評判のいい絶品の蕎麦屋は行く価値あり!
どこか懐かしさを感じるのどかな里山の風景が、一面広がる能登半島。これから夏にむけて田植えが始まり、山々の緑が濃くなり、目に優しい自然の風景が広がります。その能登半島にある小さな集落「神子原村(みこはらむら)」。名前からして何か不思議な雰囲気を漂わせていますが、実は県内最大級の棚田があり、なんとローマ法王に献上されたことで知られる神子原米の産地でもあります。標高150m~400mに位置する棚田で手間暇かけて作られる「コシヒカリ」が「神子原米」というブランド名になりました。豊かな水と昼夜の寒暖差、そして、化学肥料に頼らず自然の力を引き出す方法で丁寧に手間暇かけて作られ「世界農業遺産」にも登録されています。そんな神子原村をドライブしていると素敵な農産物直売所「神子の里」を発見! お米以外にもご紹介したいものがたくさんありました!
魅力的な品物がいっぱい「神子の里」
高齢化や過疎化が進み、限界集落となっていた神子原村。農業の価値を見直しお米のブランド化を進め、人口増加を推進するために空き家などを再利用し活性化に努めてきました。その集大成ともいえるのが「神子の里」。地元の方が主体となり運営をしているそうで、周辺で栽培された新鮮な野菜や果物、地元の産物を販売している農産物直売所です。
↓出荷量が少なく出回ることが少ない神子原米。
↓お米は重くて買えない‥という方はぜひおにぎりを!
↓神子原米で作ったお団子。
店内で販売されている神子原コーヒーとも合います!
↓手作りの和菓子はどれも美味しいです。
↓世界農業遺産で作られた野菜。春から夏にかけては山菜も豊富です。
↓神子原米100%で作ったお酢。上質な米の甘さや旨みが凝縮されています。お土産にいいですね。
地元の方に人気 絶品蕎麦と天ぷらが食べられる 「里山」
神子の里で買い物を楽しんだ後に、ぜひ立ち寄っていただきたいのが、隣に併設された蕎麦屋「里山」。
11時の開店と同時に地元の方が訪れすぐに満席になってしまうほどの人気店です。
ご夫婦2人でされているので、時間に余裕をもって訪れましょう。
↓名物の10割蕎麦と二八そば。器はすべてご主人の手作りだとか。二八そばは喉越しがよく、10割蕎麦は蕎麦の風味を楽しめます。甘めのつゆでいただきます。
↓おすすめは、揚げたてサクサクの山菜天ぷら。このボリュームに驚きますが、カラッと揚がっており最後まで美味しくいただけます。他の天ぷらも2人~3人前で提供されます。このサクサク感がたまりません。お蕎麦にもよく合います!
都会の喧騒から離れのどかな景色の中、のんびりとした時間を感じることができる場所でした!
能登半島にお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてください!