提供:広島県庁

女子旅を楽しむなら広島へ!いま注目のフォトジェニックスポットたち
日本

「広島?修学旅行で行ったよ」で終わっている人はもったいない!

今、広島がフォトジェニックスポットとしてアツいんです。嚴島神社と平和記念公園だけを広島だと思っている人、あなたの情報はもう古いかも……。

 

今回は広い広島県の尾道から宮島までのフォトジェニックスポットを中心に、2泊3日の女子旅を以下の旅路でご紹介します。

1日目
・瀬戸内マリンビュー
・大久野島
2日目
・耕三寺・未来心の丘
・しまなみ海道
・おりづるタワー
・駅西エリアではしご牡蠣
3日目
・弥山登山
・宮島で食べ歩き
・チョコレート工房「foo CHOCOLATERS(フーチョコレーターズ)」

「ここどこ?私も行きたい!」と友だちから羨ましがられる写真をどんどんUPしちゃいましょう!

よくばり女子の広島旅予約はこちらから!
よくばり女子のプラスワン旅 in Hiroshima

広島空港からはレンタカーでもバスでも

広島での移動はどうする? 旅先では効率良く移動できる足が重要。

 

もちろんレンタカーを借りれば便利なのですが、広島空港からは広島各地へのリムジンバスが充実していますので、車じゃなくても目的地へ効率よく向かうことができますよ。

 

空港に着いたら1階のリムジンバス乗り場で目的地へのバスに乗車。チケットは1階の建物内で販売しています。

 

まずは三原駅へ。所要時間は40分弱。リムジンバスの時間が合わない場合は、空港連絡バス+JR在来線という手もあります。

新幹線利用なら三原駅で下車してください。

1.瀬戸内海を眺めながら憧れの“観光列車の旅”

西日本豪雨災害の影響で運休していた「瀬戸内マリンビュー」が2018年12月15日(土)から復活!

 

マリンブルーの車体がかわいい「瀬戸内マリンビュー」は2両編成で、船をイメージした観光列車。

1号車は乗車券と座席指定券、2号車は乗車券のみで乗れます。

 

観光列車の旅って憧れますよね。でもなかなか機会がない人も多かったのでは?

車窓からはキラキラと輝く穏やかな瀬戸内海ビューが楽しめます。

 

三原駅から次の目的地の入口でもある忠海駅までは20分少々。旅行気分を盛り上げてくれる移動手段ですので、時間があえば是非利用してみましょう!

 

また、広島空港→(リムジンタクシー)→竹原駅→(瀬戸内マリンビュー)→忠海駅という交通手段もあります。

 

瀬戸内海の眺めは広島空港→三原駅→忠海駅と比べて少ないですが、時間は20分ほど短縮できますので急ぎの場合はこちらのほうが良さそうです。

 

2.癒しがある!野生のうさぎと触れあえる大久野島へ

忠海駅でマリンビューを降りたら、忠海港へ。ここからフェリーで15分。

野生のうさぎ約700羽が暮らすうさぎの楽園、大久野島へ。

 

島では休暇村大久野島が無料のシャトルバスを運行していますので利用するといいでしょう。

 

うさぎは夜行性なので、触れ合いは朝と夕方がベストタイム。休暇村に宿泊するとこの時間を余すことなく楽しめます。

「うさぎ!うさぎ!」
普段なら人間がうさぎを見つけて大騒ぎするところですが、大久野島ではうさぎのほうが多いので、状況が逆。うさぎのほうが「人間!人間!(エサ!エサ!)」と駆け寄ってきます(笑)

 

特に朝は食欲旺盛。この時間なら誰でもモテ期到来です!

特にフェリー乗り場で待ち構えているうさぎさんたちの営業力は人間顔負け! 膝の上に乗ってきたりしてすごいウェルカム感があります。

写真の左膝のように肉球スタンプを押されることもありますので(もしくはよだれ?)、汚れても気にならない服装で挑みましょう。

 

うさぎと人間の食べ物は違います。うさぎにモテたいからといって、やみくもにエサをあげるのはやめましょう。

かわいい顔のうさぎさんたちですが、意外と力が強いです。口元に手をやると危険ですので気をつけてくださいね。

また、少し落ち着いた場所ではお母さんうさぎが子育てしていたりしますので、そっと見守りましょう。

その他、うさぎと触れ合う際の心得が大久野島のホームページに書いてありますので、事前に確認しておきましょう。

海岸沿いにはうさ耳オブジェが並んでいます。

こちらは絶好のフォトスポット! うさぎさんばかり撮影していないで、自分たちの写真もお忘れなく。

大久野島
広島県竹原市忠海中町1-2-1(忠海港)
入場料無料
公式HPはこちら

3.海外のようなフォトジェニックな風景に出会える!

2日目の朝は、更なるフォトジェニックな景色を探すべく、大久野島から尾道市の生口島へ向かいましょう。

二つの島を直接結ぶフェリーはありませんので、三原まで戻って三原港からフェリーでアクセス。

 

生口島にある耕三寺は、極楽浄土のような美しい堂塔伽藍を持つお寺。

瀬戸内の島にこんなに沢山立派な建物がどうして?と驚かれるかもしれませんね。

 

耕三寺はもともと実業家だった初代ご住職・耕三寺耕三氏がお母様のために建立された寺院で、「母の寺」とも呼ばれています。

 

境内の堂塔など15棟が国登録有形文化財に指定されています。

この機会に改めてご自身のお母さんへの感謝の思いを心に思い浮かべてみてはいかがでしょうか。

数々の素晴らしい建築物に圧倒されますが、中でも目を惹くのがこちらの孝養門。なんだか見覚えありませんか?

この孝養門は日光東照宮陽明門が原作で、華やかで豪華な装飾が見事です。

 

耕三寺での所要時間は一般的なお寺よりも多めに見積もっておきましょう。見どころが予想以上に多いので時間が足りなくなる可能性大です。

時間切れになってしまった筆者からのアドバイスです(笑)

更に奥へ進むと見えてくるのが、最近フォトジェニックスポットとして人気の未来心の丘。

未来心の丘は、杭谷一東(くえたにいっとう)氏が制作した、5,000平方メートルにも及ぶ白亜の庭園。

 

使われている大理石のすべてが氏のアトリエのあるイタリア・カッラーラで採掘し運ばれたものです。

「南の壁累」「白獅子の塔」など独創的なモニュメントが立ち並ぶなか、圧倒的な存在感を放つのが手を合わせたようにも見える「光明の塔」。

お寺と海外の石材を使ったアートという異色の組み合わせにも思えますが、土地や自然、お寺とも調和していて、身を置いているだけで穏やかな気持ちになれる不思議な庭です。

 

耕三寺では所蔵の美術品を法宝蔵と僧宝蔵、金剛館で展示されていますが、境内も博物館施設の一部として公開していることもあり、未来心の丘と合わせて全体を「耕三寺博物館」とされていることも、珍しい形式です。

耕三寺博物館
大人 1,400円(耕三寺境内・未来心の丘及び金剛館をご見学いただけます)
年中無休9:00~17:00(潮聲閣のみ 10:00~16:00)
広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
公式HPはこちら

4.サイクリストの聖地「しまなみ海道」を車窓から楽しむ

耕三寺博物館から本州への帰路は、タイミングが合えばしまなみ海道を走る路線バスの旅もおすすめ。ただし本数が少ないので事前に調べておきましょう。

 

写真は多々羅大橋。生口島と大三島に架かる橋で、美しさと迫力を兼ね備えたしまなみ海道の中でもフォトジェニックな斜張橋です。

 

もちろん時間が許せばしまなみ海道をサイクリングで巡るのもおすすめ。ただし、美しいイメージとは裏腹に意外とハード(耕三寺〜尾道駅まで約30km!)ですので、事前の準備と下調べはお忘れなく。

 

多々羅大橋もサイクリングも満喫できる手段として、耕三寺のある瀬戸田から大三島をサイクリングして多々羅大橋を通り、大三島からバスに乗って本州に向かうという方法もおすすめです。

 

広島の島々を満喫したら、2日目の午後は広島駅へ向かいましょう。

多々羅大橋

5.二つの世界遺産を望む「おりづるタワー」

広島駅に到着したら、まずは平和記念公園のそばに2016年にオープンした「おりづるタワー」へ。

 

屋上の“ひろしまの丘”は、ウッドデッキが階段状に設置された展望スペース。

周りはメッシュで覆われていますので遮る物がなく風を感じることができる開放的な空間です。晴れた日には世界遺産・嚴島神社のある宮島の弥山が望めます。

 

方向がわからない人はスタッフの方に声をかけたら教えてくれますよ。

“ひろしまの丘”では季節ごとのイベントも楽しみのひとつ。

2019年2月28日までは「マチナカGLAMPING」を開催中。グランピング気分が味わえるクリアドームが設置されています。

 

無料で利用できますが、混雑時には譲り合って利用しましょう。

もう一つの世界遺産が原爆ドーム。

屋上の“ひろしまの丘”からも見ることができますが、一つ下のフロア“おりづる広場”からはより間近に見ることができます。

上空から間近に見る原爆ドーム。以前見た人もまた新たな衝撃を受けることでしょう。

“おりづる広場”では訪れた人々の様々な想いが込められたおりづるを、“おりづるの壁”に投入。

透明な壁面で、外からは蓄積されたおりづるが確認できるような外観になっています。

 

現在おりづるは5階くらいまで到達しているようです。壁も床も透明ですので、投入する際に高所恐怖症の人は要注意。

どうしてもダメな人は高所恐怖症の人用のBOXに入れましょう。

おりづるタワー
大人 1,700円(おりづる投入料金 100円)
営業時間はこちら
広島県広島市中区大手町一丁目2番1号
公式HPはこちら

6.広島では“はしご牡蠣”が楽しい!!

夜はこの季節の広島では外せない、ぷりっぷりの濃厚な牡蠣を探しに駅西エリアへ。

ほろ酔い気分でハシゴしたい素敵な雰囲気のお店が軒を連ねます。

 

昔ながらのお店に交じって、今ふうのオシャレなお店もちらほら。今回は目の前の鉄板で牡蠣と対峙できる「広島赤焼 えん」へ。

せっかくなら広島ならではの「宮島ビール」や、未来心の丘で訪れた生口島・瀬戸田の「瀬戸田レモン」のチューハイなどの地元の飲み物はいかがですか?

 

ドリンクを楽しんでいる間は目の前の鉄板でジュウジュウと牡蠣が焼かれているのを眺めるのも楽しみの一つ。

他のお客さんのオーダーもよく見えるので、「それ、私たちも!」なんて注文もできますよ。

お店の人に「地元の人がよくオーダーするメニュー!」ということで出てきたのが牡蠣バター。

塩コショウ、バターと醤油のシンプルな味付けが牡蠣の旨味を引き立てます。広島産のぷりっぷりの牡蠣に感動!

 

お腹に余裕があれば“はしご牡蠣”で2軒目3軒目と渡り歩くのがツウの楽しみ方。

広島赤焼えん
日曜定休 17:00~翌0:00(LO23:30)
広島県広島市南区大須賀町13-19
公式HPはこちら

7.欧米人がこぞって登る弥山登山に参戦!

3日目の朝は宮島で弥山登山に挑戦!

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星の評価を受けている弥山展望休憩所からの眺望は、欧米からの観光客に大人気。そこから日本人も注目し始めた逆輸入的な観光スポットなんですよ。

 

宮島までは電車とフェリーを乗り継いでも行けますが、原爆ドームの近くの元安桟橋から出ている「世界遺産航路」なら宮島までノンストップ。45分で楽々アクセスです。

「いざ、弥山登山へ!」
とは言っても旅も3日目でそろそろお疲れモード。ここは宮島ロープウェーでワープしちゃいましょう!

 

宮島の桟橋から徒歩20分ほどで宮島ロープウェー乗り場に到着。季節によっては混雑しますので、なるべく早めに行動開始。

まずは宮島ロープウェーを2つ乗り継いで獅子岩駅へ。

見よ!この絶景!! 確かに欧米人観光客の割合も多いように感じます。

ここは宮島ロープウェー獅子岩駅を降りたところにある獅子岩展望台。もうここでじゅうぶんと思える瀬戸内の多島美に感動!

 

ですが今回目指す弥山展望休憩所はまだこの先、約30分の登山が必要です。「もう無理~!」と思っても、女子なら“消えずの火”がある霊火堂まではなんとか登りましょう。

 

1,200年以上もの時間を経て、消えずに燃え続けるという聖火。メラメラと燃える恋愛のパワースポットといわれています。

ただし、山頂付近よりもこの霊火堂までの坂道が一番キツイと個人的には思いますので覚悟してくださいね(笑)

山頂付近にはこのような巨石がゴロゴロ。くぐり岩を通ったら、もう弥山展望休憩所まであと少し!

山頂付近には2013年12月にリニューアルした弥山展望休憩所があり、屋上からは360度のパノラマビューが楽しめます。

展望休憩所以外も景色の良い場所が沢山ありますので、お気に入りの場所を見つけてくださいね!

筆者は巨石がゴロゴロしているこの場所がお気に入り。巨石に腰かけて美しい海と島々を飽きることなく楽しめるスポットです。

弥山展望台
広島県廿日市市宮島町739-0588

広島の+αはもちろんグルメ!!

さて、登山で体力を消費してそろそろ腹ペコ。ということで、宮島で食べ歩き。

宮島は食べ歩きが楽しいエリア。まずは一通り歩いてみて何があるかをチェック! 牡蠣、あなご、もみじ饅頭、アイスクリーム……。

 

目移りしてしまいますが、午後には旅も終わるので最後にもう一度牡蠣を!ということで、桟橋から嚴島神社に向かう途中にある「BIG SET」で牡蠣カレーパンをガブリ!

 

大きな牡蠣が2つ入って400円。カレーパンだけでもパンやさんで200円以上はするので、牡蠣が2つ入ってこの価格はお得! カレーのピリリとした刺激にクリーミーで濃厚な牡蠣がベストマッチ!

お口直しのデザートはサッパリしたジェラートを町家通りにある「BACCANO」で。

もちろんテイクアウトも可能ですが、2階のイートインスペースでいただくこともできますよ。

5種食べ比べなんてものがあったので、うっかりオーダーしてしまいました。カレーパン1個にしておいて良かった(笑)
やはり食べ歩きは次のことを考えて、念のため控えめにしておくのがコツかも。どんな出会いがあるかわかりませんからね!

 

広島レモン、ピスタチオ、黒ゴマ、いちご、ジャンドゥーヤをチョイス。

広島レモンはかなり爽やかなお味でした。ピスタチオと黒ゴマはとっても味が濃く食べ応えあるお味。いちごもほのかな酸味が美味しくておすすめ。

 

「運動したから大丈夫!」と自分に言い聞かせながら、グルメ三昧の宮島の旅も無事終了。そろそろ広島空港へ向かいましょう。

さて、続いてはチョコレート。

「えっ?空港に向かうんじゃなかったっけ?」と思った方、実はここは空港にあるチョコレート工房「foo CHOCOLATERS(フーチョコレーターズ)」。

 

早めに空港に着いてしまっても、こんなお店があるなんてうれしい誤算! 尾道の人気店「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」の姉妹店として2018年3月に広島空港3階にオープンしたばかり。

 

店内奥ではカカオ豆の焙煎から包装まで行われていて、チョコレート作りの工程が見学できますよ。

ミルクの代わりにカシューナッツを使用したヴィーガンにも対応したこだわりのチョコレート。話題性たっぷりのチョコレートは最後のお土産としてピッタリ!

 

広島空港すぐそばには、くりーむパンで有名な八天堂の体験工房が併設された「八天堂カフェリエ」もありますよ。

空港での時間の余り具合によってはこちらも覗いてみるといいかも。

まだまだ魅力の尽きない広島

今回はフォトジェニックスポットをメインに2泊3日で盛りだくさんの女子旅でしたが、まだまだ広島には行くべきスポットがたくさんあります。

 

こちらのサイトには、今回は時間の関係上行くことができなかったスポットやグルメもたくさんありますのでぜひ参考にしてみてください。
よくばり女子のプラスワン旅 in Hiroshima

この記事を書いた人

ひとりっぷ

ひとりっぷ

日本各地を旅するトラベルライターです。新しい施設や季節のイベント、注目の観光スポットをいち早くご紹介します。基本一人旅(ひとりっぷ)ですので、同じ旅スタイルの方はご参考にしていただければ幸いです。

    チャンネル

    チャンネルをもっと見る