夏本番となりました! 皆様はもう夏の旅行のご予定はたてましたか? 連日35度という天気予報を聞く度に外に出かけるのが億劫になってしまいますよね。そんな時におすすめしたいのはやはり避暑地。今回は涼しいだけではなく自然の絶景もたのしめる一石二鳥のドライブコースのご紹介です!
緑に癒される 日本一標高が高い国道292号線
今回は長野県の湯田中より国道292号線をドライブします。湯田中といえば温泉に入る猿が有名。国道292号線沿いには道の駅北信州やまのうちもあり地元の新鮮野菜やお猿さんグッズも購入できます。目の前には目指す志賀高原がある山々が広がります。

山道を走っていくと「澗満滝(かんまんだき)」の看板があります。道沿いからは滝は見えないのでぜひここでは車を停めて展望台まで歩いて行ってみましょう。
滝が見える展望台までは遊歩道が整備されています。

展望台に到着し想像以上の絶景に感動! 落差107mの志賀高原で最大の滝です。吸い込まれそうな谷を覆いつくす木々の緑と荒々しい岩壁のコントラストが美しく迫力の中にも自然の美しさを感じます。
再び国道を走り標高1200mくらいになると周りの景色が白樺に変わります。
白樺の木々を見ると涼しさを感じます。自然の力でリフレッシュするという「森林セラピー」の効果を感じることができます。
上信越高原国立公園の中心に位置する志賀高原。トレッキングやキャンプ場などの設備も整っていて、緑に覆われるグリーンシーズンは目にも優しい大自然に癒されます。
九十九折りの山道をどんどん上っていくと標高2100mの横手山ドライブインが見えてきます。この日下界は35度でしたがなんとこの辺りは17度! 天然のクーラーのようで涼しい!
すり鉢状の谷の景色は圧巻!
先を進むとほどなくして群馬県との県境です。標高2152mの渋峠。この日は雲海に包まれ少し肌寒いくらいでした。
ホテルの中央部分に県境が通る「県境の宿」があります。気温は14度!
県境から少し走ると「日本国道最高地点」に到着! 2172mです。この日の周辺は雲海に包まれ幻想的な風景でした。
群馬県に入ると景色が一変! この辺りは活火山でもある白根山があり硫黄のにおいがして溶岩が流れた山肌が見えてきます。
活火山のためいつ噴火するかわからないとか。そのためのシェルターが完備されています。噴火警戒レベルが1の状態が続いていますので「活火山」ということに留意し情報を収集してから訪れましょう。
山道を下っていくとやがて草津温泉に到着します。国道292号線は標高差があるので景色の変化が楽しめるドライブコースです。さらになんといっても標高が高いのでとても涼しい! 涼しさと絶景に癒されながら夏のドライブを楽しんでみませんか?
●日本国道最高地点碑
群馬県吾妻郡中之条町入山