箱根・高級旅館のスイーツを宿泊せずに楽しむ!伝統美が詰まったカフェがオープンしたので行ってみた
日本

10/25、強羅の高級旅館にスイーツカフェがオープン。これまで宿泊客にだけ提供していたこだわりのスイーツを、気軽にカフェで味わえるようになりました。日本の伝統美とコラボした、強羅でしか味わえないスイーツを紹介します。

強羅の伝統美とのコラボスイーツがある「カフェ・ド天翠」とは?


向かったのは、箱根の「強羅駅」。駅舎の横にある地下道を抜け、道なりにまっすぐ進み徒歩1分、「強羅天翠」の建物奥にある路地を右に入ります。


高級旅館「天翠茶寮」の2Fに「カフェ・ド天翠」があります。

「おもてなしの心」に代表される高級旅館が、日本の伝統美「和」とコラボを目指すスイーツとは? どんなものなのでしょう……さっそく頂いてみたいと思います。

「カフェ・ド天翠」でパティシエおススメのケーキを頂く


ガラス越しに、こちらのシェフパティシエである若山弘貴さんが作業しているのが見えました。

そこで、若山さんにおススメのケーキを下さいとお願いしてみました。何が出てくるかはわかりませんが、楽しみに待ちます。

ワタシの持っているこだわりと、若山さんが選ぶスイーツは、相性が良いでしょうか……。

運ばれてきたのは、こちら、「苺ショートケーキ(550円)」。パティシエのチョイスは、ワタシが望んでいたスイーツとぴったりマッチしていたので、少々ビックリしています。
こちらの苺ショートケーキは、スポンジが口の中で溶けてしまいそうなほど柔らかく、ほのかな甘みが残ります。シンプルなだけにごまかしがきかず、パティシエの腕の見せどころになるケーキだと思っています。さすがに自信に満ちた1品だとわかりました。

その後、若山さんになぜ「苺ショートケーキ」を選んだのか聞いたところ「スポンジにはこだわりがあり自信を持っていて、ぜひ食べて頂きたかったため」とのことでした。気さくに話して頂きました。

美味しいスイーツでインスピレーションを受けて……良い1人旅ができそう!


このほかにも沢山のケーキがあります。
●アップルパイ(左上・400円):サクサクパイでじっくり焼き上げた紅玉のアップルパイです。
●モンブラン(右上・500円):愛媛県産クイーンマロンとフランス産マロンをブレンドしたクリームに、ヘーゼルナッツのメレンゲを合わせてあります。
●ルージュ(左下・500円):木苺とピスタチオクリームを組み合わせたケーキです。
●フォレノワール(右下・500円):カカオのチョコレートムースとフランス産チェリー・ピスタチオクリームのケーキです。

●フロマージュフレーズ(450円):苺ムースとクリームチーズのケーキです。口どけが良く、後味がサッパリしています。

お土産向きのスイーツをご紹介します。
●抹茶のティラミス(左上・700円):イタリア産マスカルポーネクリームと宇治抹茶を使用したリッチなとろけるティラミスです。器は、強羅のお土産にもなるのではないでしょうか。
●天翠プレミアプリン(右上・300円):金太郎牛乳と北海道生クリームをブレンドしたなめらかなプリンです。神奈川県の牛乳が使われています。
●天翠ロール(左下・1,180円):北海道生クリームをふわふわスポンジ生地で巻いてあります。
●クッキーシュー(右下・250円):サクサクのクッキーシューに濃厚カスタードたっぷりのシュークリームです。独特な食感で注目を集めています。

お土産として買った「天翠ロール」をつまみ食い。舌触りと口どけの良いスイーツたちを前に、ついつい食べ過ぎてしまいました。

「カフェ・ド天翠」のある天翠茶寮が目指す「和」を理解してみよう


「日本の美と遊ぶ宿」というコンセプトがある天翠茶寮をもっと知ることで、「カフェ・ド天翠」が目指すものをより理解できるかもしれません。

館内には15点以上の絵画が飾られて心地よい空間になっています。

部屋のベッドスローは、過去から現代、人から人へと伝わってきた高級アンティーク帯が使われていて、作家が心を込めて丁寧に手作りした、世界でたった1つの作品になります。

それぞれの部屋の前には、自然な風合いの光で心を癒す、熊本産の「竹あかりランプシェード」が置かれています。

客室には、石川県久谷焼の洗面器や、熊本県産のソファーなどが備えてあります。伝統工芸品により「和」をイメージした客室は、1人旅でゆっくり過ごすには最適です。
強羅に来たら、ぜひ天翠茶寮と「カフェ・ド天翠」に足を運んでみて下さい。

カフェ・ド天翠
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-276
営業時間 11:30~14:30(L.O. 14:00)、ケーキショップは9:00~18:00(火曜定休)
※時期により変更される場合があります。詳細は公式HPで確認してください。
公式HPはこちら

この記事を書いた人

MAKIJI

MAKIJI

秋田生まれ東京育ち。中年デビューのスピリチュアル系フリーライターとして、都市伝説でウワサされる神秘的なエリアをotaku感覚で追いかけます。日本人が忘れかけている魅力的なスポットの隠された謎を一緒に紐解きしませんか?五感をフル活用した情報であなたの背中をそっと後押したいと思います。

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