開幕当初は話題になっていなかったのに、どんどん人気が出てきて今や長蛇の列に…というパビリオンがいくつかあります。そのうちの一つがヨルダン館。館内では砂漠の疑似体験や、死海のスパを楽しめるのが人気のポイント。実際の体験をご紹介します!
ヨルダンパビリオンの基本情報
ヨルダンパビリオンの場所は、大屋根リングの内側「エンパワーリングゾーン」にあります。直接向かう場合や、最後がヨルダンパビリオンの場合は、西ゲートよりも東ゲートのほうが便利です。

ヨルダンパビリオンは日に日に列が伸び、今は120分待ちのことも。残念ながら予約ができるパビリオンではないので、並ぶしかありません。並ぶことを考えると、夏場は夜がおすすめかもしれません。警備員さんに何分待ちか聞けば、ある程度の時間はわかりますよ。
ワディ・ラムの赤い砂で砂漠を疑似体験
パビリオンに入ってすぐの場所で導入解説が終われば、お待ちかねの砂漠のドームです。映画『アラビアのロレンス』や『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』のロケ地として知られるワディ・ラムの赤い砂22トンを船便で運んで洗浄し、パビリオン内に敷き詰めた空間です。ちなみに22tあった砂は日本に持ち込むにあたり洗浄をしたために、だいぶ目減りしたらしい。

頭上は360度のスクリーン。星空が映し出された時には本当に神秘的で、砂漠にいるような雰囲気を楽しめます。ぜひお気に入りの写真を撮ってみてください!
2階では死海のスパを楽しめる
実は2階では死海のスパが楽しめます。こちらも開幕当初はさほど知られていなかったのですが、現在では大人気。パビリオンを見学しなくても予約ができるので、先にこちらの予約を済ませておくといいでしょう。

予約方法は、パビリオンの出口からカフェに入ってカウンターで申し込みをして支払います(前払い)。泥か塩を選べるハンドトリートメントが20分2,500円。

塩の場合は2種類の香りから選べ、ネイリストのお姉さんたちがお手入れしてくれます。

施術後は超しっとり。

スパは死海をイメージした空間。モニターには死海が映し出され、モニターの足元には死海の塩が敷き詰められています。実は壁も死海の塩で作られたものだそうで、近づいて触ってみるとわかりますよ。
死海スパの後はオアシスのようなカフェでひとやすみ
スパのあとはカフェでヨルダンコーヒーをどうぞ。

カフェカウンターの横に段上のベンチがあって、まるでオアシスの木陰のような雰囲気。

ヨルダンコーヒーは中東のコーヒーならではのカルダモン入りですが、飲みやすく、付け合わせのデーツと一緒に楽しみます。