2017年4月20日に開業した、銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」。天気を気にせずショッピングやカフェを楽しめるので、梅雨の時期や暑い日にはますます足を運びたくなりますね。
今回は、これからの時期にぜひ味わっていただきたい氷菓等をいくつかピックアップしてみました。ソフトクリームからアシェットデセールまで筆者が純粋に美味しいと思ったスイーツ達です! ぜひお気に入りを見つけてみて下さい!
筆者のお勧め! 紅茶専門店の上品紅茶ソフトクリーム!
まずは「Betjeman and Barton」です。日本ではPierre MarcoliniやBARNEYS NEW YORKのカフェでも愛用されているフランスの紅茶専門店です。
代表する銘柄、かつ女性人気No.1の「エデン ローズ」をご存知ですか? バラの花びらがたっぷりと入ったラベンダー、バニラ、ベルガモットの華やかなフレーバーティーです。その「エデン ローズ」を使った「ロイヤルミルクティー ソフト」が筆者のお気に入りです!
店内のイートインスペースにある、赤いハートのナプキン置きがかわいい! 紅茶の香りも楽しめちゃいます。イートインスペースはこの他、地下2階に数ヶ所あります。
GINZA SIX限定「ロイヤルミルクティー ソフト」
「ロイヤルミルクティー ソフト」は、過去にデパート催事のフランス展で数週間出たソフトクリームを更に改良したもので、通常商品としては初お目見えです。
なんとこちら、店舗で毎朝抽出しているそうです。香りが強いのかな?と思いましたが、上品な香りでした! 甘さも上品で、万人ウケしそうです! しっかりとしたソフトクリームだけど、ベルガモットが爽やかで、意外とさっぱりしているので年中楽しめそうです。
そしてバニラの甘みが、芳醇なミルクに合うんです。紅茶を飲んだ時のダイレクトに伝わってくる香りとは、良い意味で別物でした。紅茶スイーツ大好きな筆者の贔屓目があるかもしれませんが、かなり美味しいです! 食べるべき1品!
可愛いイラストにも注目です。少~しフランス気分~。
また店員さんのグルメトークもかなり魅力的でした。紅茶について最初は丁寧に案内して下さっていましたが、筆者のスイーツオタク具合に気づいてからは、より深く紅茶とスイーツの合わせ方等を教えて下さいました。
プロの目線をわかりやすく伝えて下さり、またお話を聞きに行きたいな~と思いました。季節限定の紅茶もあるので、ソフトクリームを食べながらゆっくりアイスティー選びも良さそうです。
フォトジェニック! 素材が閉じ込められたフローズンフルーツバー!
ショーケースを眺めているだけでも暑さから解放されそうな色とりどりのフローズンフルーツバーのお店「PALETAS」。レモンジンジャー、イチゴショコラテ等25種類位が並んでいて、どれにするか迷ってしまいます。1ヶ月ごとに新商品が出てくるという楽しみもあります。
GINZA SIX限定フレーバー
GINZA SIX限定フレーバーは2種類ありました。1つは「マッチャキナコモチ」です。抹茶、黒蜜きなこのジェラートに、求肥と渋皮付きの栗が入っています。
もう1つのGINZA SIX限定は「宮古島マンゴー」。早速頂いてみました。カップに入って出てくるので、食べやすいです。
ソルベベースのマンゴーも宮古島のマンゴーです。ちなみにベースにはさりげなくパッションフルーツも使われています。あっさりと食べられて、梅雨のどよ~んとした気持ちが吹っ飛びました。
他に「沖縄マンゴーパイン」というものもありました。レシピ本を売っているので、おうちで作るのも楽しそうですね!
筆者的にはアイスキャンディーをモチーフにした琥珀羹にかなり惹かれました! オレンジやグレープなどフルーツバーのミニミニサイズ6種類とメロン1種類が可愛く並んだBOXは、夏の手土産にしたいと思いました。
フィリップ・コンティチーニの! ハイブリットメニュー!
シェフ・パティシエを務めるレストラン「ラ・ターブル・ダンヴェール」や、料理顧問をつとめるレストラン「ペトロシアン」等が、ミシュランガイドで数々の星を獲得しているフィリップ・コンティチーニ氏。
ご自身の名前を冠したパティスリー「PHILIPPE CONTICINI」が日本初上陸しました。新宿にある「La patisserie des reves」ではオープン当初レシピを作っていましたが、現在日本でフィリップ・コンティチーニ氏がシェフ・パティシエを務めるお店はここだけです!
白と紫が基調の店内、壁にはさりげなくマカロンが散りばめられていました。
ブティックの他にキッチンとカウンターバーがあります。キュイジーヌとパティスリーの境界線を消し去ったと評される彼のアシェット・デセールをゆっくり堪能出来ます。パフェやゴーフル等のメニューが数種類あり、全てドリンク付きでした。出てきたお水がライムが効いていて、早くも「美味しいですね」って言っちゃいました(笑)。
ガストロノミー業界の巨匠が手掛ける「クイニータタン」
フランスの伝統菓子「クイニーアマン」と「タルトタタン」が1つになったオリジナルメニューが「クイニータタン」です。氷菓ではないですが、中にキャラメルアイスが入ったスペシャリテです。
ある程度仕上げたものがカウンターに運ばれ、ラストは目の前で仕上げてくれます。
上に乗った綿あめにまず目がいきます。粉砂糖やそば粉もアートのようですよね。
「クイニーアマン」はキャラメリゼされカリカリに。中は「タルトタタン」のりんごのコンポートの他、キャラメルアイスも入っていました。ナイフを入れると、アイスがトロ~ンと溶けて零れ落ち、色々な素材に絡んでくれます。
底からはクランブル、グレープフルーツやハーブ等色々と出てきて、素晴らしい構成にうっとりしてしまいました。食べ応えもあります。
更に、今まで味わったことが無い食材が出てきたので、何か聞いてみると「ミント、バニラ、グレープフルーツやりんご等で煮たレーズンです」との事でした。
噛むたびに深みが増すとっても美味しいレーズンでした。1皿にギュッとこだわえりが詰まっていて大満足です!