もうすぐ埼玉に誕生!ムーミンのテーマパーク「metsä(メッツァ)」の今を現地取材!
日本

ムーミンが生まれた国の北欧フィンランド以外では世界初のムーミンテーマパークとして、埼玉県飯能市の宮沢湖畔が選ばれました。

ムーミンランドは、2018年秋「メッツァビレッジ」、2019年春「ムーミンバレーパーク」のオープンに向けて、建設工事が着々と進んでいます。ムーミンファンは、今か今かと待ちきれない状態ではないでしょうか。マニアックな筆者もその1人、「metsä(メッツァ)」の最新ニュースをご紹介します。

「metsä(メッツァ)」大自然豊かな宮沢湖畔がムーミン谷に大変身する


ムーミンランドメッツァの事業を手掛けるフィンテックグローバル社、ムーミン物語社のご厚意により、オープンに向けて急ピッチに進む建設工事現場へ潜入させていただきました。標高約134mの駐車場予定地にある「メッツァプロジェクト建設事務所」から、安全ヘルメットを被ってスタートします。

工事関係者専用ゲートを抜けると、宮沢湖畔へ向かって高低差10mほどの下り坂になっています。「メッツァビレッジ」の中では、一番きつい坂が出迎えてくれます。

坂を進むと眼前に鉄骨抜き出しの建物が見えてきました。ちなみに、写真の下にひょっこり見えるライトグリーンの半円の物体は、案内役の方と筆者の被っている安全ヘルメットです。

「メッツァ」は、ここを訪れる人が、北欧時間が流れる森と湖での体験を通じてこころの豊かさの本質に気づき、日常生活へと持ち帰れる場所を目指しています。いったいどんなムーミン谷になるのか? イメージ画像を見ながら、想像力を働かせて進んでいきましょう。

「メッツァビレッジ」は入場無料! どんな施設があるのか?


▲出展:フィンテックグローバル株式会社 「metsä(メッツァ)」配置イメージ図

北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」は、宮沢湖となだらかな山並みを背景に、森と湖を調和させた施設で自然と連携した風景になり、日常使いできるようなエリアになります。それぞれの施設には、たくさんの要素が盛り込まれているので、一気に紹介します。

配置図のように、右下の駐車場から宮沢湖に向かって中心へ移動すると、最初に目にするのはマーケット棟です。

▲イメージ画像

「マーケット」は2階建てになっていて、1階は新鮮な地元野菜や工芸品をはじめとして、周辺地域の物が揃うカフェや食品フロアなど「活気ある日常」が体験できます。

2階は北欧ブランドを展開する複数のテナントが集結し、北欧フィンランドを旅するような商品との触れ合いが楽しめます。

「レストラン・カフェ」はマーケットに隣接していて、飲食店数は約10店舗が入る2階建ての建物です。

▲イメージ画像

湖畔にテラスがあったり、テイクアウトができたり、ゆったり楽しめるロケーションです。

春は桜の花見ができる上に、宮沢湖の全景が見渡せる秋の紅葉狩りも楽しめる、四季折々のムーミン谷を楽しむにはバッチリの空間です。

「セレクトショップ」はマーケットの向かい側にあります。現在は、建物の基礎作りをしています。

▲イメージ画像

北欧ブランドやアーティストブランドなどの店舗が軒を連ねます。こだわりの製品と出会い、表現者との活発なコミュニケーションが生まれる場所になります。

「イベント・催事スペース」はセレクトショップに隣接しています。

▲イメージ画像

「イベント・催事スペース」では、様々なブランドによる期間限定イベントや、流行のポップアップストアが出現するなど、周辺地域のイベントにも活用されます。

「イベント・催事スペース」正面の湖畔沿いに、「イベント広場」が予定されています。

▲イメージ画像

「イベント広場」は、たくさんのイベントが開催されて、人々が集うパブリックスペースになります。

湖を右手に見ながら、宮沢湖の南側にある遊歩道を、湖畔沿いに湖の奥へと進みます。

湖畔沿いの道は全体的に平坦ですが、マーケットからゆっくり歩いて10分ほど進んだ場所に、1カ所だけ勾配を感じる坂があります。

「ボート乗り場・桟橋」は、坂を越えた場所にあります。湖面まで3m以上の高さを感じますが、工事のために水位が下げられているからです。

▲イメージ画像

工房で作ったカヌーやレンタルボートで、豊かな自然に囲まれた湖面の散歩を楽しみましょう。

ここからは「metsä(メッツァ)」で体験できることを想像してみよう


▲出展:フィンテックグローバル株式会社 イメージマップ

お出かけや旅の楽しみの1つとして、実際に行くまでにアレコレと想像を膨らませる「計画」段階が楽しいと思うことはないでしょうか? ここから先は、自由に空想をふくらませて、アイデアを無限に広げてみましょう。

最初に紹介した「マーケット」から「ボート乗り場・桟橋」まで、ゆっくり歩いて15分ほどです。この遊歩道からは、湖北側の対岸にある小さな入り江を望むことができます。左手前にある岬に、ムーミン灯台ができる予定です。

▲出展:フィンテックグローバル株式会社 「metsä(メッツァ)」配置イメージ図

冒頭で紹介した「metsä(メッツァ)」配置図を見ると、ムーミン灯台ができる予定のエリアまで、計画段階の「ジップライン」と記載されています。

おそらく、丸太の階段を登ったあたりから、対岸への「ジップライン」を計画しているとか……。森の中にある湖を越えるように張ったワイヤーを滑り降りていきます。絶景を楽しめる上にスリルを味わえる、世界的にも人気のあるアクティビティが体験できます。正直言うと、対岸まで湖を越えるのは怖いような気がします。

マーケットから歩き始めて20分ほどの所で、遊歩道が大きく湾曲して視野が開ける場所があります。「ゲートハウス」として、飲食店や物販店ができる予定で、湾曲した遊歩道の先には「水あび小屋」の建設が予定されています。

この辺りで振り返ってみると、宮沢湖の堤頂部が正面に見えます。余談ですが、ムーミンランドメッツァの事業では、掘り起こした土砂は敷地外へ持ち出すことは無く、宮沢湖周辺の生態系を壊さないように配慮されています。

「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」の境界線


マーケットから歩き始めて30分ほど、宮沢湖の一番奥の入り江が「メッツァビレッジ」の端になる場所に、これまでにない半円状の大きな建物、「ムーミンに関する展示施設」が見えてきます。隣接して「エンマの劇場」「ムーミン屋敷」など、魅力的な施設ができる予定になっていますが、現段階では内容がシークレット状態です。

比較できるものが無いため、建物の大きさが伝わりにくいので、引き気味に撮影してみました。

2019年春にオープン予定でムーミンの物語を体験できる「ムーミンバレーパーク」へちょっとだけ入って「海のオーケストラ号(シアター)」の予定地を覗かせてもらうことができました。現在のところ、ココまでしか見ることができません。この先は「ムーミンバレーパーク」施設の建設工事が着々と進んでいます。

「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」では、自然の中で体験できることを大切に考えているように思えます。

「いつもと違うことへの挑戦すること」「自らの手で工夫する楽しさを味わうこと」「家族や仲間と協力し、よろこびや感動を分かち合うこと」や、「こころもからだも解き放ち、リラックスして素の自分になること」「先入観を持たず、よく観察し、いろいろな答えを出すこと」「自由に空想をふくらませて、アイデアを無限に広げてみること」などを、体験できる場所になります。日常生活では感じにくい、自分の可能性を感じ取る場所になるのではないでしょうか。

簡単に言えば、「外遊びしている子供たちは. 自然から多くのことを学び、自分たちでルールを考えて遊ぶ経験こそが、子供たちを大きく成長させている」ということです。北欧フィンランドの文化を、より深く知るキッカケになり、「自分でも気がつかなかった自分を発見できる」場所になるのかもしれませんね。

2018年秋「メッツァビレッジ」、2019年春「ムーミンバレーパーク」予定地

紅葉狩りの季節が待ち遠しい「metsä(メッツァ)」

「metsä(メッツァ)」は、フィンランド語で「森」を表す言葉です。メッツァビレッジのロゴはムーミン物語の原作者である「トーベ・ヤンソンの姪であるソフィア・ヤンソンのご子息ジェイムスザンブラー」が在籍している、フィンランドクリエイティブエージェンシー「Kobra Agency」が制作しました。森の中に広がるマーケットをイメージして作られたロゴです。メタセコイアがオレンジ色に染まる、紅葉狩りの季節が待ち遠しく思うばかりです。
紅葉狩りの季節が待ち遠しい「metsä(メッツァ)」

この記事を書いた人

MAKIJI

MAKIJI

秋田生まれ東京育ち。中年デビューのスピリチュアル系フリーライターとして、都市伝説でウワサされる神秘的なエリアをotaku感覚で追いかけます。日本人が忘れかけている魅力的なスポットの隠された謎を一緒に紐解きしませんか?五感をフル活用した情報であなたの背中をそっと後押したいと思います。

チャンネル

チャンネルをもっと見る