ロンドンの観光名所が集まるテムズ川沿い、London Bridge駅からのびるBermondsey Streetは、若いクリエイターが集まるホットスポットです。
前衛的なアート展示が話題のWhite Cube(入場無料)をはじめ、インスタ映え必至のちょっとクレイジーなカフェ、気の利いたお土産が手に入る雑貨屋さんなど、アートに造詣が深くなくても楽しめる魅力的なスポットがぎゅっとコンパクトにまとまっています。
同じく現代アートの展示が人気のテートモダンからも徒歩圏内で、観光プランに組み込みやすいのもおすすめポイント。そんなエネルギッシュな魅力満載のBermondsey Streetをご紹介します。
White Cube
非常にシンプルで、作品を魅せることに特化した現代アートギャラリー。Tate Modernに比べると、こちらの方がやや前衛的かもしれません。
併設のブックショップは、コンパクトながら目の付け所がディープで、アート好きやデザイン好きにはたまらない品揃えです。散財注意!
Fashion and Textile Museum
ロンドンでファッションを学ぶ学生さんにおなじみのテキスタイルミュージアムです。日本でも人気が高いANNA SUIのエキシビションなど、ファッション通でなくとも興味を惹かれる企画展示が年間を通して目白押し!
ロンドンでデザインやファッションを勉強してみたいけど、いきなり留学はちょっと不安……という方や、日本でファッションの仕事をしているけれど海外の様子を見てみたい!という方には、随時開講しているワークショップや短期間のコース受講もおすすめです。
ぜひ、ホームページをチェックしてからお出かけください。
St Mary Magdalen
小さな教会ですが、向かって左隣にはかつての司祭の住宅であるThe Old Rectoryが、
そして教会の裏手にはグリーンが広がっています。
大きいものから小さいものまで、とにかく公園が多いロンドン。こじんまりとしたこちらは、ハイドパークやグリーンパークなどに比べ観光客が少ないので休憩やランチにぴったりです。
St.John Bakeryで買ったパンをここのベンチで食べるのもおすすめ!
お土産選びはここで! イギリス感満載の雑貨屋さん
このストリートには、小さな雑貨屋さんが点在しています。クリエイター作の一品モノからイギリス感たっぷりの定番品までがお手頃な価格で揃うので、家族用から友達用までお土産ならここで全部解決!
夕方には閉店してしまうお店がほとんどなので、昼間に立ち寄るのがおすすめです。
FUCK COFFEE
店名がクレイジーなコーヒーショップ。White Cubeからこちらへ流れる人が多く、店内はいつも賑やかです。Free Wifiも完備しているので、カラフルな内装の中で黙々と作業する人もちらほら……。
音が気になる人はちょっと難しいかもしれませんが、意外と落ち着くうえに不思議とインスピレーションが湧いてくる空間なので、おひとり様ならパソコン持参で行くのもありですよ。
CHAPTER 72
ゆっくり読書をしたり、静かな空間で過ごしたい方におすすめなのが、こちらのコーヒーショップ。先ほどご紹介した「FUCK COFFEE」に比べると、格段に入りやすい佇まいです。
コクのあるしっかりしたエスプレッソが楽しめるので、コーヒー好きの方はぜひ立ち寄ってみてください。紅茶のイメージが強いロンドンですが、最近は美味しいコーヒーショップが増えているんですよ。
そして、日本でも扱うお店が増えてきていますが、やはりロンドンでコーヒーを飲むなら「Flat White」が断然おすすめです!
Bermondsey Square
ストリートの終着点がこちらのスクエア。モダンなホテルやレジデンスに囲まれて、Sainsbury’s(イギリスでポピュラーなスーパーマーケットです)すらオシャレに見えます。
お散歩の最後に一息つくなら、スクエアの端っこに緑の外壁が可愛いコーヒーハウスがあります。天気の良い日はテラス席でのんびり読書がおすすめ。
まとめ
ロンドンには数え切れないくらいの観光名所と、数え切れないほどのストリートがあります。
二度目以降のロンドン訪問、あるいはデザインやファッションなど何か目的を絞った観光であれば、ぜひBermondsey Streetを訪れてみてください。ちょっとだけエッジの効いた今のロンドンを感じることができるはずです。