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    星野リゾートが人気な理由を実際に「界 アルプス」に泊まって考えてみた
    日本

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    「星野リゾート」といえば、今や誰もが知るリゾートやホテル、温泉旅館を運営するブランド。

    これだけ日本・世界中から注目を浴びているが、実際どこがすごいかは未体験……という人も多いのでは。

     

    筆者もその中の一人だったので星野リゾートの中でも温泉旅館である「界」を体験しようと、「界 アルプス」を大調査してみた。
    そこには、星野リゾートだからこそ生み出される、最高の魅力が隠れていた。

    「星野リゾート 界 アルプス」とは?

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    長野県・大町温泉に佇む温泉旅館、「星野リゾート 界 アルプス」。ここからは、雪の壁で有名な立山黒部アルペンルートに車で20分、スキー場として人気高い白馬に車で約30分で行くことができる。

     

    その他にも仁科三湖というウィンドサーフィンやカヌー、フィッシングなど楽しめる湖もあり、年中アウトドアを楽しめる、アウトドア派にはたまらない好立地の旅館だ。

     

    大町温泉街に入り、奥まで進むとまず見えてくるのは、厳かな正門と雪国のアーケード「雁木(がんぎ)」。

    洗練されつつも温かい内装である受付と、その隣にある囲炉裏がとても印象的な旅館だ。

     

    古き良き日本を感じられ、しかし古びた印象は全くなく、改めて日本の魅力を感じられるような、そんな場所だった。

    人気な理由は、内装だけではなかった

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    星野リゾートは高級宿で、施設はどこも豪華絢爛というイメージがある方もいるのではないだろうか。
    筆者も同じようなイメージを持っていたが、界 アルプスはこだわりのあるシンプルな造りの温泉旅館だった。

    後ほどお伝えしたいと思うが、そこに、星野リゾートが愛される理由が隠されているようだ。

    星野リゾートが人気な理由

    なぜ、星野リゾートがこんなにも人気なのか。それは「人」「想い」「土地」がキーワードとなる。

    これぞ日本のおもてなし! スタッフのレベルの高さ

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    星野リゾートが人気の理由、それはまずスタッフのおもてなしと言えよう。「サービスが良い」のはもちろんのこと、サービスという言葉では終わらない「想い」を加えてくれるのが星野リゾート流だ。

     

    例えば、「界 アルプス」の期間限定の体験「信州お漬物滞在」を試した時のこと。

    漬物づくりを体験し、作った漬物をなんと自宅まで郵送してくれたのだ。星野リゾートでは、帰宅してからも旅の余韻を残してくれる。

     

     

    スタッフ一人一人が声を上げる働きやすい環境

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    星野リゾートの徹底的なおもてなしの背景には、スタッフ一人一人がお客様のためを思ったサービスを提供しやすい環境がある。

     

    上司からの指示によりスタッフが動く、という組織が多い中で、星野リゾートはスタッフがどうやったらお客様が喜んでくれるかということを、自分たちで考え実行する仕組みができているのだ。

     

    例えばかまくら。「雪で作る大きなかまくらの中で、こたつにみかんって幸せじゃない?」そんなアイデアから生まれた、冬限定のかまくら体験。

    スタッフが自ら雪をかき分け作られた大きなかまくらは、「やってみたいけどなかなかできない」夢を実現させてくれる。

     

    スタッフが意見を常に出し合える環境で、心からの「おもてなし」を作り上げているのだ。

    名前で呼びたくなる、スタッフとの距離感


    ホテルに行ってスタッフの方と仲良くなるのは、あまりないのではないだろうか。

    しかし星野リゾートのスタッフは、まるで仲のいい友達が相談に乗ってくれるような、そんな距離感を宿泊者ととっている。

     

    「界 アルプス」の囲炉裏での出来事。ここでは6時はおめざがゆ、15時からおやき、そして19時30分は地元大町の地酒、野沢菜の漬物、焼きりんごを振る舞ってくれる。

     

    しかし、ただ提供してくれるだけではなく、スタッフと宿泊者が囲炉裏を囲って、話しながら食べたり飲んだりできるのだ。

    星野リゾートのこと、「界 アルプス」のこと、長野のこと、大町温泉郷のこと、スタッフの方の人生……。30分も話してると「〜さん」と名前で呼びたくなるほど、近い存在になっている。

     

    スタッフの丁寧な対応、笑顔で会話。もしそれが高級ホテルでは当たり前の対応だとしたら、星野リゾートでは「友達のような存在感」が加えられるのだ。

    施設は豪華さよりも、くつろぎやすさ


    冒頭で、内装は豪華絢爛ではないとお伝えしたが、「界 アルプス」で感じたのは、豪華さよりもくつろぎやすさ重視で作られているという点だ。

     

    快適な眠りをサポートする界のオリジナルマットレスや、肌触りの良い亜麻100%浴衣、くつろぎやすい掘りごたつスタイルなど、一つ一つ体のストレスを軽減できる要素が含まれている。

     

    実際に筆者は浴衣を着て、オリジナルマットレスで睡眠をとったが、冗談ではなく3秒で眠りについた。そのくらい心地の良い空間を作り上げてくれていた。

    ただのホテルではない。その土地の広告塔にもなる

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    星野リゾートのおもてなしは土地の特性を活かして一つ一つのコンテンツを組み立て、地域を豊かにもしている印象をうける。

     

    「界 アルプス」では、地元長野の切り絵作家・柳沢京子氏による切り絵の作品や、地元大町の伝統工芸松崎和紙を使った行灯が部屋に飾られていたり、長野の漬物文化を体験できるウェルカム漬物があったりと、信州や長野の魅力がたっぷりと込められていた。

     

    もちろん食事も、信州サーモンや馬刺し、大岩魚など、信州の味がたくさん(内容は仕入れ状況によって変わります)。

    また、雪よけのアーケード「雁木」や昔ながらの囲炉裏、温泉内風呂付きの部屋には「信州の田舎風呂」など、昔から伝わる信州の在り方を施設全体でも表現している。

     

    地産地消で行ったりアイテムとして地元のものを取り入れたりすることで、信州・長野・大町温泉郷を盛り上げているのだ。

    こだわりはホテル内だけではない。アクティビティにも一工夫

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    星野リゾートのこだわりはホテル内だけにとどまらず、アクティビティでも一工夫されている。
    今回筆者が参加したアクティビティは、雪の上をかんじきで歩く「和かんじきツアー」。

     

    ただ雪の上を和かんじきで歩くだけではない。なぜ和かんじきを大町温泉郷でやるのかというストーリーから始まり、雪の滑り台で思いっきり滑ったり、野うさぎやキツネなどの足跡をみつけていく。
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    さらに、自分たちで雪のテーブルとイスをつくり、そこで界 アルプス特製のけんちん汁を食べたりと、星野リゾートのアクティビティだからこその体験も組み込まれているのだ。
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    思いっきり体を動かした後、たとえチェックアウトをしていても、宿に戻って温泉に入ることができる。体を動かした後に入る温泉は格別。

    そんな体験ができるのも、星野リゾートならではだ。

    星野リゾートの最大の魅力は、想い、人、そして土地

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    星野リゾートの魅力。それは、これぞ日本のおもてなしだといえる「サービス」を超えた「想いやり」、スタッフ一人一人の温かみ、そしてその土地の魅力を最大限に引き出すパフォーマンスだ。

    この3つが合わさっているからこそ、星野リゾートにはリピーターがたくさんいて、連日満室となっている。

     

    心の奥まで温めてくれる星野リゾート。ぜひこの温かみを感じに、あなたも訪れてみてはいかがだろうか。

    番外編:これ以上食べられないくらいお腹いっぱいになるのも、星野リゾートの魅力

    本文では記載しなかったが、星野リゾートでの食事は大満足を超える。
    素材良し、味良し、量良し。しかも夕食、朝食だけではなく、ウェルカム漬物にゆべし、囲炉裏でおやきに漬物、焼きりんご。朝食前はおめざがゆに、漬物体験をした人は作った漬物と、かなりの量を摂取した。
    しかしおいしいから胃に入ってしまう。にくいぞ星野リゾート……と思いつつ、自ら食べに行ってしまったのは、紛れもなく私だった。
    番外編:これ以上食べられないくらいお腹いっぱいになるのも、星野リゾートの魅力

    この記事を書いた人

    Fujico

    Fujicoフリーライター/地域観光プロモーター

    2015年に独立。主にフリーライターとして活動している。専門としては、トラベルや観光地域プロモーション。そして英日の翻訳・通訳も行っている。独立前は畑違いの販売業で、店舗マネージャーを務め、大阪で日々汗を流していた。
    広く色々な場所にいくよりも、一つの場所を開拓するのが好きな性分で、今は月1以上のペースで東京の離島・伊豆諸島に通っている。趣味は「観光客がいない素晴らしい場所を見つけ出し、それを紹介して喜んでもらうこと。そしてその後どや顔する」ことである。音楽と英語をこよなく愛す、目指せボーダーレス女子。

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