台湾と言えばおいしい食べ物が魅力のひとつ。食べることが好きな人を惹きつけてやまない台湾には世界各国の人々が訪れます。
私はというと、もちろん食べ歩きも好きなんですが、台湾で暮らし始めたんだから自炊もしなきゃ!と思い、スーパーにも通うようになりました。
そんな中で私の目を釘付けにしたのが袋麺のデザイン。
今回は私が台湾で魅了された、POPでかわいい・たまにシュールなデザインが目を引く袋麺をご紹介します。
POPときどきシュール
台湾の袋麺は色使いが綺麗でかわいい袋麺がたくさんあります。
王子麵
台湾で最もポピュラーな「王子麵」はお鍋のシメとしてよく使われるんだとか。
男の子の笑顔が眩しいです。
科学麵
博士?もしくは魔法使い?のおじさんがシュールな「科学麵」。
名前が怪しい……。
統一脆麵
駄菓子っぽい色合いの「統一脆麵」。
レトロな色合いが個人的に大好きです。
お湯はいらない!
この3種類はお湯を使わず、スナックとして食べることも多いそうです。私も挑戦してみました!
袋麺の中身は麺と調味料粉の袋。
袋の中で麺を砕いたら、調味粉を加え、しゃかしゃかと振って出来上がり。ぱりっとした歯触りです。
お湯なしで食べたら……?
「王子麵」は胡椒味を食べたのですが、結構ピリッとしていておいしい!
おそらく八角なんですが、ふわっと香りがするので台湾っぽい味が好きな人には喜ばれそうです。
怪しい「科学麵」ですが、塩味でさっぱりしていて、ほんのりスパイスが感じられます。
3種の中では一番日本人が親しみやすい味だと思います。個人的にはオリジナルフレーバーの青色がおすすめ。
野球の絵柄の「統一脆麵」は「科学麵」と似ていますが、少し油っぽく感じられました。
スナックとして食べるのがオススメ!
この後3種類共に普通のラーメンとしても食べてみました。感想は味うすっ……です。調味料を少し足したい味です。
正直なところスナックとして食べたほうがおいしい。おやつにもおつまみにもいいですね。
お土産として渡す際には「砕いて食べてね」と伝えればよりおいしく食べてもらえるかもしれません。
ラーメンとしてもおいしい
これまで紹介した3種類はラーメンとして食べるといまいちに感じられましたが、ここからはラーメンとしてもおいしい、そして可愛い袋麺を紹介します。
「統一麵」シリーズ
「統一麵」はお湯を入れて3分待つ、いわゆるチキンラーメンタイプの袋麺です。
付属の調味粉と調味油はお湯を入れる際に一緒に入れてOK。今回はピンクの肉燥風味を調理しました。
カラフルで味のバリエーションも多い「統一麵」。
横顔が素敵な統一麵パッケージのおじさん。ちょこんと座る姿はどこかシュール。
ツナ、ネギ、ラー油をプラスしてみました。
台湾独特の風味は弱め、優しい味わい。台湾の味に慣れていない人も抵抗なく食べられると思います。
THE袋麺といった印象であっさりしているので、様々な食材と組み合わせられそうです。
維力炸醬麵
「維力炸醬麵」は混ぜそばタイプ。
お湯を入れて3分待ち、湯切りします。肉みそは後乗せです。麺を戻すとき使ったお湯を付属の粉末に入れて、スープも作れちゃう。北海道の「焼きそば弁当」と似ていますね。
まるっこい字体がかわいらしい「維力炸醬麵」。
袋の中身は麺と肉味噌、スープの素。
紫タマネギ、スナップエンドウをプラス。スープにもネギを加えてみました。
付属の肉味噌を混ぜると、味噌の風味が濃厚でおいしい混ぜそばができました。
あっさりとした中華スープがピリッと辛く濃厚な麺とマッチしています。
お土産としても
これらの袋麺は色遣いが鮮やかで袋麺のわりに見た目のインパクトがあります。かわいいだけでなく、味も良く賞味期限も長めなのでお土産には最適。多くのスーパー・コンビニでも取り扱いがありますし、コンビニで買ってもひとつ10~20台湾ドルでとても安い。
手軽に台湾の風味が味わえるので、日本に戻って台湾の味が恋しくなったとき用に買っておくのも良いかもしれませんね。