東洋一の蓮が広がる 新潟県上越市にある高田城址公園はまさに緑のオアシス
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東洋一の蓮が広がる 新潟県上越市にある高田城址公園はまさに緑のオアシス

上越市高田にある高田城址公園の周辺を車で走っていると突然緑の群生を発見。遠くからは草原のように見えましたが近くでよく見るとなんと蓮。夏の時期は西の堀を覆いつくすように蓮が一面に広がります。その光景は東洋一といわれるほどで高田城址公園はまさに緑のオアシス。今年の暑い夏は緑に癒される高田城址公園がおすすめです。

東洋一の蓮が広がる 新潟県上越市にある高田城址公園はまさに緑のオアシス

西と南の堀に広がる蓮は絶景

高田城址公園内は歴史博物館や陸上競技場、野球場などが整備され外堀となる西堀、南堀に夏の時期になると蓮が一面覆いつくします。水が隠れるほどに覆いつくされた蓮の光景はまさに絶景! 遠くに見える赤い西堀橋との対比が絵になります。

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城址公園内は散策をすることができますが、春は桜の名所としても知られています。内堀添いには桜の木々があり夏は生い茂る緑に癒されます。

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公園内に再建された三重櫓

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城址公園内は手入れがされており再建された高田城三重櫓が土塁の上に築かれています。再建ではありますが当時の雰囲気が伝わり歴史を感じます。

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北国街道や北陸道が通る高田の街に高田城が築城されたのが1614年。

徳川家康の6男・忠輝が幕府の命令により着手しました。この忠輝の義理の父はあの伊達政宗。出羽米沢城主の上杉景勝や加賀金沢城主の前田利常など13名の大名がこの工事に関わりその総裁を伊達政宗が務めたといわれています。


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高田城には天守閣はありません。また石垣がなく全体に土塁をめぐらせていることが特徴となっています。

6月には三重櫓の周辺にアジサイの花が咲き写真スポットとしても知られています。


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階段を上っていくと三重櫓の入り口があります。中は歴史博物館のようになっていて櫓の上まで行くことができます。(有料)

上越市立歴史博物館もおすすめ

東洋一の蓮が広がる 新潟県上越市にある高田城址公園はまさに緑のオアシス


西二の丸広場に面して造られた上越市立博物館。何度かリニューアルをしていて「越後の都」として栄えた歴史がわかりやすく展示されています。有料ですがさきほどの三重櫓との共通券もありお得になります。


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一階奥のラウンジは誰でも無料で入る事ができます。内堀の緑がきれいに映り込む解放感あふれる空間です。


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2階は有料の展示スペースとなっており3階にあたるRF階は無料の展望デッキがあります。

お天気がいいと妙高山も見え緑の中にたたずむ三重櫓を見下ろすこともできます。

カフェとショップも併設されており新潟の民芸品でもある可愛らしい「三角だるま」も販売されています。厄除けとして作られているそうですがこちらは博物館オリジナルの柄です。


東洋一の蓮が広がる 新潟県上越市にある高田城址公園はまさに緑のオアシス_三角だるま


歴史と自然の両方を楽しめる場所でした! この夏のお出かけ地としてぜひご参考にしてください。


●高田城址公園

新潟県上越市本城町44-1

この記事を書いた人

小春日和

小春日和旅行コンシェルジュ 現役添乗員

これまで約200回、50か国以上を旅してきた大の旅好き。社会人になってからスペイン語も習得し、スペインはもちろん、イタリア、ポルトガル、フランス、イタリア、中南米が特に詳しいです。 東京と京都に拠点をおき、国内も時間のある時は車でドライブ。常に何か面白いものはないかとアンテナをはっています!かわいらしい小物やお菓子が大好きです。

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