いまやマルセイユのシンボル「MuCEM(ミュセム)欧州地中海文明博物館」
なんとも幻想的な建物でしょう? アールヌーヴォーの曲線ともいえるけれど、素材も外観もとことんモダン。マルセイユ&南仏プロヴァンスが欧州文化首都を務めた2013年、マルセイユではいくつかの美術館がオープンしたりリニューアルされたりしたんですが、最も注目されていたのが、同年6月にオープンしたこのMuCE
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2017.04.27
なんとも幻想的な建物でしょう? アールヌーヴォーの曲線ともいえるけれど、素材も外観もとことんモダン。マルセイユ&南仏プロヴァンスが欧州文化首都を務めた2013年、マルセイユではいくつかの美術館がオープンしたりリニューアルされたりしたんですが、最も注目されていたのが、同年6月にオープンしたこのMuCE
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2017.04.27
前回の記事では、近代建築家の三大巨匠の1人であるル・コルビュジェの代表作、マルセイユのユニテ・アビタシオンについてご紹介しました。そんなコルビュジェのユニテ・アビタシオンに足を運んだ想い出を持つ建築家の1人が隈研吾氏。人生で初めて訪れたフランスはパリではなく、マルセイユだったそう。それも、船!で。「
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2017.04.26
「マルセイユで何食べる?」と聞くと、まず多くの人が挙げるのがブイヤベース。そして、私の記事を読んで気に入ってくださった方なら、ケバブも!?忘れちゃいけないのが、朝ごはん。もう少し陽射しの延びる時期になったら、パン屋さんのテラスやカフェ・バーでご紹介したいところがいろいろ。今回は年を通じて、晴れても雨
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2017.04.18
KEBAB(ケバブ)、ご存知ですか?もともとは、中東諸国料理のケバブ。国によって、少しずつ形も発音・綴りも違うものだったのが、今では、世界中で知られるファストフード的存在として広がっています。そういえば、この頃では、日本でも見かけますよね。でも、やっぱり国ごとに少しずつ特色あるようで、NYでは、串焼
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2017.03.28
フランスの美術館は、大小さまざま。公的に創られた近代的なものから、画家や彫刻家個人の住まいやアトリエがそのまま財団になっていたり、個人の蒐集品が邸ごとそのまま寄贈されていたり。どちらも、たいていが未成年の子どもは無料だったり、月に1度は全ての人に無料開放だったり、大きな美術館では、ノクターンと呼ばれ
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2017.03.22
ラヴェンダーの香りに満ちた工房で、ほーっとひと息してきました。先日ご紹介した、港に面したマルセイユ石鹸博物館では、自分だけの石鹸を作って持ち帰れるアトリエ付きの見学コースも始まっているんです。30分もあれば出来てしまうし、空いている時間帯なら1人でも随時受け付けてもらえると聞いたので、ちょうど朝1番
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2017.03.07
フランス人は意外と迷信好き。よく知られるところでは、パンを裏返しにおいてはいけないとか、ワインの最後の1杯になるのを避けるとか……。そして、シャンドゥルールに金貨を握り締めてクレープをひっくり返して願い事をしたり。(※編集部注:シャンドゥルール=「聖燭祭の日」。クリスマスから40日後にあたる2月2日
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2017.02.02
"SAKAI~!Sushi, c'est BO~N!Allez~!"(サカイー~!スシ、オイシイ~!行け~!)……って、フランスのサッカー・スタジアムでティーン達が叫んでたら、どう思います?実は私は、酒井選手をからかってるのかと思っちゃったんです。知っている子達だったので、「ちょっと、言葉に気をつけ
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2017.01.25
マルセイユに来たら、ぜひ味わってほしい、素敵な風景・美味しいものも尽きないけれど、見て知って(文字通り)肌で感じていただきたいのが、石鹸!有名無名様々な作り手がいて、その数は90にも上ると言われています。人によっては、贔屓のメーカーがあったりもするようですが、マルセイユ石鹸と名のついている(きちんと
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2017.01.13
日本でも、ずいぶん知られるようになったLa galette des rois(ガレット・デ・ロワ)。フランスでは、もともとカトリックの行事のひとつ、1月6日の公現祭(L’Epiphanie:レピファニー)のお菓子として広まりました。 (さらに…)
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2017.01.06
クリスマスの民族大移動が始まりました。カトリックを信仰する家庭の多いフランスなので、Noël(ノエル)クリスマスは特別なもの。24日のイヴの夜や25日のお昼には、家族や親族・近しい人が集まって、伝統スタイルの食卓を囲みます。たとえば、パリの夫の実家ではこんな感じ。いつもと違うテーブルクロス、普段はし
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2016.12.22
12月になりました。クリスマスのイルミネーションが始まるとすぐに街はどんどん人で溢れます。というのも、フランスでは、クリスマスの贈り物を交わすのは、多くの人にとって、とても大切な習慣。お歳暮の習慣こそないものの、親しい間柄や仕事関係で、ちょっとしたパニエ(と呼ばれる贈答用カゴ)に、美味しいものや石鹸
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2016.12.14
フランスの家庭で大切にされているクリスマスの習慣のひとつ、「クレッシュ」の飾り、そして「サントン人形」をご存知ですか? 元々はカトリックが宗教弾圧を受けていた時代に始まった置物ですが、今ではカトリックだけでなくクリスマスを愛する世界中の人々が楽しんでいます。今回はそんな、大人から子どもまで、思い思い
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2016.11.21
南仏プロヴァンスの、"冬の小麦の種蒔き"をご存知ですか? 昔からこの地方に伝わるクリスマスの祝い方のひとつで、12月4日に多くの家庭で種蒔きをする風習があるんです。今回はそんな、プロヴァンスの素敵なクリスマスの習慣をご紹介します。 (さらに…)
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2016.11.11