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    ラトビアのおばちゃんが全力で勧めるので、トゥライダ城というところに行ってみた
    ラトビア

    こんにちは、ライターの新田です。今回はラトビア・リーガのおばちゃんに絶賛されたトゥライダ城を紹介します。

    「地元の人が言うのだからいいスポットなのだろう」と思って行きましたが、大正解でした。行き方も含めて解説します。

    おばちゃんの強烈な宣伝 


    私はラトビアの首都リーガにある「バリケード博物館」を見学しました。

    その際、博物館のおばちゃんスタッフと話すことに。ラトビアと日本のことをいろいろ話し、私が「リーガ以外にラトビアでいいところはないか」と聞きました。

    すると、彼女はこう言いました「スィグルダがいい、スィグルダが。スィグルダにあるトゥライダ城に行くべきだ」と。5分の間に彼女の口からは10回以上「スィグルダ」「トゥライダ」という単語が出てきたように思います。

    私はかなり押され気味に「わかりました。行きますよ、スィグルダに」と答えました。そして、彼女と会った2日後にスィグルダ・トゥライダ城に行きました。

    トゥライダ城への行き方 


    先にリーガからトゥライダ城への行き方を解説します。まず、トゥライダ城への玄関口、スィグルダを目指しましょう。私はスィグルダまで鉄道を利用しました。

    鉄道ですとリーガから1時間程度です。本数はあまり多くないので事前に調べておきましょう。「Sigulda(スィグルダ)」もしくは「Valga(ヴァルガ」行きの列車に乗ればOKです。写真はリーガ発ヴァルガ行きの列車。

    スィグルダから12系統のバスに乗りましょう。バスに乗る際、運転手にトゥライダ城へ行くことを伝えると教えてくれます。

    なお、これはトゥライダ城方面行き12系統の時刻表です(2017年6月のもの)。約15分でトゥライダ城に着きます。

    また、ピクニック気分でトゥライダ城へ徒歩で行くこともできます。所要時間は1時間~2時間です。トゥライダ城への道のりは写真のように整備されています。詳しいルートは現地のインフォメーションセンターで確認することをオススメします。

    明治村のようなトゥライダ城 


    正直に書くとトゥライダ城に関して、あまり詳しく調べていませんでした。ポツンと古城が佇んでいる姿をイメージしていたのです。

    しかし、実際は大違い! 愛知県にある「明治村」のような、ちょっとしたテーマパークになっていたのです。正式には特別保護文化財「トゥライダ城博物館保護区」といい、1988年に設立されました。

    42ヘクタールの敷地に39もの歴史的建造物があります。なお、「トゥライダ」とは先住民の言葉で「神の園」を意味します。

    まず、受付に驚きました。最初、受付のスタッフは「中国語ですか」と言いました。私は「どうせ日本語はないだろう」と思いながら「日本語はありますか」と聞くと、何と日本語のパンフレットをくれたのです。本当に助かりました。

    園内はちょっとした公園のようになっています。とても、のんびりとしており自然と癒されます。ちなみに、このあたりは「民謡公園」のゾーンです。

    そして、このような小屋のような建物があります。これは「庭師の家」で19世紀中期に造られました。ここには庭師の家族が住んでいたようです。

    中にはラトビアの農民が暮らしていたと見られる住居の模型がありました。なお、建物には英語の解説がありますが、展示物はラトビア語のみです。どうしても気になる方は現地の英語ツアーに参加されるといいでしょう。

    こちらがトゥライダ城です。受付から歩いて15分~20分ほどで着きます。トゥライダ城は見てのとおり、中世に建てられたお城。13世紀にリーガ大司教区の居城として使われました。

    城といえば「塔」ではないでしょうか。トゥライダ城には高さ約38mの塔があります。もちろん、城内と周辺のパノラマが楽しめます。ラトビアは「平地の国」というイメージがありますが、このような「山間部」もあるのです。

    これは15世紀に建てられた西棟です。トゥライダ城をはじめとしてヨーロッパのお城は年数をかけて、建物を増やし規模を拡大させたのです。

    なお、西棟には中世ラトビアの地図が展示されていました。当時、ラトビアはいくつもの司教区が統治していたのです。

    「怖いもの」が大好きな方は半円塔の地下に行ってみましょう。ここは牢獄に使われていました。囚人がどのような罰を受けていたか、よくわかります。

    城だけでなく教会もチェックしよう


    ヨーロッパで忘れてはならないのが教会です。トゥライダ城から受付方面に少し歩くと、古い木造教会があります。この教会は1750年に建てられ、改築されることもなく、当時の姿をそのまま残しています。

    教会内は至ってシンプル。そして、屋根が低いです。「教会」といえば、都会にある豪華絢爛な建築をイメージしますが、村や町にあった多くの教会はこのようなシンプルな造りでした。

    ラトビア、ヨーロッパから訪れた観光客も興味深そうに教会を見学していました。

    今回紹介したのはほんの一部。他にもさまざまな建物があります。ぜひ、じっくりとトゥライダ城をお楽しみください。

    トゥライダ城博物館保護区
    Turaidas muzejrezervāts, Turaidas iela 10, Siguldas novads, Sigulda LV-2150
    公式HPはこちら(音が出ます)

    ラトビアでのピクニックも楽しい

    先ほどスィグルダ駅からトゥライダ城までは徒歩でも行けると書きました。中には「歩くのが面倒だ」と思った方もいるでしょう。ですが、トゥライダ城までのピクニックは本当に魅力的です。どう魅力的か? それは実際に歩いて確認してください。

    この記事を書いた人

    新田浩之

    新田浩之鉄道&中東欧旅行研究家

    1987年生まれ。神戸市在住。専門は鉄道と中東欧です。国内では鉄道系イベントの取材、国外では中欧、東欧、ロシアの歴史スポットを訪ね歩いています。チェコアンバサダー2018

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