ムーミンのテーマパークがもうすぐ日本にオープン!裏方さんの集まるイベント潜入取材!
日本

今回、2018年秋オープンするムーミンのテーマパーク「メッツァビレッジ」、オープン前の非公開イベントに潜入。そこでは、フィンランド以外で初のムーミンテーマパーク「メッツァ」を支える裏方さんたちの奮闘ぶりを目の当たりにしました。

「メッツァ ハッカソン」とは?


「メッツァ ハッカソン」とは、ソフトウェアのエンジニアリングを指す、ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語です。

エンジニアやデザイナーをはじめとして、ソフトウェア開発者がチームをつくり、与えられたテーマに対して、マラソンのように限られた時間にプログラミングに没頭して、成果やアイデアを競い合うコンテンツ開発イベントです。

開発されたアトラクションなどは、後にメッツァで体験できるようになるかもしれないとのこと。世界有数のIT先進国フィンランドらしい取り組みですね。

会場となった駿河台大学へ


訪れたのは「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」に隣接し、飯能市と共にムーミンテーマパークを支援している駿河台大学です。

WebメディアではTRIP’Sの単独潜入ですが、新聞社の中にも同じようにマニアックな人たちが数人いました。

おおらかな対応なので心配しなくて良さそうです。個人的には、英会話ができないことのほうが心配ですが、ナンクルナイサア精神で潜入してみます。

駿河台大学
埼玉県飯能市阿須698

非公開だけあって……お見せできません


詳細については写真で見せることはできません。……と言うか、当然のことながら英語で説明してくれるのですが、チンプンカンプン。

そんな様子を察してか?……スタッフの方が横で同時通訳をしてくれることになりました。

フィンランドから来日した9チームのIT企業のエンジニアのみなさんが、2日間にわたり24時間ブッ通しでプログラミングに没頭している様子。予測はしていましたが、デスク作業では地味な構図のため絵にはなりません。

デモンストレーションができる状態までは、長丁場になるため待つしかありません。

せっかくなので学食レビューしながら情報収集


駿河台大学の学食を紹介します。

「メッツァ ハッカソン」の進捗状況次第ということもあり、学食でも食べて時間を過ごすしかありません。ちなみに学食は、「見た目・ボリューム・価格」で選びます。

「ラーメン+カレーライス」480円……季節外れの暑い日ということもあり、「醤油ラーメン」を「冷やしたぬきそば」に変えてもらって460円。シンプル・ザ・ベスト。

展望レストランで眺めは言うことなし。冷やしたぬきそばの麺は、自分好みの硬めで好きです。カレーライスのご飯はちょっと柔らかすぎました。でも、セット460円で食べられるなんて、「大学生はいいなあ~」と、つくづく感じます。

課題の奮闘中のチームのみなさんも、休憩時間にシンプルな日本食を味わっていました。ありがたいことに、通訳を介して情報収集できる場でもあります……リラックスしている時間は、口も滑らかになりますから。

小さな発見に満ちた北欧時間の流れる森と湖が舞台になる


さて、「メッツァ ハッカソン」に戻ります。9チームのデモンストレーションとプレゼンテーションを8名の審査員が審査。このうち上位3チームが本格的な採用を検討されます。

ここから、ムーミンバレーパークやメッツァビレッジでお披露目となるアイデアが出てくるのか? コンテンツ開発の取り組みから見られるなんて、とても貴重な経験です。

さすがに、IT企業軍団が提案するモノは、AR(拡張現実:ポケモンGOのように、現実世界と仮想世界を融合させるモノ)や、

VR(バーチャルリアリティ:ゴーグルを装着して仮想空間を疑似体験するモノ)など、最先端の技術が使われています。

いずれのチームもアイデアが素晴らしく、それぞれのチームの特徴を生かしたモノとなりました。

2日間24時間にわたる「メッツァ ハッカソン」の審査結果は……


結果、僅差の混戦状態になり、「3チームに絞り込むことができない」という、誰もが予想しなかった結果となりました。フィンランドへ帰国後も引き続き審査は続行されるとのこと。

それにしても、たった24時間の作業とは思えません。「こんなに早くできあがるモノなのか?」と、IT業界が目まぐるしい早さで進んでいることを実感しました。

素人目にが良いなあと感じていたモノが、審査員の得票が高かったようです。TRIP’Sのようにマニアがテーマを絞り込んで、深堀りする姿勢にダブッて見えた瞬間です。

本場フィンランド以外で世界初のムーミンテーマパークが、なぜここに?


ところで、フィンランド以外のムーミンテーマパークの地として、なぜ埼玉県飯能市の宮沢湖周辺が選ばれたのでしょうか?

推測にすぎませんが、以前TRIP’Sでも紹介した、ムーミン谷と呼ばれている「あけぼの子どもの森公園」の存在が、ムーミンパークを誘致できた一番の理由ではないでしょうか。早速立ち寄ってみます。

2017年6月から公園名が「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」に変わりました。北欧の童話の世界をモチーフにした公園は、子どもたちが自然の中で楽しく遊びながら創造力を育てる空間になっています。

ムーミンテーマパークは2度オープンする?


少しだけ、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」でイメージを膨らませてみます。

メッツァは、北欧時間が流れる森と湖での体験を通じて、こころの豊かさの本質に気づき、日常生活へと持ち帰れる場所″を目指しています。

2018年秋オープンする「メッツァビレッジ」と、2019年春グランドオープンする「ムーミンバレーパーク」は同じ想いのもと、それぞれのテーマにあわせた体験ができるようです。

ところで、宮沢湖はトトロの森として知られる狭山丘陵からそれほど離れてはいません。トトロは北欧のトロールという妖精の仲間とも言われていますが、ムーミンはフィンランドの作家トーベ・ヤンソンが描いた本場のトロールです。

手つかずの自然以外に特徴の無い宮沢湖にムーミンテーマパークができるのは、トロールという妖精仲間のトトロが、親戚関係にあるということももしかしたら関係しているのかもしれません。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
埼玉県飯能市阿須893−1
公式HPはこちら

トトロの仲間に興味津々……

ムーミンテーマパークが作り上げられていく様子を垣間見て、オープンがますます楽しみになりました。トロールという妖精の仲間として、ムーミンを引き続き追いかけてみたいと思います。

また、「メッツァ ハッカソン」の審査が難航しておりましたが、この3週間後に受賞チームが発表されました。「ムーミンが水面を鏡に見立てた」体験を提案したチームが採用されたようです。ARや顔認識の技術を活用して、キャラクターとの一体感を体験させてくれるモノになるとのことで……今からワクワクしますね。
トトロの仲間に興味津々……

この記事を書いた人

MAKIJI

MAKIJI

秋田生まれ東京育ち。中年デビューのスピリチュアル系フリーライターとして、都市伝説でウワサされる神秘的なエリアをotaku感覚で追いかけます。日本人が忘れかけている魅力的なスポットの隠された謎を一緒に紐解きしませんか?五感をフル活用した情報であなたの背中をそっと後押したいと思います。

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