空港には早めに到着して、ラウンジでゆっくり過ごすという人は多いのではないでしょうか? ところが、信州まつもと空港にはラウンジがない! その代わり素敵な癒しスポットが空港に隣接。信州まつもと空港を利用するならぜひ立ち寄りたい「信州スカイパーク」をご紹介します
信州まつもと空港
「日本で一番空に近い空港」を名乗る信州まつもと空港は、「日本一着陸が難しい空港」としても知られています。実際に機体が着陸する時には何度も旋回を繰り返し、スピードを微調整しながら滑走路を目指すのが体感できるはずです。飛行機が苦手な人には辛いのですが、このスリルと飛行テクニックを楽しむのも信州まつもと空港の醍醐味かもしれません。
さて、到着時には気にならないと思いますが、出発時にラウンジでゆっくりしようと思っても、この信州まつもと空港にはラウンジはありません。その代わり空港に隣接した素敵な公園が楽しめるので是非立ち寄っていただきたい!
信州スカイパーク
ターミナルを背にして右手に「信州スカイパーク」という広大な公園が広がります。公園は大きく7つのゾーンに分かれていて、今回ご紹介するのはターミナルに近い「花のプロムナードゾーン」です。
「花のプロムナードゾーン」は、空港ターミナルへと繋がる散策空間です。この地の自然環境に調和する約3万本の植物が植えられいて、花木の小径では四季折々の花を目にすることができます。ターミナルからは片道約15分、往復で約30分。お花を楽しむ時間も考えて、1時間程度の時間つぶしにぴったりです。
花のプロムナードゾーンまでの道のり
訪問したのは2024年5月19日。私の住む関西都心部ではバラがすでに盛りを過ぎていた季節なので、松本ではちょうどいいタイミングなのでは…と思いバラを楽しみにしていました。しかも10日前の口コミをチェックしたところ「1割も咲いていない」とのことだったので、「そろそろ半分くらい咲いたかな?」と期待。
目的地の花のプロムナードゾーンまでは、左右にバラが咲き誇る道のようですが、品種的に遅咲きなのか、蕾がカチカチ状態で全く咲いておらず。あと3~4週間はかかりそうな感じ。「ボニカ‘82」は蕾がしっかりと見られますが、まだまだ咲きそうにありません。
「スワニー」にいたっては、ようやく蕾が付いたかしら? というレベル。この辺りは6月下旬かも。
バラ園と花木の小径
流石にバラ園まで行くと、複数の品種のバラが咲いていました!こちらは「つるローズうらら」。つるじゃない普通の「ローズうらら」も咲いていたので、涼しくても咲く品種の模様。
もう一種類頑張っていたのが「ベルロマンティカ」。レモンイエローの爽やかな姿のバラです。
このエリアにはバラ以外にも沢山の品種の草花が植えられていて、いつ訪れても季節の花が目を楽しませてくれそうです。
信州スカイパークのHPによると、バラの最盛期は6月、サルスベリやマリーゴールドなどは7月末から10月頃まで楽しめるようです。花が少ない真冬でもクリスマスローズやロウバイが見られるようですよ。
飛行機に乗り遅れないように!
夢中になって写真を撮っていたのですが、ハッ! と我に返ってフライト時間を再確認。
私のような人のために、園内にはご親切に松本空港の出発便と到着便の掲示がされています。これは助かりますね!
長野県松本平広域公園 信州スカイパーク