トトロの舞台となった森に隠れや発見!「木空人(もっからにん)」がジブリっぽい!
日本

もっからにん

ジブリ「となりのトトロ」の舞台として知られた狭山丘陵は、東京と埼玉にまたがって広がります。トトロの森は、平坦な武蔵野台地にある、こんもりした島のように観える狭山丘陵に点在しています。
 
そんな、まだ知られていないエリアをジブリマニアである私が彷徨っているうちに、薪窯ピザとオリジナルデザートが食べられる隠れや的なお店を見つけました。知らないと辿り着けないグルメスポットであり、グルメサイトでは案内できません。その攻略ルートと魅力を、詳細にご紹介します。
 
知る人ぞ知るサイクリストやジョガーがゴールに目指す、和風創作ピザとデザートを美味にする隠し味は、意外なモノでした。

トトロの森の中にある!知らないと辿り着けない隠れや的スポットの攻略ルートを徹底紹介

隠れや的なお店のは、知らないと辿り着けないエリアにありますので、ママチャリを使ってルートを詳細にご案内します。目指すのは、お店の名前「木空人」の案内板です。

まずは「となりのトトロ」の舞台になった、八国山の近くにある多摩湖堤防から、多摩湖周回コースの案内に沿って自転車道路を進みます。

すると間もなく、近代的な建物の中国割烹旅館「掬水亭」が見えてきます。


「掬水亭」のそばにある三つ又交差点を、更に左側に延びる自転車道路へ進みます。

ここでは多摩湖周回コースに並んで、自動車周遊道路とレオライナーの線路が走っています。

「木空人」の案内板は自転車道路の反対側!さてどうする!?


10分ほど走ると、路面に「多摩湖全周コース2km」表示があります。ココから自動車周遊道路の反対側にある「木空人」の案内板を見逃さないように、注意深く見て走る必要があります。

「木空人」という黄色い案内板から、横道に入っていくことになりますが、自転車道路からは自動車周遊道路を横切らなくてはなりません。
 
自転車道路は、自動車周遊道路との間に柵が設けられているので、通常は自動車周遊道路に入ることすらできません。自転車道路からは、自動車周遊道路の反対側へ横断できる場所を探さなくてはならないので、この時点で断念する人も多いようです。

しかし、横断する方法はあります。「木空人」の案内板から10mほど過ぎると、「カーブ地点幅員減少」という看板が目に入ります。

看板のそばに、柵が途切れた場所があります。自動車道路は意外に交通量が多いので、左右をよく確認して、柵の切れ目から道路を横断しましょう。

「木空人」の案内板から延びる横道は、クルマがやっと1台通れるだけの狭い道路。左右をゴルフ場の中を通り抜けるような感じで進みます。

間もなく住宅街へ入っていくので、間違ってしまったのではないかと不安になるかもしれません。自動車周遊道路にしか「木空人」の案内板が無いからです。カーブミラーと「あぶないとびだし注意」の立て看板しか目印になるものがありませんが、T字路を右折して、更に住宅街の中へ入っていきます。

袋小路になっている住宅街の突き当りの手前に、「ココかな?」というように、周りの住宅とは明らかに違う外観の建物が観えてきます。

隠れやと言うにふさわしい場所にある、「木空人」という薪窯で焼いたピザが食べられるお店です。「もっからにん」と読むらしく、可愛いネーミングじゃないですか。

木空人(もっからにん)はジブリの雰囲気を感じられる隠れや


「となりのトトロ」の舞台になったトトロの森は、広大な狭山丘陵に点在しています。都内から近いにも関わらず、まだまだ知られていないジブリっぽいエリアを彷徨い歩いているうちに、別荘地のある避暑地のような場所に辿り着きました。

隠れやと言うよりも、入り口が目立たないようにしている秘密基地のような、アジトっぽい雰囲気のある玄関に見えます。重みのある格子戸が、ワクワク感を煽ります。

トトロの森の中に相応しい雰囲気のある店は、築150年の古民家をわざわざ新潟から運んできたというこだわりようです。避暑地に来たような感覚になる店内では、ゆっくり時間が流れているように感じます。土日は、人気のあるフローリングのテーブル席(3人席・4人席・10人席)から次々に埋まり、ほぼ満席になって順番待ちになることがしばしば。
 
このときは3組の先客がいらっしゃいました。

フローリングのテーブル席のほかに、土間続きの3人席と4人席のテーブルも用意されています。
 
お店に着いたのが13:50で、ランチサービス(14:00まで)にギリギリセェ~フ。スリッパに履き替えて……

空いている年季の入ったフローリングの、

窓際角のテーブル席に着きます。

角のテーブル席は、2面の窓に接しているので見晴らしがよく、窓いっぱいにのどかな山里の風景を観ることができます。

吹き抜けの高い天井で開放感があり、どっしりとした古い梁や裸電球の照明、柱に掛かる時計など、ノスタルジックな雰囲気がありますね。キョロキョロと店内を見回しているうちに14:00を過ぎたので、先客の皆さんは食事を終えて、マッタリとした雰囲気の店内は独り占め状態になりました。

想像力を掻き立てる木空人(もっからにん)の手書きメニュー

遅いランチになってしまったので……とにかく腹ペコです。14:00を過ぎてしまいましたが、平日ということもあり、ひとりで切り盛りしている厨房の女性は、快くランチを引き受けてくれるようです。

渡されたのは手書きメニュー。ランチセットは、木(もく)セット:ピザ+サラダ+ドリンク 1,100円、空(から)セット:ピザ+サラダ+ドリンク+ケーキ又はアラカルト 1,350円、人(にん)セット:ピザ+サラダ+ドリンク+ケーキ+アラカルト 1,650円です。
 
いろんなメニューを試したいので、迷わず「人(にん)セット」にしました。
 
ピザは、「じゃこ」「ごぼう」「もち」「ベーコン」「ブルーチーズ」「季節のピザ」の6種類の中から1つ選びます。想像力を掻き立てる「季節のピザ」にしました。ピザには炭酸派なので、ドリンクはジンジャエールをオーダーしてみます。

サラダやケーキ、アラカルトはどんなモノなのか? 聞いてみたところ……

カウンター横のボードに書かれていました。サラダは「大根とマリネのサラダ」、ケーキは「木空人酒かすクリームサンド」「グラタン・ド・フリュイ」「木の実&フルーツのケーキ」。
 
その中から、興味をそそる「木空人酒かすクリームサンド」をチョイス。アラカルトは「れんこんのパン粉焼き」「自家製スモークローストビーフ」のいずれかから、後者をチョイス。

木空人(もっからにん)の和風創作ピザとデザート!意外な隠し味に驚き!


すぐに、「大根とマリネのサラダ」とジンジャエールが運ばれてきます。ウィルキンソンの辛口ジンジャエールでノドを潤しながら、素材にこだわったカラダに優しいサラダをつまみながら、焼き立てのピザを待ちましょう。

ジャ~ン! ちょっと焦げ目がついていて、厚みのある「季節のピザ」です。

直径20cmほどなので1人で食べるにはちょうど良い大きさです。ネギや大豆がトッピングされていますが、どんな味がするのでしょうか?

ネギや大豆が柔らかく焼きあがっていて、さっぱりした和風のピザです。焼き立てで生地はモッチモチで、ボリュームがあってパリッと香ばしく、ビヨ~ンと伸びるチーズがたまらない! 安いピザのような脂っこさが全然無くて、どんどん手が伸びてしまいます。
 
食べている途中で「ん?」とちょっと変わった隠し味に気付きました。ほのかに香る日本人好みの味噌味が、ピザとマッチしているんです……! 「合う、合う、味噌イケる」美味し~い!

半分まで食べたところで気づいたのですが、ピザがのせられているお皿……と思いきや、細い木の枝で編み込まれています。モゥ~っ! さらにジブリ思考に拍車がかかりそうな演出が、ピザの味わいをより一層高めてくれますね。

素材の良さを味わうために、タバスコも何もかけずに、あっという間に半分を食べてしまいました。
 
残り半分は、店員さんのオススメで「七味唐辛子」をかけて食べてみたところ、これは美味! タバスコとは違うピリ辛味が、「季節のピザ」に「七味唐辛子」が良く合う! 1枚で2度美味しいって、こういうことですね。ウィルキンソンの辛口ジンジャエールの炭酸にも合って、バッチリです。

サイドメニューもひと味違う


「季節のピザ」を食べ終わり、すぐに運ばれてきた「自家製スモークローストビーフ」です。石窯でスモークされたローストビーフは、野菜が添えられていて、見た目よりあっさりしてとても柔らかく、ピザを食べたあとにも関わらずアッと間に瞬食してしました。

人(にん)セットのラストに登場するのは、「木空人酒かすクリームサンド」です。通常は、オリジナルのクリームを挟んだ状態で盛り付けしているそうですが、クリームを挟まないほうがより一層美味しく味わえるとのことで、わざわざ変えて盛り付けしてくれました。

健康重視の女性に人気の「酒かす」で作られたクリーム。あっさりしているにも関わらず濃厚な味わいで、甘酒を飲んでいるような勢いで手が止まりません。美味しく食べてもらうためなら、「カタにはめない」という作り手の考えが良くわかるケーキです。なにより、心遣いがうれしいですね。

本場イタリアピザでは味わえない!ザ・和風の日本ピザ木空人(もっからにん)


レジ台代わりに古い家具を使っているなんてところも、雰囲気バッチリです。ジブリ風とも感じられる装飾ばかりでは無く、料理は勿論のこと、お店の方のおもてなしの対応など、トータルで心温まる素敵なお店です。本場イタリアピザを出すわけではなく、日本の季節素材を使った「日本ピザ」って感じのピザやケーキには、すごく新鮮味を感じると同時に驚きですね。

トトロの森のある狭山丘陵で、知らなければ辿り着けない隠れやのような古民家の木空人(もっからにん)は、ジブリマニアがアチコチ彷徨い歩いて見つけることができたお店です。和風創作ピザとデザートはオリジナリティがあり、ちょっとクセになりそうな美味しいピザと、まったりゆっくりできる時間に癒されます。ジブリマニアとして放っておけない雰囲気がありますね。

営業日と営業時間が限られているので、予約に合わせて厨房の人数を増やす対応をしているそうです。3月の桜の時期に合わせて、季節のメニューもサクラを使った素材になるようですから、どんな創作メニューになるのか? とても楽しみです。
 
平日はランチ目当てのお客様が入れ替わる14時頃から空き始めるので、ゆっくり過ごすことができます。大切な人と時間を過ごすなら、予約することをオススメしたいですね。

【店舗情報】
定休日:月・火曜日(祝日は営業)
ランチタイム:11:30~14:00、ティータイム:14:00~16:00、ディナータイム 18:00~21:00(ディナーは要予約・土曜日のみ営業)

トトロの森にある木空人(もっからにん)はジブリっぽい

となりのトトロの舞台にもなった八国山から少し離れた場所ですが、サツキとメイがその辺に隠れていそうな、雰囲気のある木空人(もっからにん)。「知っていればいろんなシーンで使えそう!」という、得した気分にさえしてくれます。
 
癒される雰囲気のなかで想像力を掻き立てるようなロケーションには、ジブリファンに限らず魅了されるのではないでしょうか? 薪窯で焼かれた和風創作ピザやデザートの隠し味を知ることができ、新しい発見に大満足!
トトロの森にある木空人(もっからにん)はジブリっぽい

この記事を書いた人

MAKIJI

MAKIJI

秋田生まれ東京育ち。中年デビューのスピリチュアル系フリーライターとして、都市伝説でウワサされる神秘的なエリアをotaku感覚で追いかけます。日本人が忘れかけている魅力的なスポットの隠された謎を一緒に紐解きしませんか?五感をフル活用した情報であなたの背中をそっと後押したいと思います。

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