• 京都のフォトジェニックな和洋菓子みやげを7つ紹介します。 | TRIP'S(トリップス)

    京都のフォトジェニックな和洋菓子みやげを7つ紹介します。
    日本

    日本が世界に誇る古都、京都。日本を代表する観光地だけあって、これまでに数えきれないほどの名物菓子が生まれてきました。

    昔ながらの八つ橋などに加え、近年存在感を増しているのが、見た目も絵になるフォトジェニックなお菓子。おいしいものがいっぱいの京都だけに、もちろん味だって外しません。

     

    お土産だってどうせなら見た目も可愛いものを。京都で手に入れたい、フォトジェニックな和洋菓子をご紹介します。

    京あめクロッシェの京あめ

    近年、京都土産として人気が高まっているのが、「京あめクロッシェ」のあめ。

    京あめクロッシェは、創業1876年、京都で最も古い歴史をもつ京あめの老舗「今西製菓」がプロデュースしたブランドで、伝統的な飴をモダンにアレンジしているのが特徴です。

     

    京都の熟練の技とヨーロッパの発色技術が融合して生まれた京あめの数々は、宝石のように色鮮やかで斬新。たまたまお店の前を通りかかった人もついつい足を止めてしまい、小さな子どももあめとはわからず、「これなあに?」と興味を示すほど。

    クロッシェの京あめは、すべて手作り。おもな材料は砂糖と水飴というシンプルなものだからこそ、職人がその日の気温や湿度に合わせて少しずつ材料の配合や工程を変えて、最高の味に仕上げています。

    色とりどりの京あめは、大小合わせて25種類ほど。斬新な色使いのみならず、ネーミングもユニークで、「白絹手鞠」や「瑠璃」といった日本的なものに加え、「アール・デコ」「ブルゴーニュの収穫」といったフランス風のものもあります。

    その一つひとつにストーリー性が感じられるクロッシュの京あめは、見た目のかわいらしさもあいまって、あれこれ手に取って試してみたくなる魅力があります。

     

    味もそれぞれに個性が際立つ優しい甘さで、ひとつ食べれば、ふたつ、みっつと次々と手が伸びてしまいます。

    京あめクロッシェの店舗は、四条エリアの本店に加え、京都タワーサンド店、ジェイアール京都伊勢丹店があります。今回筆者がお邪魔したのは、京都タワーサンド店。京都駅前にあり、人気の高いほかの京都名物もいっしょに購入できて便利です。

    「京あめクロッシェ京都タワーサンド店」

    住所:京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1 京都タワーサンド1F

    電話:075-708-2573

    公式HP:http://crcht.com/

    UCHU wagashiの落雁

    落雁(らくがん)は、穀類の粉に砂糖や水あめなどを加えて練り、木型に押して乾燥させた日本の伝統菓子。若い世代では、落雁を食べたことがない、あるいは落雁と聞いてもどのようなものかピンとこないという人も少なくないことでしょう。

     

    しかし、近年若い世代を中心に注目されている落雁があります。それが、「人をわくわくさせたり、しあわせにする和菓子」がコンセプトの「UCHU wagashi」の落雁。

     

    明るくスタイリッシュな店舗、従来の和菓子のイメージを覆すモダンなパッケージ、見た目もポップなお菓子と、若い世代がつい入りたくなるようなお店なのです。

    看板商品は、ピースを組み合わせて自分だけの形を作ることができる落雁「drawing」。お絵描き気分で楽しみたい、新しい落雁のカタチです。

    見た目はモダンですが、その素材や製法は伝統的。UCHU wagashiの落雁は、選びぬいた素材を使って、手仕事で作られています。落雁の味や口どけは湿度や温度に影響されるため、その微妙な加減ができるのは職人のみなのです。

     

    上質な和三盆糖を使った、口のなかですーっととろけるUCHU wagashiの落雁。上質な抹茶とともにゆっくりと味わいたいものです。

    「UCHU wagashi京都タワーサンド店」

    住所:京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1 京都タワーサンド1F

    電話:090-8129-2169

    公式HP:http://uchu-wagashi.jp/

     

    都松庵のAN DE COOKIE

    「都松庵(としょうあん)」は、1950年創業のあんこ屋。水ようかんなど、昔ながらの和菓子も手がける一方で、従来のあんこの概念にとらわれない独創的でモダンなあんこスイーツを生み出しています。

     

    そんな都松庵の看板商品が、「AN DE COOKIE(アンデクッキー)」。あんこや国産米粉を使ったクッキーで、ぐるなびプロデュース「こちら秘書室」公認の「接待の手土産」にも選ばれています。

    プレーン、抹茶、きなこ、フランボワーズ、アールグレイなどさまざまなフレーバーがあり、味によって色の異なるポップなキューブボックスも可愛らしいと評判。一箱のサイズが小さいので、一つずつ多くの人に配ったり、何種類かを組み合わせてカラフルな贈り物にしたりと、さまざまな場面で活躍します。

    キューブボックスに入っているのは、ボール状のクッキー。軽く噛んだだけでほろりと崩れるいままでにない食感は、あんこのなせるわざ。ほかのクッキーとはまったく違う、独特の食感にやみつきになってしまいます。

     

    それぞれのフレーバーの再現性も見事。ほろ苦い本格抹茶の、香り高く上質なきなこ、甘酸っぱくさわやかなフランボワーズの味が、上品に表現されているのです。それぞれに個性が際立つAN DE COOKIEは、フレーバーを変えればまったく異なるおやつを食べている気分になれます。

     

    従来の「和菓子・洋菓子」のカテゴリーにはあてはまらない、新感覚のあんこスイーツ。小麦粉を使わないグルテンフリーなので、身体に優しいのも嬉しいですね。きなこは緑茶と、アールグレイは紅茶と、フランボワーズはシャンパンと……さまざまな飲み物とのマリアージュを楽しんでください。

     

    本店は堀川三条ですが、京都タワーサンドにも店舗があります。

    「都松庵京都タワーサンド店」

    住所:京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1 京都タワーサンド1F MARKET

    電話:075-708-5198

    公式HP:http://www.toshoan.com/

    俵屋吉富のまいこちゃんボンボン

    「俵屋吉富(たわらやよしとみ)」は、創業1755年の老舗京菓子屋。餡や餅、最中などを使った伝統的な和菓子に定評があるだけに、「フォトジェニック」というイメージはありませんが、直営店限定で販売されている「まいこちゃんボンボン」がとってもかわいいと評判なのです。

     

    まいこちゃんボンボンが購入できるのは、俵屋吉富の直営店のみ。百貨店内のショップなどでは購入できないので注意してください。

    まいこちゃんボンボンを手に入れるなら、地下鉄今出川駅近くにある本店を訪ねるといいでしょう。現在の俵屋吉富本店の建物は1933年に建てられたもので、歴史を感じさせるたたずまいが、老舗の風格を物語っています。

    「まいこちゃんボンボン」は、着物や花かんざしなどのモチーフで京舞妓を表現した砂糖菓子。カラフルな見た目はアクセサリーのようで、食べるのがもったいないほど。

     

    表面のキャンディー部分を噛むと、中からリキュールと日本酒を使ったお酒のシロップがジュワーッと飛び出してきます。甘さは強めながらもお酒の風味がきいた大人の味わいで、濃いめに入れた緑茶など、渋みのある日本茶と良く合います。

     

    まいこちゃんボンボンに加え、京野菜賀茂なすや聖護院かぶといった京野菜をモチーフにした「リキュールボンボン京野菜」も販売されているほか、ハロウィンやクリスマスなど季節ごとの限定ボンボンも登場します。異なる種類を集めて、並べて食べるとさらに贅沢な気分になれそうです。

    「俵屋吉富本店」

    住所:京都市上京区室町通上立売上ル

    電話:075-432-2211

    公式HP:http://www.kyogashi.co.jp

    ベルアメール京都別邸のタブレットショコラ

    これぞフォトジェニック!そのビジュアルが驚きと感動の域に達しているのが、「ベルアメール京都別邸」のタブレットショコラ。

    お茶や果物、日本酒など、国産素材を使った見た目にも美しい高級チョコレートブランドとして人気を集めているベルアメールの商品ラインナップのなかでも、お土産として気軽に購入しやすい手のひらサイズのチョコレートです。

    しかし、単なる板チョコと侮るなかれ。高級感漂う京友禅和紙を使ったパッケージを開けると、パッケージ以上に美しいチョコレートがお目見え。日本の風景をモチーフにした10種類ほどがあり、写真は抹茶味の「鶴亀」と、苺と甘酒味の「桜」です。

     

    日本のチョコレートとしてやや甘みが強めながら、素材の味が際立っており、抹茶のほろ苦い風味や、苺のフルーティーさ、甘酒のまったりとした濃厚な味わいなどが、見事に表現されています。

    そのあまりの美しさゆえ、食べてしまうのはかなりの勇気を要しますが、見た目だけでなく味も完成度の高いベルアメールのチョコレート。これほど確実にプレゼントした相手を驚かせられるお菓子はなかなかないでしょう。

     

    今回購入した店舗は、銀閣寺店。ほかに三条にも店舗があります。

    「ショコラ ベルアメール京都別邸銀閣寺店」

    住所:京都市左京区銀閣寺町75-1

    電話:075-771-1005

    公式HP:https://www.belamer-kyoto.jp/index.html

    よーじやカフェの抹茶くりーむさんど

    あぶらとり紙などの化粧小物や化粧品で知られる、「よーじや」。よーじやが展開するカフェで、オリジナルのお菓子を販売しているのをご存じでしょうか。

    そのひとつが、「抹茶くりーむさんど」。京せんべいに濃厚な抹茶クリームをサンドしたモダンな和菓子で、クッキーの表面にはよーじやカフェのシンボルである「あの顔」のカプチーノのマークがデザインされています。

    あぶらとり紙などのよーじや商品にプリントされている顔とは違って、単純化されたポップでマンガチックな顔がまた可愛らしいですね。

     

    この抹茶クリームサンド、パッケージや見た目の可愛らしさはもちろんのこと、味だって侮れません。サクサクとした薄い京せんべいのなかには、宇治抹茶の本格的な香りと苦みが味わえる、鮮やかな緑色の抹茶のクリーム。見た目よし、味よしで、お土産にしたら喜ばれること間違いなしです。

     

    京都のよーじやカフェは嵯峨野嵐山、祇園、銀閣寺の3店舗に加え、京都駅の新幹線コンコースによーじやカフェグッズの専門店があります。

    「よーじやカフェ銀閣寺店」

    住所:京都市左京区鹿ヶ谷法然院町15

    電話:075-754-0017
    公式HP:http://www.yojiyacafe.com/index.html

    マールブランシュ加加阿365のちょこっとエクレア

     

    「マールブランシュ加加阿365」は、お濃茶ラングドシャの「茶の菓」で知られるマールブランシュがプロデュースするチョコレート専門店。

     

    こだわっているのは、京都らしさが感じられる「ほんまもん」のチョコレート。「加加阿365」という店名には、毎日をていねいに暮らす京都の「日々是好日」の精神にもとづいて、「加加阿のある暮らし」を提案するという意味が込められています。

     

    加加阿365の商品のなかでも、その可愛らしさに一目ぼれしてしまう人続出なのが、祇園店限定の「ちょこっとエクレア」。その名の通り、細長い小さめサイズのエクレアで、チョコプレートには舞妓さんやかんざしなど、京都らしいモチーフが描かれています。

    ホワイトチョコレートがのった「おちょぼ」とミルクチョコレートがのった「かんざし」、ブラックチョコレートがのった「おはな」の3種類。チョコレートガナッシュ入りの香り豊かなカスタードクリームが入ったエクレアは、適度な甘さで上品な味わい。人気商品につき、確実に手に入れるに早めの来店をおすすめします。

    エクレアは生菓子なので、もっと日持ちするものがほしいという場合には、加加阿365オリジナルキャラクターの「加加阿ちゃんスティックチョコレート」はいかがでしょう。

     

    子ども時代を思い出すような遊び心たっぷりの見た目ながら、味は大人向けの本格派。味はオレンジ×ビター、キャラメル×ビター、いちご×ビターの3種類。表と裏で味が異なる2層になっていて、異なる味が混じりあうほろ苦いチョコレートはやみつきになるおいしさです。

    マールブランシュ「加加阿365祇園店」

    住所:京都市東山区祇園町南側570-150

    TEL:075-551-6060

    公式HP:http://www.malebranche.co.jp/

    近年の京都土産のトレンドを支えているのは、京都の伝統的なお菓子をモダンにアレンジして洗練させたものや、日本の素材と外国のお菓子をミックスさせたハイブリッドなもの。

    いずれの場合も、見た目も可愛らしさや美しさ、楽しさは重要なポイントになっています。

     

    昔からあるような伝統的なお菓子でも、モダンでフォトジェニックな商品が登場することで、再び脚光を浴びることも。古くからあるお菓子を現代のニーズに合わせて進化させることは、ある意味で伝統を守ることにもつながっているのではないでしょうか。

    ドイツ人夫もびっくりの美しさ

    今回ご紹介したお菓子のなかで、周囲の反響が最も大きかったのがベルアメール京都別邸のタブレットショコラ。京友禅和紙を使ったパッケージも美しいですが、中身はさらに想像を超えて美しい!

    日本ほど食べ物の見た目の美しさを追求しないドイツ出身の夫も、「これはどこで買えるの?」と興味津々。「次回ドイツに帰省する際にはこれをお土産にしよう」と考えているようでした。

    なんでもかんでも見た目が一番というわけではありませんが、圧倒的な見た目の良さはそれだけで感動を生みます。誰だって、味が同じなら見た目が美しいほうがいいですよね。海外の人にお土産を渡す機会があったら、日本の美しいお菓子をプレゼントして、びっくりさせちゃいましょう。

    この記事を書いた人

    はるぼぼ

    はるぼぼ旅するライター・ブロガー

    和歌山出身。東京での会社員時代、旅先の長野でドイツ人夫に出会う。5ヵ月間のアジア横断旅行と2年半のドイツ生活を経て、2018年7月日本に帰国。これまでの海外旅行歴は60ヵ国240都市。特に目がないのが、「旧市街」「歴史地区」と名のつく古い街並みを歩くこと。旅のリアルな「ワクワク」をお伝えします。

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