タイ王国の特集

乾物カフェ現る!浅草でイケメン3人が立ち上がり「ほしや」が生まれた。
日本

外国人観光客が、下町文化に惹かれて集まってくる東京・浅草。その浅草の中心地、雷門から徒歩2分のところに、エンジニア、空間プロデューサー、デザイナーのイケメンクリエーター3人が結集して作ったカフェがあります。

それが『ほしや』。友達の家に遊びに行くような感覚で、人々が交流できる町の溜り場にしたいと計画し、3月3日にグランドオープンしたばかり。提供しているのは、ビール、ウイスキーなどの飲み物とドライフーズ、干物や乾物を使用した料理、そしてオープンマインドのサービス。

今後は飲食店という側面だけでなく町の拠点として使ってもらえるようなサービスを心がけていくといいます。

築50年以上の物件を自らの手で改装

もともと友人関係、ホームパーティー仲間の3人、池田洋之さん(32歳)、山本倫広さん(31歳)、佐藤シュンスケさん(29歳)が「人が交流できるような場所を作りたい」と計画したのが飲食店でした。それぞれが本業の仕事を持ち、仕事を終えて交流できる核となる場所を探していたそうです。

そしてたどり着いたのが、浅草・雷門。「浅草の人は新参者の僕らでも受け入れてくれる町。ここで僕たちもアイデアを出して、人をもてなし、町に溶け込んでいきたいのです」と佐藤さん。昨年6月から、倉庫として使われていた場所を、カフェに仕上げていきました。

1階部分はソファを置いてくつろげる居間のような場所。改装するという横浜の映画館やモデルルームから譲り受けた椅子やソファを置きました。畳を敷いたロフト部分への階段は友人の元宮大工さんが作ってくれたそうです。友人たちの協力のおかげで店の形が整っていきました。

グランドオープニング前の店内は、まだまだメン・アット・ワーク。奥の材木が置いてある部分は、将来的には観光客の荷物を預かるクロークになる予定です。
カウンター部分もあり、プレオープンの時からすでに常連客が陣取っていました。間接照明の店内は本当に居心地が良い空間です。こんな場所が近所にあったら、しょっちゅう行っているかもしれませんね。

「本当の家族ではないけれど、家に帰ってくるような感覚で集まってもらって家族になっていきたい」

『ほしや』のウリは、乾物を使った料理です。乾物は日本古来から続く知恵が詰まった食材で、保存性も高く、生ものよりも栄養価が増したり、凝縮されて味も深くなると言われています。

「料理に関しては僕たちはプロではないので、嘘のつけない本物の良い乾物を使って料理を提供していくつもりです。お客さんの欲しいものをだすという意味でも、うちはほしやなのかもしれません(笑)」と佐藤さんは話します。

自家製の乾物は、干し野菜や干し肉など常時10種類ほどを用意しています。スタッフが仕事で出張すると、現地で見つけた乾物を買ってくることもあります。

店の屋上では、自家製の干し野菜を作っていました。
この日のドライフーズの盛り合わせです。上はビーフジャーキー。右回りにスタッフが出張先で買ってきた干し鱈。人気の高い、クルミのシナモン和え、サキイカのピリ辛和え。4~6種で700円です。

サキイカのピリ辛和えでビールが進み、クルミを食べながら20種以上あるウイスキーをちびちび頂くという感じでしょうか。お酒によく合います。

シラスとイカチョビのピザです。イカチョビとは、一夜干しのイカを使ってアンチョビ風に仕立てたソースを使用していて、これもまた美味。もちろん生地も自家製です。

ふわふわの台にシラスとイカチョビソースがマッチして、思わずボーノ! 950円はリーズナブルではないでしょうか。ほかにも、切り干し大根のオニオンマリネ(500円)なども人気メニューです。

インタビューに応じてくれた佐藤さんとスタッフさんです。店の前を通る人も、興味深そうに覗いていきます。

中2階のロフト部分で行われた落語家、立川志の彦さんの落語会です。盛況で入りきらなかった人は、1階でソファでくつろぎながら、画は生中継した映像をスクリーンで観て、音は上からの生音を聞いたそうです。

今後は、観光案内や人力車の受付など、町の拠点として使ってもらえるような企画を考えていくそうです。

ほしや
東京都台東区雷門2-13-1 KAMINARI 1F
公式HPはこちら

現在進行形のカフェは、お客さんと町の人が作り上げていく!

コンセプトは、干物と乾物、と聞いたときには、正直驚きました。浅草には和食に始まり、洋食や各国料理の店など、グルメたちに愛された店が数多くあるからです。でも、本当のウリは、彼ら3人の心意気なのではないかと思います。町の拠点になる店を持ちたいという心が世間を動かし、クラウドファンディングを活用して、店の実現にこぎつけました。まさに情熱の勝利。下町を愛してやまない筆者も、インタビューして帰るころには、若者たちの情熱の後押しができたらと思うようになっていました。

この記事を書いた人

atsuko-h

atsuko-h彷徨えるフリーライター

東京生まれの東京育ち。毎年三社祭で神輿を担ぎます。食べるの大好き、お酒も大好き。映画もラグビーも好きですが、なんたって旅。旅はいつだって自分を成長させてくれます!

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