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現存する世界最古の映画館は、南フランスにある。

南仏プロヴァンスと言えば、ピーター・メイルの小説以来の、ゆったりのんびり、風光明媚や美味しいものを愉しむ暮らしのイメージ強いですが、史跡・名所、そして文化的なものもいっぱい。マルセイユを基点に南仏観光自由自在シリーズ。今回は、知る人ぞ知るLa Ciotat(ラ・シオタ)とEden-Théâtre(エ

過ぎた時間はお金じゃ買えない。パリジェンヌのスキンケア事情を垣間見る

"フランス女性は、何歳になっても女性でいることを忘れない"と聞いたことありませんか?確かにその通りかもと思わせられる部分もあるものの、正確には、"フランスの女性は何歳になっても自分でいることを忘れない"-ような気がします。 (さらに…)

本場のチーズ屋さんの贅沢な品揃え。フランスのチーズ事情は美味しくて楽しい!

フランスの家庭の戸棚に必ず(といえるほど)あるのがChocolat(チョコレート)、そして冷蔵庫に欠かせないのがFromage (チーズ)。ごくごくたまに、チーズ嫌いというフランス人もいますが(友人にも1人います)、フランス人やフランスの食卓にとってのチーズは、日本のお漬物みたいな感覚かも。さまざま

温泉に浸かるサルが見たいあなたへ。「地獄谷野猿公苑」徹底解説

新年になったとはいえ、まだまだ寒い日が続く今日この頃。そんな寒い日には温泉に入って温まりたい思う方も多いかと思います。ところが、温泉でほっこりしたいと思うのは人間ばかりではない模様。長野県北部の山の中にある「地獄谷野猿公苑」では、寒いなか温泉に浸かって気持ちよさそうにしているニホンザル達の姿を見る事

三陸の牡蠣が、フランスの危機を救う。そして日本の震災後立ち上がったのは、フランスの牡蠣業者。

フランスで嬉しい美味しいことはいっぱいあるんですが、そのひとつが、"1年中" 新鮮な生牡蠣を楽しめること! 実は、あまり知られていませんが、その一部は日本の三陸産の牡蠣がルーツなんですよ。今回は、そんなフランスの牡蠣にまつわるお話です。 (さらに…)

新島, 湯の浜露天温泉

温泉天国の「島」が東京にある!伊豆諸島の大自然の中の温泉たちを厳選!

水平線に沈む夕日を見ながら温泉に浸かる、夢のような体験が東京の島で出来ることをご存知だろうか。伊豆諸島は実は知られざる温泉天国。多くの温泉が海沿いにあり、真っ青で美しい海を臨みながら温泉に浸かることができる。中には、この最高の景色で無料!?という温泉も。筆者が行った中でぜひ訪れてほしい伊豆諸島の温泉

フランスでは国産キャビアが新事業として伸びている!その秘密に迫ってきた

魚卵は苦手という人の目立つフランスなのに、これだけは別モノ……と愛されているのがチョウザメの卵。そう、キャビアです。メゾン・ド・キャビアという専門老舗もあるフランス。レストランでいただくお料理でだけでなく、家庭でも、折ある毎に愉しむ食材。とはいえ、10gで何千円にもなる高級食材なのはフランスでも同じ

「有給休暇5週間」が伝統。フランス人たちのバカンスの過ごし方を参考にしてみる

年5週間の有給休暇はもはや伝統なフランス。一般的に、どの職業でも同様の権利を持っています。そこで、どのようにヴァカンスを過ごすかが重要になってきます。今回は、フランスのヴァカンスの過ごし方についてご紹介します。 (さらに…)

フランスのサンタさんは、いい子には何個もいっぱいプレゼントを持ってきてくれる。

サンタクロース、いつまで信じていたか覚えていますか?フランスでは、ずいぶん大きくなるまで信じている子が目立つんですが、小学校の高学年までには、さすがにほぼ全員が"真実"を知ります。でも、たまに、中学生になっても信じているという子もいて、クリスマスを家族(親族)で過ごす習慣の家庭が多い国ならでは。今回

スペインならではの美しい小道。マドリードのクリスマス・イルミネーションを歩いてみました

カタルーニャ州の独立問題で揺れた、この秋のスペイン。事態は収束してはいないまま迎えている年の暮れですが、首都マドリードのクリスマスイルミネーションは、こんなに素敵です。街の賑わいや人の様子も、いつも通り(だそうです)。 (さらに…)

ゲイのクリスマス市まで…!ドイツ・ミュンヘンの個性的なクリスマスマーケットを歩いてみました

ヨーロッパの風物詩、クリスマス市。どこの国でも大きな街ではマーケットが立ち並び、どこも大抵同じようなものと思っていました。パリのシャンゼリゼ大通りのクリスマス・マルシェが今年から廃止になったんですが、その理由のひとつも、伝統工芸品や季節の名品はどんどん減って、ジャンクフードやおもちゃ、外国の民芸品な

モン・サン・ミッシェルは「湾の裏側」も見てほしい。地元フランス人の過ごし方とは。

10数年ぶりle Mont Saint Michel (モン・サン・ミッシェル)に行ってきました。フランス人の夫にとっても、その両親にとっても(どうやら前回は夫の子ども時代だったそうなので)、数十年ぶり。そして、14才の息子にとっては、初めて。フランス暮らしをしているのに意外!と思われる方、多いでし

子どもも大好き「フォアグラ」、フランスでは家庭料理の定番食材です。

南西フランス名産のひとつ・フォアグラ。高級食材とはいえ、フランスでは季節の行事やお祝い事に欠かせない食材のひとつ。人気のごちそうメニューのひとつとして、家庭でも親しまれているんです。そんなフランスのフォアグラについてお伝えします。 (さらに…)

賞味期限は2日間。今や世界中で大人気、フランスのメレンゲ菓子とワッフルのお店とは

気候風土の違いのせいか、北フランスと南フランスでは食習慣がちょっと異なりますが、南仏が地中海沿いの隣国イタリアやスペインと食の繋がりがあるように、北フランスだとパリまで、もしくはパリからいきなり他国の都市に進出展開する店も少なくなくて、ここもそのひとつ。その名もAux Merveilleux de

東京・三宅島が廃墟ファンにオススメなのは、噴火で埋まった学校や鳥居が現存するから

日本には数多くの廃墟がある。長崎の軍艦島や奈良県の奈良ドリームランドなどが有名だが、ここ伊豆諸島・三宅島にも廃墟ファンが心を踊らせる場所がある。多くの廃墟のように過疎化や来場者が減ったことなどで致し方がなくクローズしたものではなく、そこは自然の偉大な力、そう、噴火で溶岩が流れ込んだことにより廃墟とな

パリ・2017年のイルミネーションは派手さはないけど、やわらかい光に包まれる。

今年も、始まりました。パリのイルミネーション。2017年は、こんな感じ。大通りや目抜き通りの派手な装飾は年々なくなってきている分、心ほーっとさせられる、やわらかい光に包まれたNoël (クリスマス)の飾り付けが、街のそこここで見られます。従来、1番勢いのあったはずの2ヶ所(オスマン大通りとシャンゼリ

米や醤油は日本から、魚は地中海。フランス・ニースに夢のような鮨屋がオープン!

10月、ニースに、本格的なお鮨の店がオープンしました。表には看板もないし、一見、そうとは見えないつくり。でも、長いこと待ち望んでいたグルメなフランス人たちの間では、すでに知る人ぞ知る存在。何しろ、お米やお醤油・酢などの調味料は、本場・日本から厳選されたものを取り寄せ、鮨ネタの魚介類は目の前の地中海の

フランスからの久々の一時帰国で、日本の「おもてなし」を体感してみた

フランスでの日本人気は、年々上がっていて、どんどん旅行者も増えています。私の周りでは、出張で出掛けて気に入り、次にプライべートでパートナーや家族とのヴァカンスというパターンが目立つんですが、彼らは日本の清潔さと安全性、そして礼儀正しさに、まず感嘆するよう。また、子連れでも躊躇しない大きな理由は、人の