日本から行きやすいヘンな国トップ5へ旅してみませんか

こんにちは、ライターの新田です。

今回は私が訪れた東ヨーロッパ〜アジアの中で「変わっているな」と思う国をピックアップします。日本ではちょっと考えられないことが見つかるはず。

 

いずれの国も行きやすいので、この記事を参考にして、ぜひ訪れてください。

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① 沿ドニエストル共和国


何はともあれ、モルドバ共和国にある未承認国家の沿ドニエストル共和国は外せないでしょう。

未承認国家とは国家としての体を成していますが、多くの国から国家承認を受けていない国家を指します。

 

沿ドニエストル共和国の場合、国家承認をしている国連加盟国はありません。

まずは国旗に注目してみましょう。

国旗には未だにソビエト連邦のシンボルであった鎌とハンマーが描かれています。世界にある国でソ連のシンボルが残っているのは沿ドニエストル共和国のみ。

 

モルドバ人、ロシア人、ウクライナ人が住む同国において、ソ連ノスタルジーがアイデンティティーになっていることがよくわかります。


そして、国歌のメロディーはロシア民謡を借用。

歌詞はオリジナルですが、他国の民謡を借用した国歌は少ないと思います(かつて、アフリカのビアフラ共和国の国歌のメロディーが「フィンランディア」を採用していましたが)。

 

とにもかくにも、沿ドニエストル共和国はネタがたくさん詰まった国。

最近、首都ティラスポリにインフォメーションセンターが開設され、観光業にも力を入れています。

 

沿ドニエストル共和国のおもしろいところはソ連が残っていること。鎌とハンマーの紋章やスローガンを見ると、まるでソ連にタイムスリップしたような感覚になりますよ。

 

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② スルプスカ共和国


スルプスカ共和国も未承認国家ですが、沿ドニエストル共和国と比べると雰囲気は異なります。

 

スルプスカ共和国はボスニア・ヘルツェゴビナの東部にあり、主にセルビア人が居住しています。

一応、ボスニア・ヘルツェゴビナの構成体ですが、ほとんど国家として機能しています。

スルプスカ共和国のポイントはボスニア・ヘルツェゴビナの旗が見当たらないこと。

 

セルビアとの国境ポイントで、かろうじてボスニアの国旗を見るくらいです。その代わり、町の至るところに3色旗のスルプスカ共和国旗があります。


国歌は完全なオリジナルですが、本音はセルビア本国の国歌を望んでいた、とのこと。

しかし、ボスニア・ヘルツェゴビナに住むボスニア人やクロアチア人だけでなく、国際社会からの反発もあり、セルビア国歌を採用することはできませんでした。

 

スルプスカ共和国本国からもボスニア人、クロアチア人からもウケが悪い、かわいそうな国歌になっています。

 

スルプスカ共和国の町においてセルビア人とボスニア人が住んでいた町ではモスクが破壊され、セルビア正教会の建物が堂々と建っているところがありました。再び、両民族が平和に暮らせる日がくるといいのですが。

 

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③ モルドバ共和国


ここからは国連加盟国です。

モルドバ共和国はルーマニアとウクライナの間に挟まれた国。1991年にソビエト連邦から独立しました。

 

モルドバはルーマニアと歴史的なつながりがあり、公用語はルーマニア語です。

そのため、モルドバの国旗はルーマニアの国旗とそっくり。国旗の中央にモルドバ共和国の紋章が入っています。

ところが、ドドンモルドバ共和国大統領は現在の国旗を変えたがっている、とか。

モデルとなっているのは中世に使われた赤地にモルドバを表す牛の紋章が入った旗です。

 

独立してから20年以上が経過しますが、未だに「国旗論争」があるのは驚きですね。


国歌は「我が言語」という歌を使用しています。

 

ソビエト時代、モルドバではルーマニア語をキリール文字(ロシア語の文字)を使用した「モルドバ語」が押し付けられました。

「独立して、ようやくラテン文字が使える!」という喜びから、「我が言語」を国歌として採用したのでしょう。

なお、モルドバのおもしろいところはとにかく人! ラテン系なので、とにかくよく声をかけてくれます。モスクワにあるモルドバ料理店を訪れた際も積極的に声をかけてくれました。

 

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④ ベラルーシ共和国


ベラルーシ共和国もソビエト連邦から独立した国です。

ベラルーシ人はロシア人と同じ東スラブ語圏に属し、ロシアとのつながりが強いのが特徴です。

 

そもそも、ベラルーシとは「白いロシア」を意味します。「白」の語源は諸説ありますが、未だに明確な答えはわかっていません。

さて、ベラルーシ共和国の国旗はソビエト時代のベラルーシの国旗から鎌とハンマーを外したものを使用。首都ミンスクを歩くと、赤・緑の旗が至るところで見られます。

独立当初は20世紀前半のわずかな独立時代に採用された旗を使っていました。

 

ところが、1995年にルカシェンコ氏が同国の大統領に就任すると「20世紀前半に使われた旗はナチスを応援するグループも使っていた。この旗は却下!」ということで、現在の国旗になりました。

賛否両論はあるようですが、少なくともルカシェンコ氏が大統領の間は現在の国旗が使われることでしょう。


国歌もソビエト時代のベラルーシの国歌を利用しています。さすがに、歌詞は現在の情勢に合わないため変更されていますが。

 

なお、国歌の歌詞はベラルーシ語で書かれていますが、多くのベラルーシ人は日常生活においてロシア語で会話します。ベラルーシ人に「ベラルーシ語はわかりますか」と聞いたところ、「ベラルーシ語は話せない。ロシア語なら大丈夫!」という答えが返ってきました。

⑤ ロシア連邦


これだけユニーク(?)な国を生み出したソ連ですから、本国はもっとユニークに違いありません!

ロシア連邦はソ連の継承国家として、現在も周辺地域に多大な影響力を行使しています。

独立当初のロシア国旗

ロシア連邦の国旗はおなじみの三色旗。

ですが、独立当初の旗は比率が2:1で、青色が水色に近い色でした。個人的には独立当初の旗のほうが好きですが。

 

なお、個人的に生で独立当初の旗を見たことはありません。


国歌は迫力満点のソビエト連邦国歌のメロディーを使用しています。

歌詞は変更されましたが、そのド迫力の演奏は何も変わっていません。

ところで、ロシアには22の共和国があり、それぞれの共和国には国歌があります。かなり民族色の濃いメロディーですよ。
 
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世界にはユニークなところがたくさん!

今回は東ヨーロッパを中心にお伝えしましたが、西ヨーロッパにもソジェー共和国やセボルガ公国など楽しそうなところがたくさんあります。
ぜひ、あなたもユニークな場所を探してみてはいかが。

この記事を書いた人

新田浩之

新田浩之鉄道&中東欧旅行研究家

1987年生まれ。神戸市在住。専門は鉄道と中東欧です。国内では鉄道系イベントの取材、国外では中欧、東欧、ロシアの歴史スポットを訪ね歩いています。チェコアンバサダー2018

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