西表島で幻の花「サガリバナ」の絨毯にであう
日本

みなさんは「サガリバナ」という植物をご存知でしょうか。熱帯・亜熱帯の湿地で見られる植物で、夜に咲き翌朝には散ってしまうため“幻の花”と呼ばれています。日本でも奄美大島以南で見られますが、見られるのは6月下旬から7月下旬頃だけ。
今回はマングローブのジャングルをサガリバナを求めてカヌーで探索する、ADVENTURE PiPi(アドベンチャー ピピ)のサガリバナクルーズに挑戦してきましたのでみなさんに幻の花をお見せします!!

暗いうちが勝負!朝5時にホテルを出発


サガリバナは夜咲いて、朝には散ってしまいます。なので、見るためには時間との勝負! ADVENTURE pipiのツアーでは早朝にホテルにお迎えに来てくれてます。

この日は5時にお迎え。クルーズポイントに到着しても、星や月もまだ見えるような暗さ。


暗いので足下に気をつけながら、カヌー出発地点までほんの少し歩きます。ライフジャケットやウォーターシューズは貸してもらえますよ。

ADVENTURE pipiのサガリバナクルーズは上原港から近いクーラ川で行います。

歩く距離もボートを漕ぐ距離も少なく、川幅も狭いので初心者でも気軽に参加できます。

初心者でも安心のカヌーで上流へ

サガリバナクルーズの方法は、カヌーとSUPがありますが、初心者は安定性のあるカヌーがおすすめ。

ADVENTURE pipiがサガリバナクルーズに利用するクーラ川は流れが穏やかで川幅も狭いので、ガイドさんと離れてしまう心配もありません。基本、後ろの人ががんばって漕ぐ感じですので、前に乗った人は楽ちんできます(笑)


しばらく漕ぐと、ひとつふたつとサガリバナが流れてくるのが見られます。「あれ?これだけ?」と思っているとガイドさんから「この先に群生していますよ」と、心を見透かされたようなお言葉が(笑)

流れてくるサガリバナもどんどん増え続け、期待も高まっていきます!

サガリバナにご対面!

そして……、バニラのような甘い香りが漂い始め、とうとうサガリバナとご対面!

フワフワしていて不思議な形をしています。夜に咲いて朝明るくなると散ってしまいます。「散る」というよりも「落ちる」という表現のほうがしっくりきます。

同じ川のサガリバナでも、白っぽい花やピンクがかった花、濃いピンク色をした花と、バリエーション豊富。色の違いは塩分濃度が関係しているとも言われています。

タイミングが良ければサガリバナが沢山!

川の奥にはサガリバナが群生する場所があります。
濃厚な香りにと不思議な姿をしたサガリバナに囲まれて、とても幻想的な雰囲気。

ただでさえ見られる期間が短いサガリバナですが、旅行者の旅程がサガリバナの最盛期に当たる確率もなかなか難しい。

運よく最盛期に訪れることができれば、写真のようにサガリバナが地面一面に広がる、まさにサガリバナの絨毯に出会えます。

サガリバナは儚く散るものではなく、ボトッと落ちます。時には私たちの頭の上にも……(笑)
サガリバナが落ちるのを見ると幸せが訪れるという言い伝えがあります。最盛期にはそんなこと気にしなくても、あちらこちらで「ボトッ!」「ボトッ!」と落ちまくっています。薄暗かったマングローブ森が明るくなるにつれて、サガリバナが落ちる間隔も加速していきます。

 

ツアー参加のタイミングによっては、少ししか見られないこともあるらしいのですが、こればかりは自然のことですので運を天に任せましょう。

川に落ちたサガリバナの花は、そのままゆっくりと川の流れに乗って下流へ流されて行きます。

フワフワしたサガリバナの花が、甘い香りを放ちつつゆったりとした流れを漂う姿はとても幻想的です。

明るくなったマングローブの森を観察

 

サガリバナを堪能してボート置き場へ。ツアー開始時には暗くて気が付かなかった植物や生き物を観察するのも楽しいですよ。

地面には不思議な穴や模様が。よく見るとカニやヤドカリ、ハゼなどの生き物が沢山生活しています。

こちらの細長い物体はマングローブの種。これが地面に突き刺さり、運が良ければ立派なマングローブに育ちます。

朝は暗くて見えなかった場所も明るくなり、素晴らしい景色に気づくでしょう。ベタ凪だと水鏡のような光景に出会えることも。

 

サガリバナ以外にも感動ポイントが多いサガリバナクルーズ、朝ちょっと早起きして挑戦してみませんか?

日本最後の秘境・西表島では朝から夜まで寝る間も惜しんでアクティビティ三昧がオススメです!

西表島ADVENTURE pipi(アドベンチャー ピピ)
https://iriomote-pipi.com/

この記事を書いた人

ひとりっぷ

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日本各地を旅するトラベルライターです。新しい施設や季節のイベント、注目の観光スポットをいち早くご紹介します。基本一人旅(ひとりっぷ)ですので、同じ旅スタイルの方はご参考にしていただければ幸いです。

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