あの人気ドラマ続編のロケ地の噂も! 万博パビリオンで学ぶアゼルバイジャン共和国

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あの人気ドラマ続編のロケ地の噂も! 万博パビリオンで学ぶアゼルバイジャン共和国

美しい外観で来場者を惹きつけるアゼルバイジャンパビリオン。何時間も待ち時間が発生するパビリオンではありませんが、最近とある事情で人気急上昇中! 今回はアゼルバイジャンの基本情報に加え、エントランスに配された美女の意味、美味しいアゼルバイジャンワインや観光情報などをご紹介します!

外観ナンバーワンの声が高いアゼルバイジャンパビリオン

長い列を作る人気パビリオンはいくつかありますが、それとは別に「外観ナンバーワン」と称される美しいパビリオンのひとつが、今回ご紹介するアゼルバイジャンパビリオン。

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真っ白な外観がとても印象的。7つのアーチが連なる様子も繊細で、一層美しく優美に見えます。展示室とは別の入口にショップがあり、ショップの奥のエレベーターでカフェにもアクセスできますよ。

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夜はまた昼とは違った幻想的な雰囲気。アゼルバイジャンパビリオンは昼と夜、両方見ておきたい建物です。

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エントランスには七人の美女の像がくるくると回って来場者をお迎え。アゼルバイジャンの伝統衣装を身にまとった姿がとても美しく、それぞれに魅力的です。これらは、サーサーン朝の皇帝が異なる地域の7人の王女と婚姻を結び、7つの色の宮殿に住まわせ、彼女たちの出身地や文化を反映した話に耳を傾けるという、アゼルバイジャンの有名な叙事詩「七人の美女(七王妃物語)」にインスパイアされたものだそうですよ。

アゼルバイジャンを知る

1階の展示室では、アゼルバイジャンの文化や自然を映した没入型シアターを楽しめます。アゼルバイジャンはカスピ海の西、コーカサス地域の南東部に位置します。ちょうどヨーロッパと西アジアを結ぶポイントのため、多様な文化が交差するのも魅力のひとつ。

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また首都バクーは古くから石油の街として知られていて、アゼルバイジャンは「火の国」とも呼ばれています。天然資源が豊富で、地中から漏れた出たガスによって数千年にわたって燃え続けている「ヤナル ダグ」は、首都バクー中心部からも近い有名な観光スポットです。

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ところで、アゼルバイジャンといえば、最近話題になったのが、大人気ドラマ『VIVANT』続編のロケ地ではないかということ!

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『VIVANT』のX公式アカウントには、シェキという都市のキャラバンサライの画像が「COMING BACK 2026」という文字とともにどーんと公開されています。SNSでは「次のロケ地はアゼルバイジャンなの⁉」という声とともに、「タイも⁉」と情報が錯綜。まだ公式発表があったわけではないので、断定は避けますが…、シェキの写真が出ているということは、そういうことですね。アゼルバイジャンの他の都市でのロケ情報も小耳に挟んでおります。

今後、日本からアゼルバイジャンへ旅行する人が増えそうですね。入国には査証(ビザ)が必要ですが、日本国旅券所持者はヘイダル・アリエフ国際空港において査証(一次有効、有効期限30日)を無料で申請・取得することができます(2025年8月現在、外務省HP情報)。日本からは遠いのであまり情報に触れることはありませんでしたが、意外と旅行者にオープンなんですね!

実はワインの産地でもある

実はアゼルバイジャンはワインの産地でもあるということで、今回試飲会にご招待いただいて、いくつかのワインを飲み比べさせていただきました。

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ものすごく飲みやすい軽めのものから、豊かで深みのある味わいのものまで、ラインアップが豊富。アゼルバイジャンのワインの歴史は紀元前7000年前後まで遡り、ワイン発祥の地のひとつといわれています。ショップでもアゼルバイジャンワインを購入できるので、ぜひ自宅でも楽しんでみてくださいね。

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カフェでは、サフランとターメリックのチキンライス「プロフ」を日本風にアレンジしておにぎりにしたものや、香り高いお茶も楽しむことができます。

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パビリオンのカフェやレストランは、パビリオンの中に入らないと利用できないタイプと、パビリオンの中に入らなくても利用できるタイプがあります。アゼルバイジャンパビリオンのカフェは後者のタイプ。カフェ入口は展示室の入口とは別になっているので、意外と混雑していなくて穴場。休憩やランチにもおすすめですよ。



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