。 (さらに…)