新潟名物の蕎麦「へぎそば」を食すなら皇室献上の名店小嶋屋総本店がおすすめ
日本

新潟名物の蕎麦 「へぎそば」を食すなら皇室献上の名店小嶋屋総本店がおすすめ

新潟県魚沼地方が発祥といわれる「へぎそば」。

魚沼地方は、昔から織物産業が盛んで、織物の糸の糊付けとして古くから布乃利(海藻)が使われていました。その布乃利をそばのつなぎに使い、滑らかなのど越しとシコシコとした独特な歯ごたえのある「へぎそば」が誕生したといわれています。今回は、新潟名物の「へぎそば」のご紹介です。

小嶋屋総本店のこだわり

新潟名物の蕎麦 「へぎそば」を食すなら皇室献上の名店小嶋屋総本店がおすすめ

暖簾をくぐると、古民家風の空間が広がります。過去に5回皇室に献上されたという名店にふさわしい落ち着きのある雰囲気です。(越後十日町小嶋屋)

新潟名物の蕎麦 「へぎそば」を食すなら皇室献上の名店小嶋屋総本店がおすすめ

地元魚沼産の「とよむすめ」と言われる玄そばを使い、機械ではなく石臼挽きで製粉をしています。そばの味や香り、栄養成分を最大限に活かすためのこだわりです。

「とよむすめ」はポリフェノールの一種「ルチン」の含有量が多く健康にも良い品種と言われています。

つなぎとして使われる布乃利は、一つ一つ手作業で選別し長時間焦げないように煮溶かして使用。布乃利の粘り成分には健康にも良いと注目を集めているそうです。

へぎそばの楽しみ方

へぎそばの「へぎ」とは「剥ぐ」(はぐ)のなまりで木を剥いだ板のことで「へぎ」と呼ばれる器に盛られたそばのことを「へぎそば」と言います。

小嶋屋総本店ではこの「へぎ」に蕎麦が一口づつ綺麗に盛られており「手繰り」と呼ばれています。織物の糸を紡ぐ時の手ぐりの動作をさすもので、全国的にも珍しい並べ方は織物文化の美的感覚や感性から生まれたものなのでしょう!

新潟名物の蕎麦 「へぎそば」を食すなら皇室献上の名店小嶋屋総本店がおすすめ

「挽きたて、打ち立て、茹でたて」の「三立て」で香り高い蕎麦の提供にこだわっています。まずは「へぎ」の上に綺麗に盛られた蕎麦を楽しみましょう。

次に、しょうゆ、鰹、昆布、みりんにこだわったつゆは、「飲めるつゆ」とも言われ蕎麦の前にまずこのつゆを味わいます。

そしていよいよ蕎麦! 一口すするとツルっと入っていくのど越しの良さ、そして程よいコシがあり蕎麦の風味をしっかりと感じることができます。

新潟名物の蕎麦 「へぎそば」を食すなら皇室献上の名店小嶋屋総本店がおすすめ

店内では贈答品としての販売もされていてつゆとセットになったものはお土産としても喜ばれます。

お米の美味しい新潟は蕎麦も美味しかったです! ぜひ行ってみて下さい!


●小嶋屋総本店

https://kojimaya.co.jp/

この記事を書いた人

小春日和

小春日和旅行コンシェルジュ 現役添乗員

これまで約200回、50か国以上を旅してきた大の旅好き。社会人になってからスペイン語も習得し、スペインはもちろん、イタリア、ポルトガル、フランス、イタリア、中南米が特に詳しいです。 東京と京都に拠点をおき、国内も時間のある時は車でドライブ。常に何か面白いものはないかとアンテナをはっています!かわいらしい小物やお菓子が大好きです。

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