日本開催が待ち遠しい!「サロン・デュ・ショコラ2017」パリの様子をくまなくご紹介!
フランス

10/28~11/1に開催されたパリのサロン・デュ・ショコラへ行ってきました! 世界60カ国から参加者が集まる祭典は、10時~19時の9時間あっても足りませんでした。

去年は概要をご紹介したので、今年は筆者の1日の過ごし方を書いてみます。どんな楽しみ方があるのか、読んでもらえたら嬉しいです。

9:25 Porte de VersaillesのPavillon5着

10:00オープンの30分くらい前に行ってみると、まだ15人位しか並んでいませんでした。この日から急に寒くなり小雨が降ったりやんだりしていたからかもしれません。
サロン・デュ・ショコラ
9:50過ぎくらいからは一気に長蛇の列が出来ました。
サロン・デュ・ショコラ
チケット売り場には、エクレアチェアーが設置されていました。欲しい(笑)。

10:00 オープンと同時に予約!

サロン・デュ・ショコラ
中に入ると、入口付近にある日本を体験出来るブース「L’EXPÉRIENCE JAPON」の予約をとりに行きました。1日数回ありますが、各回数席のみなので予約必須です。

回ごとに予約開始時間は異なり、1番初めの11時~の回は受付を開始していたので予約しました。
サロン・デュ・ショコラ
オープン時、入口の試食配布がまだ始まっていなかったのですが、再度通ったらもらえました。

10:10 目的のブースへ

(かなり個人的な話ですが)筆者の愛するフィリップ・ベル氏のお店へ行きました。店頭にショコラティエがいるかいないかは運ですが、すいているうちにお話がしたいと思って一か八かで向かうと、ブース近くを歩いていらっしゃいました。
サロン・デュ・ショコラ
入口から離れていたこともあり、お店貸し切り状態で、ご本人からショコラの説明をして頂けて感無量。
サロン・デュ・ショコラ
新しいフレーバーのボンボンを等を買いました。また、去年パリで一緒に撮って頂いた写真に名前を書いて下さいました。宝物です!

そして日本で出店する日も教えて下さいました。あ~幸せでした~。ありがとうございました! ちなみに夕方頃再度訪れた際は人だかりだったので、朝のうちに行っておいて良かったです。

その後は、ダリケーで焙煎機「NOVO MARK II」を見学したり、チョコレートのドレスをゆっくり鑑賞したりと次の予定までフラフラ過ごしました。

11:00 L’EXPÉRIENCE JAPON

サロン・デュ・ショコラ
15分前集合と言われていましたが、席に着けたのは10:58くらいでした。筆者が予約したのは、パレ ド オールの三枝俊介氏の回です。お話を聞きながら、試食を頂きます。
サロン・デュ・ショコラ
国別のカカオ豆やタブレット、オリジナルボンボンに加え、その場で豆から作ったり、ドリンクが3種も出たりととても贅沢でした!

日本の味を知ってもらいたいので、立ち見の方にも筆者の分を渡し、みんなで楽しみました。ブースは出されておらずここのみの販売だそうです。ショコラもチェック必須ですね!

2階でお買い物タイム。

サロン・デュ・ショコラ
買い物リストを片手に、試食を頂きながら新規開拓です。シャルトルブルーのショコラにも出会えました!
サロン・デュ・ショコラ
今年の巨大オブジェは、ゴリラではなくキツネでした。
サロン・デュ・ショコラ
ヤン・クーヴァーではキツネショコラだけでなくキツネケーキも次から次へと売れていました。
サロン・デュ・ショコラ
アートのようなショコラも満載です。こちらは、ベロ&アンジェリの熊です。香りも良いんですよ!

13:00 PASTRY SHOW

サロン・デュ・ショコラ
こちらは、予約不要のショーです。1日数回あります。筆者は、ル ショコラ ドゥ アッシュの辻口博啓氏の回に参加しました。

席数は多いですが、大変人気なので15分前から席が空くのを待って無事に着席。まずは、ほうじ茶風味のフロランタンの実演・試食でした。フランス語の司会者の細かい突っ込みがなかなかツボでした。
サロン・デュ・ショコラ
ボンボンの実演もあり、食材やカカオの合わせ方・バランス等、見ながら学べて勉強になりました。作った後は、そのショコラ&獺祭の盃をかわす儀式がありました。

全員立って、左手は腰、右手は盃。日本人の私も初めての食べ方?飲み方?でしたが、合うんですね~。世界中の人々から笑いをとるだけでなく、あれだけ広いステージを一瞬で1つにまとめるシェフ……凄すぎます!

続いて1階へ移動

キッズコーナーを覗いてみたり、カカオ生産国の方からその土地の特徴を教えてもらったり、実際にカカオ豆を食べ比べたり、この階もとにかく楽しいんです。

メモをとるのに必死で全く写真がありません(汗)。石鹸やお茶等との出会いもありました。
サロン・デュ・ショコラ
こちらのドライフルーツのフラワーは可愛いだけでなく美味しかったです。
サロン・デュ・ショコラ
驚いたのは、1階で明治が出店していた事。大変大きいブースで、ショコラを製造する機械数種類、パルプが見えるように割られたカカオポッド、実際に発酵過程が見えるしくみ、カカオの木の模型と見所が満載でした!

15:00 CHOCOSPHÈRE – CONFÉRENCES

サロン・デュ・ショコラ
この階にも予約不要のカンファレンスがあります。10分前になってしまったのでダメ元でしたが、エス コヤマ・小山進氏の回へ行ってみたら、前列2席のみあいていました、ラッキー。

今年のテーマは「DISCOVERY」だそうです。子どもの頃に顕微鏡をのぞき込み細かく調べた感覚には共感ですが、それをショコラで表現しちゃうなんて。

1つ1つのテーマ曲を聴きながらの試食は、全身に訴えかけるものがありました。口の中で変化するショコラと曲の流れが合致する時間は感激の連続でした。

17:00 DÉFILÉ DE ROBES EN CHOCOLAT

サロン・デュ・ショコラ
その後は、チョコレートドレスショーの場所取りです。1時間前なのに、既に座って待てる場所は一杯。その周りで立ちながら待ちました。

開始の少し前に、全員立ちます。ステージは大きく、2列目に立てました。去年より近くで見られたので、より迫力を感じる事が出来ました。事前にドレスの細部まで見ておくことで、動きを一段と楽しめます。
サロン・デュ・ショコラ
その後、終了時間までは買い忘れがないか隈なく会場のチェックです。ハンバーガー型のチョコレートも買っちゃいました(笑)。
サロン・デュ・ショコラ
以前愛知出張の際に訪れて、忘れられない味のタカスも今年初出店されていました!
サロン・デュ・ショコラ
こちらのブースもとても印象に残っています! 毎年見せ方が変わり楽しめますね!

16回目を迎える日本のサロン・デュ・ショコラ2018も楽しみです。
東京会場のエムアイカード会員限定の開催は2018年1月20日21日、一般会期は2018年1月22~28日。
会場が新宿NSビル地階・イベントホールに戻るようですね。

日本も……入場料のかかるチケット制になるようです。しかも当日券はないのだとか……。
一般会期の詳細は11月22日に公開されるみたいです。ラビリンス!

Salon du chocolat
Porte de Versailles
1 Place de la Porte de Versailles, 75015 Paris
公式HPはこちら

この記事を書いた人

木村彩乃

木村彩乃アナウンサー/スイーツコンシェルジュ

NHKでのキャスターを経て、フリーアナウンサーに転身。スイーツコンシェルジェとしても活動中。 趣味は旅で約25カ国へ。旅のメインは“食”です。韓国でマッコリソムリエ、ベトナムでベトナム料理検定を取得。日本では、スイーツ・チョコレート・ダイエット等の資格を取得。“旅×食”彩り豊かな情報をご提供致します! Instagram【https://www.instagram.com/ayano.sweets】

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