日本では手に入らない(催事や通販を除く)レアなショコラをとにかく沢山買う&食べるためパリへ! 滞在中の限られた時間の中では、周り方が肝となりますね! 1区は、お土産にも喜ばれる日本でも馴染のあるショコラトリーが多かったですし、なにより歩いて(いや走ってでも)回れる距離感だったのであまり時間の無い方にもおすすめです。
ジャンヌダルク像の近くにある「セバスチャン・ゴダール」
メトロ pyramides(ピラミッド駅)から徒歩数分の所にお店はありました。が、ワクワク訪れた1店舗目は、まさかの定休日ではないのにお休み! 近くを歩いていた人に聞いたら「ホリディじゃない?」と言われました。う~ん、パリあるあるなのかしら? 外から見た感じ、シンプルな店内でしたね。
事前調べで、1区はパティスリーが密集しているようだったので、次もとことこ徒歩移動です。続いてデュカスへ行くも開店前だったので、後程再訪する事に。
侯爵夫人気分になれる「レ・マルキ・ド・ラデュレ」
その後すぐに着いたのは、レ・マルキ・ド・ラデュレ。シャンデリアに大理石に、お城の中に迷い込んだような世界感でした。あ~もう夢の中みたい! 私以外のお客さんはオール男性でしたが、日本の女の子がいたら、写メの音が鳴りやまないような可愛くてゴージャスな店内です! あ~住みたい!
(その時々の店員さんによると思いますが)このお店では英語が一切通じなかったので、フランス語か事前予習をお勧めします。
景色を楽しみつつトコトコ歩いていると、次のお目当てをあっという間に発見。
朝食客?で行列だった「アンジェリーナ」
チュイルリー公園目の前という素晴らしい立地にありました。サロン・ド・テは、7~8組待ち。しかもここも男性だらけ! 日本でも甘党の男子が増えて来たな~と感じる日々ですが、パリとは比にならないですね。パティスリーは4人待ち位だったので、選んでいるうちにすぐに買えました。もちろん、世界的に有名なモンブラン!ではなく、私はやっぱりショコラを購入。日本では取扱いのないメニューがどんどん私の腕の中に……幸せ! それにしても高級感溢れる外観・内観でした。
ショコラオタク大注目の「ル・ショコラ・アラン・デュカス マニュファクチュール・ア・パリ」
2件回って開店時間が過ぎたので、再び歩いて向かった先はデュカス。今回のパリの旅ではとにかく時間に追われていたので、ルート的に効率がよいこちらの小さな店舗に訪問しましたが、店内の香り・贅沢過ぎる試食・丁寧な説明で充分満足できました。とは言えもっと買えば良かったなという後悔もありますし、いつか工房付きのショコラトリーの方も訪れて見たいです!!
ヴァンドーム広場に寄り道しつつ、お昼ご飯を食べに「ル・スフレ」へ。まさかのこちらも、定休日ではないのにお休みでした。残念。パティスリー巡りをしつつ観光も出来、終始希望に満ち溢れていた散策ですが、なかなか難しいですな、パリ!
「メゾン・ラデュレ」をちら見
日本でもよく行くので素通りの予定でしたが、可愛さに引き寄せられちゃいました。りすや蝶蝶など生き物系の飾りが目立ち、店内も日本よりポップなイメージ。小物類よりスイーツのメニューが日本と結構異なるようでした。
2階も絶対行くべき「パトリック・ロジェ」
ラストは、マドレーヌ教会方面へ進んだところにある、パトリック・ロジェ。
アートなショコラを求めて行ったのですが、アートな空間も堪能出来たんです。1階店舗奥にある階段。シックなお店で「あがってもよいのかな~どうかな~」と少し様子を見ていたら、団体客があがって行きました。「私も良いですか?」とひと声スタッフさんに声をかけると「はい、是非」と笑顔が返ってきました。あがるとそこはギャラリー!! ショコラとブロンズ像、両方からパトリック・ロジェ氏の鬼才さが堪能出来て、パリまで行く価値ありました!!
ちなみに、こちらの団体様、実は他の店舗でもチラチラ会っていて、お互いパティシエさんに踏み入った質問をしていたので気になっていたら「アメリカから来たチョコレート視察ツアー」の方々でした。「次のお店でも~」なんて言ってお別れしましたが、私はこのあとチョコレート博物館へ行った為、もうお会いできず残念! むしろ参加したかったな! 日本人主催のツアーもネットで募集されているようなのでご興味のある方は良いかもしれませんね。
まとめ
最後に、パリでパティスリーを巡る際の注意点をふたつご紹介します。
今回私がジャン=ポール・エヴァンがあると思っていた場所には、ピエール・マルコリーニがありました(笑)。実際はそんなわけないので、脳内地図だけではこういう事が起きちゃいますね(笑)。パリはわかりやすいですが、きちんと地図とパティスリーの位置や営業時間のメモを持っていくことをおすすめします。また、散策の際はスリ対策は一瞬たりとも怠らないでくださいね!