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    「クリスマスの首都」と呼ばれる町の、本気のクリスマスマーケットを紹介したい
    フランス

    ストラスブールクリスマス

    ヨーロッパの冬をまばゆく彩るクリスマスマーケット。

    ヨーロッパのクリスマスマーケットといえば、やはりドイツのものが有名ですが、「クリスマスツリー発祥の地」といわれるフランス東部のアルザス地方もドイツ各地に負けない盛り上がりを見せます。

    これを抜きにフランスのクリスマスマーケットは語れない! 2017年ヨーロッパのベストクリスマスマーケット第2位に選ばれた、ストラスブールのクリスマスの模様をお伝えしましょう。

    クリスマスの首都・ストラスブール

    ストラスブールクリスマス
    ドイツと国境を接するフランス東部・アルザス地方の中心都市、ストラスブール。フランスのクリスマスマーケットは、フランスにおける「クリスマスの首都」と呼ばれるこの町を抜きには語れません。

    盛大なクリスマスマーケットで知られるアルザス地方のなかでも、1570年から続くフランス最古かつヨーロッパ最大級のストラスブールのクリスマスマーケットは特に有名で、11月末からクリスマスまでの期間に毎年200万人以上もの人々が訪れるといいます。
    ストラスブールクリスマス
    市内11ヵ所におよそ300もの屋台が並ぶストラスブールのクリスマスマーケットは圧巻。町じゅうがイルミネーションとデコレーションでいっぱいになるこの時期のストラスブールは、町全体が魔法にかけられたかのような特別な雰囲気に満ちています。

    大聖堂広場

    ストラスブールクリスマス
    ストラスブールの象徴ともいえるのが、旧市街にそびえるノートルダム大聖堂。ヴォージュの山から切り出した赤色砂岩で造られた優雅な大聖堂は、天気や時間帯によって変わるさまざまな表情で見る者を魅了します。

    そんな大聖堂の足元で開催されるマーケットは、まさにストラスブールのクリスマスマーケットの顔のような存在といえるでしょう。

    イルミネーションに彩られた屋台とライトアップされた大聖堂とのコラボレーションあまりにもロマンティック正面から見上げる夜の大聖堂の姿は、大切な人と一緒に見たい心を打つ風景です。
    ストラスブールクリスマス
    荘厳な大聖堂を眺めながら、クリスマスマーケット定番のホットワインを一杯いかが。ホットワインといえば赤のイメージが強いですが、アルザス地方では白のホットワインも一般的です。

    プティット・フランス

    ストラスブールクリスマス
    ストラスブールで最もメルヘンチックな風景が楽しめるのが、「プティット・フランス」と呼ばれる運河に囲まれたエリア。可愛らしい木組みの家々が集中するプティット・フランスの風景は、どこを切り取っても絵になります。
    ストラスブールクリスマス
    このエリアで開催されるクリスマスマーケットは、規模こそ大きくないものの、フォトジェニックな町並みとあいまって雰囲気満点。ストラスブール市街の最も賑やかな場所からは少し離れているので、どこかのんびりとした情緒が楽しめます。

    ブログリ広場

    ストラスブールクリスマス
    ストラスブールのクリスマスマーケットで最も古い歴史をもつのが、ブログリ広場で開催されるクリスマスマーケット。端にはメリーゴーランドが置かれ、残りのスペースは何十もの屋台で埋め尽くされた広場は、レトロな空気たっぷりです。
    ストラスブールクリスマス
    ブレデル(クッキー)やパン・デピス(スパイスの効いたパウンドケーキ)などのクリスマス菓子、クレープやリンゴ飴、シュクルートやシュペッツレといったアルザス料理に、クリスマスのオーナメントやキャンドル、ハンドメイドのアクセサリーなど、まさになんでもあり。

    ショッピングもグルメも大充実のクリスマスマーケットです。

    クレベール広場

    ストラスブールクリスマス
    周辺にデパートの「ギャラリー・ラファイエット」や「プランタン」をはじめ、さまざまな商業施設が並ぶクレベール広場周辺は、ストラスブールきっての繁華街。
    ストラスブールクリスマス
    グルメや雑貨などの屋台も並んでいますが、ここでの見ものはなんといっても巨大なクリスマスツリーです。天使やキャンドル、星、りんごなどのモチーフで飾られたクリスマスツリーは、華やかながらもアルザスらしい素朴な温かみを感じさせてくれます。

    オルフェーブル通り

    ストラスブールクリスマス
    クリスマスマーケット会場ではありませんが、絶対に見逃せないのが大聖堂広場から延びるオルフェーブル通り。

    とても細い通りですが、ここはストラスブールの旧市街のなかでも最も歴史が感じられる場所のひとつであり、クリスマスの時期には最も美しいデコレーションが見られる場所のひとつなのです。
    ストラスブールクリスマス
    ストラスブール屈指の「グルメ通り」ともいえるオルフェーブル通りには、パティスリーやベーカリー、ワインショップ、コンフィチュールショプなどが軒を連ねています。

    そして、この通りに並ぶお店というお店が、すべて趣向を凝らしたクリスマスデコレーションで飾られているのです。
    ストラスブールクリスマス
    お店同士でデコレーションの豪華さや美しさを競っているかのような光景は壮観。なかでも、ストラスブール屈指の老舗パティスリー「ネゲル」の、絵本から飛び出してきたかのようなのデコレーションは必見です。

    アルザスらしいキュートなデコレーションと美しいイルミネーションで彩られた、クリスマスのストラスブール。
    ストラスブールクリスマス
    叫びたくなるほどの可愛らしさと、しっとりとした大人の情緒が同居するストラスブールは世界で最もクリスマスが似合う町なのかもしれません。

    クリスマスの時期にストラスブールを訪れれば、きっとこの町が「クリスマスの首都」と呼ばれるゆえんがわかるはずです。

    ストラスブール クリスマスマーケット
    開催期間 2017年11月24日~2017年12月30日
    公式HPはこちら

    涙が出るほど美しい冬のノートルダム大聖堂

    フランスとの国境に近いドイツ南西部に住んでいる筆者は、かれこれ5回以上はストラスブールを訪れており、ノートルダム大聖堂も何度も目にしています。それでも、夜にライトアップされた大聖堂の姿はあまりにも荘厳で、その美しさに涙が出そうになりました。

    ストラスブールのクリスマスの美しさは、ただイルミネーションやデコレーションが華やかというだけでなく、この町が刻んできた長い歳月を物語る、歴史的な町並みあってのものなのです。

    この記事を書いた人

    はるぼぼ

    はるぼぼ旅するライター・ブロガー

    和歌山出身。東京での会社員時代、旅先の長野でドイツ人夫に出会う。5ヵ月間のアジア横断旅行と2年半のドイツ生活を経て、2018年7月日本に帰国。これまでの海外旅行歴は60ヵ国240都市。特に目がないのが、「旧市街」「歴史地区」と名のつく古い街並みを歩くこと。旅のリアルな「ワクワク」をお伝えします。

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