記事一覧

パリに新名所、誕生!「イヴ・サンローラン美術館」にさっそく行ってみた!

10月3日、パリにMusée Yves Saint Laurent Paris イヴ・サンローラン美術館がオープンしたのに続いて19日に、モロッコのマラケシュにも同名の美術館がオープンと聞いて、びっくり。まるで、彼の伝記映画2作品(こちらとこちら)がほぼ同じ時期に公開されたときみたい、でしょう? で

伊豆大島のたい焼きカフェ「島京梵天」。一軒貸しの古民家ゲストハウスも、幸せ。

ここでいいのだろうかと一瞬ためらう細道を、そのまま勇気をだしてまっすぐ行けば、そこには島ならではの古民家が並んでいる。その中の一軒に、”たい焼き"と書かれた赤い垂れ幕を掲げる古民家。まるで時が止まったかのような、ゆっくりと時間が流れるこの場所に、たい焼きカフェ&古民家ゲストハウス「島京梵天(とうきょ

フランスで「サファリツアー」ができる!最近注目の四駆ツアーに行ってみた

今日は、同じ南仏地中海沿岸でも、Marseille(マルセイユ)からは西に約100km(車なら1~1.5時間ほど)のCamargue(カマルグ)の話題をお届けしますね。 (さらに…)

「世界入りにくい居酒屋」マルセイユ編で紹介された店に入ってみた

海外レポート番組が好きな方、このお店、見覚えありませんか? そう、『世界入りにくい居酒屋』というNHKの番組のマルセイユ編で紹介された、カフェ・バーです。公共放送ということもあり店名も場所も特に紹介されず、フランス通でマルセイユに何度か来ているような人でもどこなのかさっぱり見当つかないらしく、何人に

サッカー・酒井宏樹選手がフランスで愛される理由とは?インタビューの裏側をお伝えします

今回、念願かなってフランス伝統サッカーチームのひとつ、OM(オランピック・ド・マルセイユ)で活躍する酒井宏樹選手へのインタビューが実現しました。その様子をお伝えします。 (さらに…)

24時間後のマカロンが最高。本場フランスで作り方を習ってみた

マカロンといえばフランス!のイメージが強いですが、もともとはイタリアから伝わったことは、先日ご紹介したスズランの日の記事の中のエピソード通り。イタリアから王室に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスが運んできました。当時のマカロンはごつごつした素朴なもので、色も飴色に近い薄茶色。素材は、どちらもアーモンド

フランスでは病気の時にコーラをすすめられるって本当?(提供:ポカリスエット)

オーガニック食品が愛されるフランスですが、病気の時に、ドクターや周りの人から言われることは、「コーラを飲みなさい」。年に何度も流行するインフルエンザでも細菌性胃腸炎にかかった時でも、ドクターに言われることは変わらず「コーラをどんどん飲みなさい!」なんです。これ、実は日本でいうおばあちゃんの知恵袋のよ

提供:ポカリスエット

フランス1治安の悪いマルセイユを、公共交通で楽しむ。

この写真、一瞬、どこのリゾート地かとも思えるでしょう? でも、マルセイユ市内の生活圏、海岸沿いのバス通りから見下ろした風景なんです。くねくねとカーブを繰返しながら少しずつ表情を変える地中海の海岸線の町並みや浜辺・岩場を、自転車や路線バス(!)で堪能できてしまうこと、まだまだ知られていませんよね。マル

人気沸騰寸前のリゾート「コート・ブルー」ってどんな場所?

さて、この頃では知る人ぞ知る、南仏のもうひとつの地中海エリアをお届けしますね。住人はそう多くないままながら、オフ時間や休日を過ごしに行く人で賑わう日常の中のリゾート空間……たとえば、こんなのいかかでしょう?隠れ家レストランとして愉しんでいる"Cote Bleue(コート・ブルー)"のNiolon(ニ

島旅ライターが伝授!島人と友達になる方法

島への旅行に期待することは人それぞれ。美しい海、美味しいお魚、大自然にリラックスムード……そして「島人と友達になる」のを目標にしている人もいるだろう。しかし、地元の人に出逢うのは、なかなかハードルが高いのもまた事実。どうやって出逢うのか? どうやって友達になるのか?という疑問に応えるべく、筆者が実践

なぜフランスでは、5月1日だけは誰でもスズランを売って儲けてもいいのか?

5月1日はメーデー(労働者の日)。多くの欧米の国と同じように、フランスでも祝日。オフィスも学校もスーパーマーケットも、全部、お休み。なんと公共交通も(多くの地域で)シャッターを下ろしてしまいます。まるで、クリスマスの朝みたい……と思いきや、街角はちょっと賑やか。お花屋さんはどこも(お菓子屋さんもいく

いまやマルセイユのシンボル「MuCEM(ミュセム)欧州地中海文明博物館」

なんとも幻想的な建物でしょう? アールヌーヴォーの曲線ともいえるけれど、素材も外観もとことんモダン。マルセイユ&南仏プロヴァンスが欧州文化首都を務めた2013年、マルセイユではいくつかの美術館がオープンしたりリニューアルされたりしたんですが、最も注目されていたのが、同年6月にオープンしたこのMuCE

隈研吾氏が設計したマルセイユ「FRAC美術館」の斬新さと、フランス人が感嘆した日本語スピーチとは。

前回の記事では、近代建築家の三大巨匠の1人であるル・コルビュジェの代表作、マルセイユのユニテ・アビタシオンについてご紹介しました。そんなコルビュジェのユニテ・アビタシオンに足を運んだ想い出を持つ建築家の1人が隈研吾氏。人生で初めて訪れたフランスはパリではなく、マルセイユだったそう。それも、船!で。「

三原山

伊豆大島へ東京からフェリーで行く方法をどこよりも詳しく解説します!

(2019年7月更新)東京に海の綺麗な美しい島・伊豆大島があるのをご存知でしょうか? 1時間45分、浜松町からジェットフェリーまたは大型船に乗ってたどり着くこの島は、東京都とは思えない美しい海と山があり、アクティビティも豊富。どうやって行くの? どこから行くの? フェリーでの詳しい行き方を、大公開い

素顔のフランスがここに。コルビュジェ(ユニテ・アビタシオン)で朝食を!

「マルセイユで何食べる?」と聞くと、まず多くの人が挙げるのがブイヤベース。そして、私の記事を読んで気に入ってくださった方なら、ケバブも!?忘れちゃいけないのが、朝ごはん。もう少し陽射しの延びる時期になったら、パン屋さんのテラスやカフェ・バーでご紹介したいところがいろいろ。今回は年を通じて、晴れても雨

ケバブを食べずにマルセイユは語れない…ソウルフードなんです。

KEBAB(ケバブ)、ご存知ですか?もともとは、中東諸国料理のケバブ。国によって、少しずつ形も発音・綴りも違うものだったのが、今では、世界中で知られるファストフード的存在として広がっています。そういえば、この頃では、日本でも見かけますよね。でも、やっぱり国ごとに少しずつ特色あるようで、NYでは、串焼

知る人ぞ知る、カンティーニ美術館で。シルヴァ特別展のプレミア・レセプションの様子とは?

フランスの美術館は、大小さまざま。公的に創られた近代的なものから、画家や彫刻家個人の住まいやアトリエがそのまま財団になっていたり、個人の蒐集品が邸ごとそのまま寄贈されていたり。どちらも、たいていが未成年の子どもは無料だったり、月に1度は全ての人に無料開放だったり、大きな美術館では、ノクターンと呼ばれ

フランス人は春まで滑る!南仏アルプスのスキー・ヴァカンスとは?

さて、フランスでは、スキーの季節が続いています。というよりも、ますますいい雪がついたところ。今年は、いつもよりさらに降雪開始が遅かったのと何度も繰り返してくれているので、スイスやイタリア国境の方まで足を延ばせば、まだまだ4月の春休みまでたっぷり滑れそうです。今週もまた降っていると、ニュースで見たばか