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    都会でも手軽に楽しめる建築旅のすすめ(池袋編)
    日本

    豊島区役所 見上げ2

    皆さんは普段、どのように休日を過ごしますか?

    家でゴロゴロするのもよし、ふらっとお出かけするのもよし……。

     

    でも、お出かけする場所ももう尽きちゃったよ……?というそこのあなた! 実はそんなことないのかもしれませんよ。

    普段お出かけする都心でも、見方を変えるとまだまだ楽しめるポイントが沢山あるんです。

     

    そこで今回は、都心の池袋でも手軽に楽しめる「ケンチク旅」にふさわしい、素敵な建築たちをご紹介します!

    ソクたびソクたび

    まずは世界的な有名建築家の作品から!

    まずはじめに紹介するのは、「自由学園明日館」。

    こちらの建築を設計したのは、アメリカ人の建築家であるフランク・ロイド・ライト。彼はル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエとともに、「近代建築の三代巨匠」と呼ばれた建築家なんです。

     

    そんな有名な建築家が設計した建築は、池袋駅から徒歩5分と、意外にも駅からも遠くない場所に位置しています。

    自由学園 外観

    外観はこんな感じ。

    クリーム色の外装と深い緑色の屋根の調和が素敵ですね。色合いがいいです。

    自由学園 幾何学

    建物に近づいてみると、いろんな場所にこのような窓があります。この窓のデザインも、ライトが手がけているんです。

    彼なりのこだわりが細部からも伝わりますね。

    自由学園 食堂

    中に入ると、こんな素敵な空間が。

    開口部から差し込む日差しが室内に注ぎ、内部の木質の素材感とマッチしてあたたかい雰囲気を作り出したいます。

    自由学園 ガラス

    この建築は見学できるのはもちろんのこと、施設内のカフェでお茶をすることもできます。さらには会議やコンサートなどの場所として貸し出しをしていたり、ここで結婚式をあげることも出来るそうです。

     

    名建築なのに今でも多様な使われ方をしていて、人との距離が近いのも魅力的ですね!

    区役所だけど名建築!?

    次に紹介するのは、なんと区役所。「役所って建物を見に行くような場所なの?」と思う方もいるでしょう。

     

    その区役所がこちら。この「豊島区新庁舎」は、日本を代表する名建築家、隈研吾さんの作品です。隈さんといえば、国立競技場の設計をしていることで有名ですよね。

    豊島区役所 見上げ2

    上の写真を見てお気付きの方もいると思いますが、何か普通のビルではないところがありますよね。

    そう、この建築で特徴的なのは、緑が外装のいたるところに挿入されていること。

     

    この建物は外部にテラスがあり、自由に立ち入ることができます。そのテラスがこちら。

    豊島区役所 テラス緑

    なんということでしょう……緑で生い茂っているじゃないですか……!

     

    上部に見えるパネルのようなものは、「エコヴェール」と呼ばれているものです。

    この建物の外装は、太陽光発電パネル、緑化パネルなどで構成されているんです。

    豊島区役所 水と緑

    テラスにはこんな場所も。水のせせらぎが聞こえてくるような、心地いい場所になっています。

    豊島区役所 ルーバー

    建物の内部はこんな感じ。隈さんらしい、ルーバーを用いたデザインになっています。

    内部のこの部分は「エコヴォイド」と呼ばれていて、吹き抜けを利用して空気が循環するようにしてあります。

    環境をしっかり配慮した、この時代ならではの優しい建築ですね!

    ここでちょっと休憩。南池袋公園でのんびりしよう

    南池袋公園 芝

    池袋は都心ではありますが、広い芝生のある公園もあるんです。

     

    公園内にはテイクアウトもできるカフェもあります。晴れた日であればカフェでドリンクを買って、芝生でのんびりすることもできますよ!

     

    直接芝生の上には座りたくないけど、レジャーシートなんてそんな準備していないよ……というあなたでも大丈夫。

    公園ではゴザを無料で貸し出ししています。ゴザを引いたらほら、お昼寝もできちゃいます!

    都心の隠れ家のような場所で、読書にどっぷり浸かる

    最後に紹介するのは、BOOK AND BED TOKYO。

    こちらは外観は普通のビルになってしまいますが、その外観のイメージとは一変、内装は素晴らしいものになっています。

     

    リノベーションされたものなのでしょうか、内装はコンクリートがむき出しの状態。余計なものを加えないその内装が、かえって表情を作り出していて素敵です。

    BOOK ソファ

    照明も程よい明るさ。本を読むための明るさは確保しつつ、落ち着ける空間を演出しています。

    BOOK 天井

    天井を見上げると、そこにもたくさんの本が。本をインテリアとしても用いてしまうこの発想、いいですね……!

    本好きの人にはたまりませんね。

    BOOK 棚

    ここには様々なジャンルの本があるので、読書も楽しむことができます。

     

    ソファも奥行きが長いものがほとんどなので、本を読んでいたら眠くなっちゃった……という方でも、その場でうとうと、うたた寝をすることができます。

    なんて幸せな眠りのつき方なんでしょうか……!

     

    が、やはり建築マニアとしては、読書やうたた寝だけでなく、このインテリアも是非楽しんでいただきたいものです……(笑)

    次の週末はケンチク旅に決まり!

    ケンチク旅をしてみると、今まで気づかなかった街の魅力が見えてくるはずです。今回は池袋の建築をご紹介しましたが、それはきっと他の街に関しても言えることだと思います。

     

    と、いうわけで、次の週末はケンチク旅に決まり、ですね!

    いつもと違う視点で街を見てみると

    今回の取材を通じて、「視点を変えて街を見てみる」ということの楽しさを改めて感じました。
    例えば普段は通勤や通学のために足早に通り過ぎてしまうような場所にも、魅力が隠れていたら、それを発見することで、その場所を通ること自体が楽しくなるかもしれません。
    私自身も、普段通り過ぎてしまうような場所に目を止めて見て見たいな、と感じた時間でした。

    この記事を書いた人

    mona

    mona

    建築マニア。建築とカフェとスイーツと街歩きの専門家。
    明日ふらっと出かけたくなるような場所を紹介していきます。

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