パリ・シャンゼリゼ大通りのイルミネーションが2016年も点灯!クリスマス・マルシェでは食べ歩きも!
フランス

お待ちかね、パリ・シャンゼリゼ大通りのイルミネーションが、今日21日夜から始まりました。予定では18時からだったので、沿道は17時半には報道陣や観光客ですでにいっぱい。ところが、そこはフランス。予定時刻を30分以上過ぎても点火されず、皆、寒さに震えながら待つことさらに10数分……。そうして、ようやくパアッと広がった、2016年の灯りをご覧ください。また色合いと雰囲気がガラリと変わりました。

パリ・シャンゼリゼ大通リ、2016年のイルミネーション

まずは、メトロ1号線のGeorge Vジョルジュ・サンク駅の近くの通りの中央から眺める凱旋門を、どうぞ。

ここ数年のブルー・ホワイトから一転、華やかなゴールド使いに。

イルミネーション

そして、今度はくるりと背を向けると見えるのは、反対側の突き当たり、Place de la Concordeコンコルド広場の大観覧車。今年はこんな風にカラフルです。

イルミネーション

信号の赤と緑、車のテールランプの赤が加わって、クリスマスムードたっぷり。

イルミネーション

舗道沿いの建物も、思い思いにライトアップされているので、いつものシックなパリとはゼンゼン違う雰囲気でしょう?

そして、今年のクリスマス・マルシェも

そうして、そのまま、その先に進んでいくと、まもなくFrankmin D.Rooseveltフランクリン・ルーズベルトの交差点に到着……連なる白いシャレーは、恒例のシャンゼリゼ大通りのマルシェ・ド・ノエル。一足先に10日前から始まっています。

イルミネーション

ちょっと近づいてみましょう。

イルミネーション

くるみ割り人形の世界から抜け出てきたみたいな等身大の衛兵たちのおもちゃに迎えられて、ヴィラの中へ。

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クレープの屋台は、パリの”買い食い”の定番です。甘いおやつタイプのもの、塩味のちょっと小腹を満たしてくれるもの、選択肢はいろいろ。

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平日だし、まだそう人出はないですね。

美味しいもの、素敵なクリスマスギフトになりそうなもの、アーチスト実演などなど、180のシャレーが出ています。エコロジーへの取り組み深いパリならではの企画も。

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Marché de Noël(マルシェ・ド・ノエル)クリスマス・マルシェとはいうものの、年明けまでが恒例で、今年は1月8日まで。通り沿いのイルミネーションと一緒に、街を輝きで満たします。

この記事を書いた人

ボッティ喜美子

ボッティ喜美子仏日通訳翻訳・ジャーナリスト

フランス在住。東京で長らく広告・PR業に携わり、1998年に渡仏。パリとニースで暮らした後、2000年からパリジャンの夫の転勤で南米ブエノスアイレスへ3年、出産も現地で。パリに戻り、地中海の街マルセイユへ転勤して13年。南仏拠点で時々パリの実家へ、家庭優先で仕事しています。Framatech社主催の仏ビジネスマン対象のセミナー『日本人と仕事をするには?』講師は10年目(年2回)。英語・スペイン語も少々。

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