自然が作った愛の形。沖縄・古宇利島(こうりじま)にある愛のパワースポット「ハートロック」。
壮大かつ色鮮やかな沖縄の海に、すっとまたがる長い橋を走り抜け、着いた先は小さな島。
あなたをきっと幸せにしてくれる、透き通る海の先端に佇むハートロックを見に行かないか。
古宇利島は恋の島
Photo:http://weheartit.com/
冬でも日中は20度はある沖縄・本島。那覇空港に着き、車をレンタルし、国道58号線を突っ走る。
窓を全開にし、大声で歌いながら約2時間車を走らせ、沖縄・北部の名護市を目指す。
どんどん奥に入り、沖縄県道110号とぶつかるところを左折すると、世界は急に開けた。
Photo:http://kourijima.info/
海がなんともいえない美しさ、それに加え空の広さは計り知れない。
海と空がこんなにも近くにいるなんて、この真ん中を突っ切れるなんて。
「キャー!綺麗!!」と、誰もが叫びたくなる場所だ。
わたり切るとそこには小さな島、古宇利島。この島は古くから「恋の島」や「神の島」と言われており、沖縄版「アダムとイブ」のような言い伝えがある、と言われている。
海にはサンゴ礁が生息し、空はプラネタリウムのような星空となる。海も、空も、空気も、すべてが美しい島だ。
愛の証、ハートロック
小さい島ながら、カフェや食堂などは、橋を渡ったすぐの周辺を中心に、何件かある。
ホテルやゲストハウスなどもあるようで、泊まりがけでゆったりする人も少なくない。
さて、今回の目的はハートロック。向かうは「ティーヌ浜」、橋のある場所とは反対側にあるビーチ。
細い道をすいすいと車で駆け抜けながら、私たちはティーヌ浜を目指した。
駐車場に着くと、そこからすぐそこにビーチがあった。わくわくしているせいか、自然と足早になってしまう。
ビーチが目の前に開けた瞬間見えたのは、海の中に不自然にも岩が二つ、普通じゃない形でそこにあった。
「ハートロック」だ。自然が作り出したこの形は、古くからの言われである「恋の島」にふさわしい。
綺麗な海と、愛の証である「ハートロック」を見つめながら、恋人・夫・もしくはこれから恋人になるかもしれないであろう人のことを思い浮かべ、愛につつまれてはいかがだろうか。
きっと、たくさんの愛と幸せが、あなたに訪れるであろう。
今回紹介したスポット
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古宇利島
2005年に屋我地島との間に古宇利大橋が開通し、那覇から、車で1時間30分でアクセス出来るようになりました。 恋の島とも呼ばれ、古宇利島のハートロックは、恋のパワースポットとしても有名です。