富士山を望む町、静岡県三島は新幹線も停車するため、近年ではベッドタウンとしても人気がありますが、実はパワースポットの観点から見ても大変魅力的。というのも町中から富士山の迫力ある姿が拝める上に、その富士山の雪解け水を源とする湧水と、過去の噴火で流れてきた溶岩が地盤にあるため、三島の町は日本最高のパワースポット・富士山の高い波動に包まれているのです。
そんな三島には源頼朝が戦勝祈願をした三嶋大社と、神社好きの間で「浄化力最高」と評価される瀧川神社が鎮座しているので、さっそく足を運んできました。
東海地方随一の神格―三嶋大社

JR三島駅から歩いて15分ほど。立派な鳥居がそびえ立つ三島神社が視界に入ります。創建の時期は不明ですが、奈良平安時代の古文書にはすでにその名が記録されていたように、富士山と海に挟まれた地形から、山と海の神が祀られた伊豆の国の一之宮として古い歴史を持つ神社だとわかります。
ご由緒

【ご祭神】
・大山祇命(おおやまつみのみこと)
・積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)
*事代主神は恵比寿様の別名
この二柱を「三島大明神」と総称して祀られており、中世以降は特に武家からの崇敬を集めてきました。特に伊豆に流された源頼朝が源氏の起死回生を願って参拝したことでも知られています。
頼朝が戦前に祈願し、見事に勝利したことから、幕府公式の崇敬神社としてその名が広がったのだとか。現在では上記の二柱の神々の性格から、諸産業の繁栄、衣食住の安定、航海の安全、商売繁盛など福徳を授けてくださる神社として、信仰され続けています。
境内

大鳥居からまっすぐ伸びる参道を、一番奥の御本殿まで進みましょう。1866年に創建された本殿は国の文化財に指定されています。時の名工による精緻な彫刻が施され、威風堂々としたたたずまいが印象的です。武士達から信仰を集めたのも納得のいく風格を漂わせています。

奈良や茨城の鹿島神宮でおなじみの鹿がいる「神鹿園」もお見逃しなく。古くから神の使いと言われてきたお鹿さまを拝みに行きましょう。とはいってもあくまで動物ですので、独特な匂いに包まれていることは申し添えておきす。苦手な方はマスク持参がオススメです。

筆者のイチオシパワースポットは、御本殿に向かって左側、客殿の近くにひっそり佇む「水神社」です。境内を流れる小川の起点であり、その水は富士山の伏流水。さらにここではお水くみが可能なので、富士山エネルギーに溢れたお水をいただけます!

参道脇には鎌倉時代以来、ほぼ同じ景観と言われる神池が目を楽しませてくれます。こちらの厳島神社での諸芸上達と開運招福のお参りをお忘れなく。

境内には頼朝とその妻北条政子が腰掛けた石も残され、参拝以外にも宝物館を含め歴史好きにはたまらない神社と言えます。

また湧水の町三島らしく、随所に湧水が流れ常に境内の気を、優しく清めているような印象を受けました。
●三嶋大社
静岡県三島市大宮町2-1-5
最強の浄化力を持つパワースポット!?―瀧川神社

鳥居をくぐった瞬間、滝の轟音がシャワーのようにふりかかり、きれいさっぱり清められた心地がしました。そこは三島駅前の賑わいからはずれた閑静な田園地帯。細い坂道を下った先に、控えめに鎮座する瀧川神社です。

書いて字のごとく、社殿脇には壇上の滝が絶え間なく水を落とし、かつては瀧不動と呼ばれた滝行の場であったことがうかがい知れます。

境内自体は広くありませんが、滝そしてその下を流れる小川から放たれる神々しいエネルギーこそが、この瀧川神社の本質といえるでしょう。社殿だけではなく滝に向かって手を合わせ、心を無にすると良いでしょう。

【ご祭神】
瀬織津姫神(セオリツヒメノカミ)
瀧川神社は記紀には記されていない浄化の女神「瀬織津姫命」を祀った全国でも珍しい神社の1つです。また上述の三島神社とも縁が深く、祭典の前日に神職がこの滝で禊を行ったと言われています。
筆者参拝の前日は、折しも三島では約10年ぶりとなる大雪となり、その名残が随所に散見される中、ひんやりとした冷気がより一層お清めのエネルギーを高めているように感じました。

SNSで調べてみると、スピリチュアル界隈では「強力な浄化のエネルギー」と表されている様子。個人的に瀬織津姫の神社にはご縁があるため今回参拝の運びとなったのですが、確かにこの瀧川神社は滝の迫力なのか、数分いるだけで心身がスッキリしたのです。
スケジュールに余裕があれば、瀧川神社で禊参りをしてから三嶋大社へお参りに行く流れが理想的なのかもしれません。

現在瀧川神社境内には社務所はなく、管理は三島神社が行っているそうです。ただし、御朱印やお祓いなどは実施されていないので、くれぐれも地域住民の方々の迷惑にならないよう、お参りだけに留めておきましょう。
●瀧川神社
静岡県三島市川原ケ谷755-1
富士山の雪解け湧水の源兵衛川を歩く

三島のパワースポットは神社仏閣に留まりません。町中の何気ない散歩道にも、気の良い場所が目白押し。中でも三島駅の目と鼻の先にある庭園・楽寿園の南口から南下するように流れる源兵衛川はぜひ足を運んでいただきたいです。流れる水はもちろん富士山の湧水。駅近だというのに、初夏にはホタルが舞うほどの清流。元は農業用水路だったのが、一時は生活用水で汚染されたのを、三島市が一丸となって清浄に努めた結果、現在の美しい川が蘇った経緯があります。

ここでは川辺ではなく、画像の通り飛び石を伝って「川の中」を歩く仕掛けになっています。筆者も実際に歩いてみて、落ちやしないかという不安も手伝って、普段よりもはるかに自然との一体感を感じられました。しかもこの川は元は富士山の雪解け水なのですから、散策しながらエネルギーを浴びることもできてしまうのです。
さらに足を運べばよりスケールの大きい湧水スポット「柿田川公園」もあるので、時間がある方はぜひ足を運んでみてください。
●源兵衛川
三島は土と水のエネルギーに守られた気のいい町だった

三島を訪れて感じたのは、町そのものがパワースポットだということ。

例えばこちらの画像は、町中の公園の地表に現れる溶岩の痕跡です。何気ないところで大自然の力に触れられるのですから、町自体がまるでジオパークのよう。
富士山由来の湧水が町を流れ、所々に溶岩の痕跡が地表にむき出しになっていることから、三島は日本一の山のパワーに溢れた土地なのです。ほかにも筆者が歩く中で、ただならぬ気配に脚を止めた場所がたくさんありました。きっとあなたも三島を訪れたら、強力なエネルギーに包まれた、お気に入りパワースポットを見つけられるはずですよ!




