シュノーケルでしか許されない、マンタの大群と泳げるスポットがある
モルディブ

早いものでもう7月。モルディブは完全に雨季に入りました。雨季というと雨が多くオフシーズンというイメージがありますが、ここモルディブでは雨季のシュノーケルやダイビングもお勧め!

その理由の1つは”ユネスコ保護海域でマンタの乱舞と泳ぐことができるベストシーズン”であること!

ダイバー、シュノーケラー憧れのマンタ。何十匹、多い時は100匹以上のマンタの大群と泳ぐ、そんな夢のような体験ができるポイントがここモルディブにあるんです。

今回はその魅惑のスポットをご紹介します!

ユネスコ保護海域ハニファル湾


マンタの乱舞が訪れるハニファル湾はバア環礁に位置しています。バア環礁は2011年に生物圏保護区世界ネットワーク(World Biosphere Reserve)に登録されました。

保護を継続的に進めていくために、ハニファル湾はシュノーケルでのみマンタと一緒に泳ぐことができます。

しかもユネスコ指定の教育を受けたネイチャーガイド同伴が必須、ハニファル湾入域は1回40分までで申告必須、などとにかく徹底しています。

そのため個人で勝手に行くことはできず、近隣のリゾートやローカル島のゲストハウスに滞在して現地発着のオプショナルツアーに参加することになります。

ハニファル湾でマンタシュノーケルを楽しむ際の拠点

上でもご紹介したように、ハニファル湾に行くための滞在スタイルは2つあります。

1.バア環礁内のリゾートに滞在
2.バア環礁内のローカル島に滞在

いずれにしても、ハニファル湾近隣の島まで行く必要があります。今回は高級リゾートと比べて、グッと滞在費をお得に抑えることができるローカル島に筆者が実際に滞在した様子をご紹介します。

めざすはバア環礁のダラバンドゥ島。

ヴェラナ国際空港(旧マーレ国際空港)からダラバンドゥ空港まで国内線で30分ほどです。リゾート島もローカル島もこのダラバンドゥ島の周りに多くあり、各宿泊施設がお出迎えのボートで向かいます。

数年前まではバア環礁にある高級リゾートの中継地でしかなかったローカル島ですが、最近は宿泊施設が建設され、外国人観光客も快適に滞在できるようになっています。

宿泊施設で自転車を借りて、島内観光。ダラバンドゥ島は1周歩いて30分ほどです。



島内にはレストランやカフェもあります。食事は宿泊施設内のレストランでもとることができます。

他に個人商店も数軒あり、水やジュース、かんたんなお菓子などを買うことができます。イメージしていたよりも便利です。

ダラバンドゥ島

いさ、マンタの乱舞と泳ぐ!


ローカル島”ダラバンドゥ島”にあるゲストハウスの主催ツアーに参加していざ出発! ハニファル湾まではボートで15分ほど。

ハニファル湾に到着! そこまで深くなく浅くなく。深さ10メートルといったところでしょうか。

湾のため流れも穏やかな日が多く、シュノーケル初心者でも挑戦しやすいポイントです。(ライフジャケット着用はお忘れなく!)

水面まであがってくるマンタといっしょに泳ぐ、夢にまで見た風景が現実に! この日のマンタは40匹ほど。

1匹見かけただけでも大騒動なのにこんな乱舞と一緒に泳ぐことができるなんて、遠くまで来た甲斐があるというものです。

ジンベイザメもやってくるというハニファル湾。マンタとジンベイの共演を見られることができれば、かなりラッキー!

マンタの乱舞ベストシーズンは??

概ね4月~11月にマンタの乱舞が見られるそうです。特に狙い目は8月~10月。

この時期はヨーロッパ人の訪問数があまり多くなく、リゾートもローカル島もそこまで混み合う時期ではなかったようです。

しかし、ここ最近は口コミでこのハニファル湾が広まりつつあり、特に8月~10月はローカル島の宿泊施設は混み合う傾向があるそう。

国内線も小さな機体で席数が限られているため、ハニファル湾への旅行の計画はなるべく早めにしたほうがよさそうです。

この記事を書いた人

たまてばこ

たまてばこモルディブ ローカル旅アドバイザー

モルディブに住んで、気付けば6年目。 一定の場所に長くいられない気質。ご縁とチャンスがあればどこにでも飛んでいくフットワークの軽さは自他共に認めるところ。それもあって、いろいろな場所に出没中。豚骨ラーメンが大好きな福岡っ子ながら、イスラム教の国モルディブで豚肉もビールもない禁欲生活の日々を送っている。

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