校閲ガールにも登場、南伊豆のハート型「龍宮窟」実際はこんなかんじ!
日本

ハート

伊豆出身であり伊豆を誰よりも愛している筆者ですが、皆さんもご存じの通り伊豆には絶景ポイントや秘境が多々点在しております。

その全てを制覇するのが筆者の野望ではあるものの、車を持っていない私にとっては果てしない夢。とはいえ伊豆半島一周ドライブが趣味な筆者は、両親や友人の車に便乗して伊豆の自然が織りなす美しい景観を拝む旅に幾度となく出かけてきました。

次の伊豆半島を巡る旅ではどこに行こうかと考えていたところ、「SHIMODA」という伊豆のタウン情報誌のある写真に一目惚れしました。私の心を鷲掴みにしたその写真の場所は南伊豆にある「龍宮窟」。

近頃はパワースポットとしても注目されているこの洞窟に早速足を運んだ筆者が見た神々しい光景とは?「龍宮窟」が人々の心を惹きつけて止まない理由は、大自然がもたらした奇跡の形と幻想的な空間にありました。

「龍宮窟」中から見るか、上から見るか?

そもそも「龍宮窟」とは以下のようなものを指します。

「龍宮窟」とは?
波が海岸の波にうちつけると、崖の弱い部分(柔らかい地層や断層など)が削られていき、洞窟ができることがあります。こうしてできる海の洞窟を海食洞(かいしょくどう)と呼びます。田牛(とうじ)の龍宮窟(りゅうぐうくつ)は、おおきな海食洞の天井が一部崩れて、直径50メートルほどの天窓が開いたものです。龍宮窟を上からのぞく展望台からは、2方向に分岐した海食洞がハートのような形に見え、かつての海食洞の様子を想像することができます。
-「伊豆半島ジオパーク」公式HPより-

「龍宮窟」内部はどうなっているの?

龍宮窟入口
つい先日放送されたばかりの日本テレビ系ドラマ「地味にスゴイ! DX校閲ガール・河野悦子」の中で主演の石原さとみさんと菅田将暉さんが訪れた「龍宮窟」。

このドラマの大ファンである筆者が「龍宮窟」に足を運んだのはドラマが放送された翌日でした。どうせならドラマの撮影日に来たかったなと思いながら、「龍宮窟」の入口をくぐります。
龍宮窟入口
龍宮窟入口
入口の先には長くはないけれど、少し急な階段がありました。こちらの階段は滑りやすくなっているので、慎重に降りることをお勧めします。
龍宮窟
階段を降りきった先に広がっていたのは、神秘的な洞窟でした。そこに一歩足を踏み入れると、まるで別世界に迷い込んでしまったかのように思えます。

澄みきった空気と静寂、寄せては返す波の音が最高に心地よく、極上の癒しを味わえる唯一無地のパワースポット、それが「龍宮窟」なのです。私は時間を忘れてしばらくここに佇んでいました。
火山れき
火山れき
美しく層をなした海底火山から噴出した黄褐色の火山れきと、天窓の底を満たすエメラルドブルーの海と青い空とのコントラストがたまりません。
天窓
「龍宮窟」内部から見上げた天窓がこちら。見てください、この美しい青空を。
龍宮窟
天窓から差し込む光を浴びてとてもいい気分。心も体もすっかりリラックスしたところで、洞窟内から出て今度は「龍宮窟」がハート型に見えるスポットを目指します。

上から見下ろす「龍宮窟」

看板
「ハートビュースポット」を示す看板は、「龍宮窟」を見下ろす遊歩道入口にありました。
遊歩道
涼しげな遊歩道を進み……
絶景
絶景
見えてきた景色がこちら。これぞ伊豆の絶景です。
柵
「ハートビュースポット」までの道のりはあっという間でした。ドキドキしながら柵越しに「龍宮窟」を見下ろします。
ハート
うわー、すごい。そこにあったのは確かに”大地が作った神秘のハート”でした。

SNS上の画像やテレビなどで見た通り、かなりくっきりとしたハートであることが肉眼でも良く分かります。「龍宮窟」は噂通り紛れもないラブパワースポットでした。
遊歩道
せっかくなので遊歩道で「龍宮窟」の周りを1周してみました。
絶景
美しい景色というのは、人の心を豊かにします。開放的な気分で「龍宮窟」探検を終えた私の心は、充実感で満たされていました。

見どころは「龍宮窟」だけじゃない!

美観×「サンドスキー場」

サンドスキー場
海岸にたまった砂が強風によって吹き上げられてできた天然の「サンドスキー場」は、「龍宮窟」の隣に位置しています。ちなみに入口は「龍宮窟」の入口のすぐ裏です。

天然の「サンドスキー場」でありながらも、傾斜はいつも30度ぐらいに保たれているというのだから驚きです。自然の産物って本当に不思議ですね。
傾斜
絶景
高さ70m、幅100mある砂の丘の斜面を登るのは容易ではなさそうですが、上りきった先で振り返ると目前には遥か彼方まで続く青い海が広がっています。
サンドスキー場
私は残念ながらこの日サンドスキーに挑戦することはできませんでしたが、小学生の団体がサンドスキーを楽しんでいるところを見学させていただきました。
海
どうやら上手に滑りきるのは相当難しいようです。途中でソリから落ちてしまう子がほとんどでした。もしも海に飛び込むように一直線に滑り切れたらどんなに気持ちいいことでしょう。次回は是非挑戦してみたいところです。
ヒーリングドラゴン
サンドスキーはソリを持参すれば無料で楽しむことができますが、「龍宮窟」入口の向かいにある「ヒーリング・ドラゴン」でレンタルが可能です(税込500円)。

青のグラデーション×「田牛海水浴場」

青
古くから名高い文豪や芸術家たちがこよなく愛してきた伊豆。その答えがこの青にあるといっても過言ではないでしょう。

「龍宮窟」から徒歩3~4分の近距離にある「田牛海水浴場」も青のグラデーションがとても綺麗な海岸です。真っ白な砂と空と海の青を見ていると、どうしてこうも心が安らぐのでしょう。

ただのんびり海を眺めているだけで有意義な時間が過ごせます。そうそう、ビーチまで歩いて行ける距離に宿泊することができるのもまた、「田牛海水浴場」の魅力の1つなんですよ。

「龍宮窟」へ行くならシーズンオフがおススメ

皆さんもご存じのように夏の伊豆は混み合います。「龍宮窟」の入口には駐車場があり、約10台の駐車スペースが無料となっていますが、夏季シーズンは有料になるという噂もあります。夏季シーズンはサンドスキーや海水浴目的の観光客も沢山訪れるため、駐車スペースに限りがあります。

せっかくだからサンドスキーも海水浴も全部合わせて楽しみたいという方も少なくないかもしれませんが、のんびり「龍宮窟」を堪能したいという方にはシーズンオフを狙って行くことをおススメします。

「龍宮窟」
アドレス 〒415-0029 静岡県下田市田牛
アクセス
・電車とバスでのアクセス:
特急踊り子号 東京―伊豆急下田,または、東海道新幹線 熱海駅下車 熱海―伊豆急下田
伊豆急行伊豆急「下田駅」→東海バス田牛行きで18分「前の浜」下車すぐ

・車でのアクセス:
東京方面から)東名/厚木IC→小田原厚木道路/小田原→真鶴道路→熱海→下田
沼津経由)東名/沼津IC→修善寺・湯ヶ島・天城峠→下田
下田駅→国道136号線を南伊豆方面に約5km→「田牛・大浜入り口」の標識を左折→約1kmで大浜海岸→海沿いに3km→田牛
※公共交通機関でのアクセスがあまり良くないため、車のほうが便利です

「伊豆半島ジオパーク」公式HPはこちら

「龍宮窟」で星空撮影なんていかが?

「龍宮窟」は夜も素敵みたいです。「龍宮窟」の天窓から満点の星空を眺めるなんて、考えただけでもロマンチック。静寂の中で波の音を聞きながら星空観賞なんて最高だと思いませんか? きっとそこには言葉にできないほど感動的な景色が広がっていることでしょう。ただ夜の「龍宮窟」は真っ暗で足場も悪いので、要注意が必要です。私も次回は星空撮影の技術を身に着けて夜の「龍宮窟」の天窓撮影に挑もうと思います。

この記事を書いた人

Makiko Suga

Makiko Suga海洋生物の素人スペシャリスト/動物&自然オタク/世界中の秘境地&穴場スポットマニア

幼少期に有名なイルカの研究家と運命的な出会いを果たす。以来海洋哺乳類に魅せられ、海洋生物学者への道を志すが挫折。その後は海洋生物とは無縁の生活を送っていたが、2015年に海洋生物の宝庫であるカナダに留学。あるクジラとの出会いが自分の人生を変える。子供の頃の夢を追い続けながら世界に目を向けている永遠の旅人。得意分野は自然、動物関連だけにとどまらず、多岐にわたる。

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