みなさん、「忍者」に一度は憧れますよね? 軽やかな身のこなしで華麗に体術を駆使したり、手裏剣を投げたり、火遁の術といった忍術を使ったり……。
最近は日本を代表する忍者マンガ「NARUTO」「BORUTO」の世界的な人気もあって、今や海外の方々にも“NINJA”は大人気なのだとか!
そんな忍者になってみたい! なれなくても本物の手裏剣を投げてみたい! と思っているアナタにおススメしたいのが、新宿歌舞伎町にある「手裏剣道場 新宿忍者からくり屋敷」。
「新宿で忍者?」と思うかもしれませんが、ここは様々な忍者の知識が学べるだけでなく、実際に本物の手裏剣を投げたり忍者の刀に触れられるだけでなく、忍者と記念撮影もできてしまう至れり尽くせりな体験型レジャー施設なんです。
ということで、実際に「手裏剣道場」に行ってみました!
新宿とは思えない! 手裏剣道場
新宿の新たなランドマークとなった歌舞伎町のゴジラ前から約3分。第1和幸ビルの4Fに件の道場があるというのですが……建物は至って普通のビルディングです。本当に忍者がいるのでしょうか? ちょっぴり不安です。
しかし! 入口に立つと、まるで異世界に迷い込んだよう。
ご覧ください! 真っ赤な鳥居がたくさん並んでいて壮観です。本当にここは新宿なのでしょうか。思わず疑ってしまうほど作り込まれています。
受付の前のお土産コーナーには、刀のレプリカやヌンチャク、そして本物の手裏剣(税込み500円)が。これは買うしかありません!
他にも忍者屋敷を再現した一室が。からくり屋敷ならではの様々な仕掛けが用意されています。詳細は是非とも、その目でお確かめあれ!
いざ体験!
体験は40分ほどで料金は税込み1,000円。体験がスタートすると、まずは忍者についてのVTRを鑑賞しました。外国人の方にも理解できるように英語の映像が数分流れます。
VTRが終わると勢いよく忍者登場です! うわっ! ビックリした……。
その後は忍者が英語を交えながら、忍者屋敷や忍者の武器・道具について説明してくれます。たとえば、忍者が敵から逃げる時に使う“まきびし”。みなさん、まきびしは何でできているか知っていますか?
私は鉄か何かでできていると思っていましたが、実はヒシの実という植物。他にも武士の刀と忍者の刀の違いや忍者屋敷について学びました。
そして、忍者について学んだ後は、いよいよ実践へ。まずは剣術体験です。最初に忍者からわかりやすいレクチャーを受けた後、人形に向かって居合切り。
これがやってみるとなかなか難しいんです。刀が思っていたよりも長くて、瞬時に刀を抜くことができませんでした。剣を抜くと同時に、鞘を引くとスムーズにできるそうですが……やっぱり難しい!
訓練を積まないと一朝一夕でできるものじゃないですね。
続いて、お待ちかねの手裏剣体験へ。本物の手裏剣を持ってみると、思いのほかずっしり。その手裏剣を的に向かって投げます。ちなみにコツは手首のスナップを効かせることなのだそうです。
「ここは元高校球児の腕の見せ所だ」と張り切って投げてみると、なんと見事に的に刺さりました! た、楽しい……。忍者に転職しようかしら。
代表取締役の湯本さんにインタビュー
こうして忍者体験を終えた後、手裏剣道場を運営する株式会社レガシー代表取締役の湯本さんにお話を伺いました。
――そもそも手裏剣道場を作ろうと思ったきっかけは何だったんですか?
「私が子どもの時、千葉に忍者屋敷があったんですよ。そこがすごく楽しくて。それで、自分の子どもにも忍者体験をさせてあげようと思ったら、そこが無くなってしまったんです。
同じような場所を探してみたんですが、関東近郊にはそういった施設がなくて。元々、起業を考えていたこともあって『無いなら作ろう』と考えたのがきっかけですね」
――新宿という土地がら外国人の方が多いのではないでしょうか?
「意外に日本人の方が多いです。日本人6、外国人4くらいでしょうか。やはり家族連れの方が多いですね。8月の夏休みシーズンは、ほとんど家族連れで全部の時間がいっぱいでした。多い日だと1日100人とか。ホームページで予約ができるので、いらっしゃる際は予約していただくのがおススメです」
今後さらに注目されること間違いなし!
手裏剣道場は昨年7月にオープンしたばかりですが、口コミでじわじわと人気になってきているそう。手裏剣で的を射る快感もさることながら、忍者と撮った写真は“インスタ映え”するはずです!
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-28-13 第1和幸ビル4階
電話:03-6457-3337
時間:10:00~19:00(最終入場18:30)
定休日:火曜日・水曜日
入場料:1,000円(税込み)
※3歳以下無料
公式HPはこちら