• 「魔法陣グルグル大原画展」開催!衛藤ヒロユキ先生が一緒に旅したいキャラは? | TRIP'S(トリップス)

    「魔法陣グルグル大原画展」開催!衛藤ヒロユキ先生が一緒に旅したいキャラは?
    日本

    ファンタジーギャグ漫画の金字塔『魔法陣グルグル』が今年で25周年を迎えました! 連載が始まった当時、私は小学生。初めてコミックスを買いそろえたのがグルグルでした。

    もちろん、アニメは毎週録画。何度も何度もビデオテープを再生し、ニケとククリの冒険に胸躍らせ、繰り出されるギャグで大笑い。「人生のバイブルは魔法陣グルグル!」と言っても過言ではありません。

    このたび、なんと『魔法陣グルグル』25周年を記念して「魔法陣グルグル大原画展」が11月10日(金)から23日(木祝)まで、西武池袋本店で開催されることに! ファン必見の漫画原稿・カラー原稿・アニメーション資料など200点以上が展示されるんです。

    そこで、TRIP’Sでは『魔法陣グルグル』の原作者・衛藤ヒロユキ先生にインタビューを敢行! グルグルにまつわるお話を色々と伺いました。

    衛藤先生が一緒に旅をしたいキャラはまさかの……

    ―TRIP’Sといえば、やっぱり「旅」。ということで、もし旅に出るならば、作中のどのキャラと一緒に旅をしますか?
    「そうですね、キタキタおやじかもしれません。自分はわりとのんびりしているので、『こっちがいい』と引っ張ってくれそうです」

    ©Hiroyuki Eto/SQUARE ENIX

    なんと! 名物キャラクターのアドバーグ・エルドルこと、キタキタおやじとは!

    ―それでは、キタキタおやじとグルグルの世界の中でどこを旅してみたいですか?
    「えっ本当に行くんですか(笑) じゃあジミナ村あたりでじゅうぶんです(笑)」

    確かに初めは楽しいかもしれないですが、だんだんツラくなりそうですね……。

    ―衛藤先生はよく旅行には行かれるのですか?
    「大分生まれなので、九州は帰る機会があります。あとは時々沖縄に。昨年、金沢に行ったのが最後の旅行ですね」

    ©Hiroyuki Eto/SQUARE ENIX

    『魔法陣グルグル』コミックス7巻で「ごはん重くしてありますよ」という箱根の民宿のおばちゃんに言われたというネタがありました。

    ―これ以外に、旅行先の体験をネタにすることはありますか?
    「直接ネタにすることもありますが、無人島で見た海の深さや雷で山々が光るところなど、旅での不思議な感覚を別な形で表現することもよくあります」

    衛藤先生の漫画のポリシーとは?

    ―作中に登場するキャラクターや町の名前はどのように考えているんですか?
    「意味があるものもあり、感覚だけのものもあります。人名などは自分の好きな画家や有名人から、ちょっとひねった感じで使うこともありますね」

    ©Hiroyuki Eto/SQUARE ENIX

    「ヒッポロ系ニャポーン」「ウニョラー」といった作中に登場する、この世にない言葉を使ったネタが大好きです!

    ―これらはどうやって考えているのでしょう?
    「まずタイトルの『グルグル』からそうなんですが、意味のない言葉の響きで無意識レベルの情報を伝えられると思っているんです(笑)。これは僕の漫画のポリシーとも言えます。考えるというより、表現の1つ。なので、自分でもなんだかわかりません……」

    なるほど。無意識レベルの情報が伝わっているから、コミックスで初めて読んでから長い時間が経っているのに、今も忘れず覚えているのかもしれません。

    ―ちなみに衛藤先生が「会心の一撃!」と思ったネタはどんなものでしょう?
    「キタキタおやじの初登場シーン、(キタの町の少年・ザザが)「ザムディン!」と叫ぶシーンなどですね」



    ©Hiroyuki Eto/SQUARE ENIX

    やっぱり、キタキタおやじは初登場から会心の一撃だったんですね! ちなみに私は、コミックス6巻「きりなしの塔でキタキタおやじが不気味に笑う人形をホウキではたくシーン」で呼吸困難になるほど笑いました。

    ―25年の連載を振り返ってみて、ターニングポイントになったお話やシーンはありますか?
    「連載当初は絵やらギャグなど色々やりたいことを抱えていて、『さばききれるのかな?』と思っていました。でも、初期のノコギリ山編が終わるあたりでしょうか。どうにか『グルグル』という漫画のバランス、動力機関みたいなものが出来たかなと」

    そうなんですね! そんなノコギリ山編を含めて『魔法陣グルグル』を読み返してみたいと思います。

    ―最後にTRIP’S読者へ一言お願いします!
    「TRIP’Sをご覧の皆様、はじめまして。現在『魔法陣グルグル2』がガンガンONLINEにて連載中です。ちょっと面白い旅が味わえると思いますので、よろしくお願いします!」

    この度は『魔法陣グルグル2』や原画展準備の合間を縫ってインタビューにご協力いただいた衛藤ヒロユキ先生、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

    今でもグルグルを見ている、読んでいる方も、かつてグルグルに夢中になっていた方も開催中の大原画展に足を運んでみてはいかがでしょう!

    「魔法陣グルグル」大原画展
    東京都豊島区南池袋1-28-1
    会 期:2017年11月10日(金)~ 23日(木・祝)
    会 場:西武池袋本店 別館2階=西武ギャラリー
    開場時間:午前10時 ~ 午後9時
     ※ご入場は各日閉場の30分前まで。
     ※11月12日(日)・19日(日)は午後8時閉場。
     ※最終日11月23日(木・祝)は当会場のみ午後6時閉場。
    ■入場料:(税込)
    一般 800円/大学生・高校生 600円/中学生 300円(小学生以下無料)
    公式HPはこちら

    アニメも絶賛放送中!

    魔法陣グルグルは現在テレビアニメも放送中。「Anime Japan」の取材で初めてニケとククリが動くPVを見て、何か込み上げてくるものがあり、頬に涙が一筋(笑)。2017年、現代の技術でキレイに滑らかに動く彼らの姿に感無量でした。

    そんなアニメもこれから佳境に入ります。さらに、連載中の「魔法陣グルグル2」も驚きの展開が。今後も魔法陣グルグルから目が離せません!

    この記事を書いた人

    冴島友貴

    冴島友貴フリーライター/フリー塾講師

    1986年千葉県生まれ、栃木で塾講師として正社員を経験したのち東京でライター業をスタート。エンタメやタウン情報など手広く取材をおこなっています。これまで東京~青森の下道ドライブ旅や四国一周18切符の旅、大阪までのヒッチハイク旅などを経験。過酷な旅だけでなくのんびり旅行を楽しみたいな…。

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