2024年9月24日、西埼玉エリア在住者の大きな期待と共にOPENした「所沢エミテラス」。142店が集まる大型ショッピングモールです(オープン当時)。
今回注目したいのは1F「こもれびフードホール」です。ショッピングモールならどこも同じと思っていた筆者の予想は、足を踏み入れるや否や、思い切り裏切られました!
地元埼玉のご当地名物からシンガポール・ベトナム・台湾などのアジア飯まで、食の多様性がハンパなく、この点が一般的なショッピングモールのフードコートとはひと味もふた味も違うことがわかりました。
というわけで、そんな所沢エミテラスの「こもれびフードホール」の魅力をご紹介します!
地元埼玉を味わい尽くせ!
所沢出身お笑い芸人御用達の限定スイーツ
まず最初にご紹介したいのが、所沢が生んだお笑い芸人・オードリーの春日俊彰さんも御用達という、所沢の洋菓子店「エミール」です。ラジオ番組でも春日さんご自身が、出身地所沢ネタでよく話題に上げていることから、ファンにとっては聖地の1つなのだとか。
そんなエミールですが、素材にこだわる絶品スイーツのお店として、地元所沢で愛されています。そして所沢エミテラスオープンに際し、オーナー企業からの熱烈なラブコールを受けて「プティ リュクス エミール」開店に至ったという経緯があります。
エミールの名物は・・・正直どれもおいしいので選ぶのが難しいところですが、やはり購入時にクリームを注入する、こだわりのシュークリームでしょう!
「プティ リュクス エミール」では「笑みシュー」の名前で数量限定で販売されています。サクッと食べ応えのあるのクッキー皮と、日光金乃卵の濃厚なカスタード×生クリームとの組み合わせ。一口噛むだけでもその上質な素材が生み出す、甘美な味わいを堪能できます!
テイクアウトのみの販売ですが、フードホールの椅子に座ってすぐに食べるのが、筆者のオススメです。
●プティ リュクス エミール
秩父名物わらじカツ丼
「スイーツだけではお腹いっぱいにはならないぞ!」という方にオススメしたい埼玉ご当地グルメがこちら、「秩父名物豚味噌丼 ちんばた」です。
秩父では豚味噌丼や大きなわらじカツ丼が有名で、秩父まで足を運ばないと食べられなかった本場の味を、なんと所沢のエミテラスで気軽に味わえるようになりました!
今回は、豚味噌&わらじカツ、両方同時にいただける「W丼」をオーダー。しっかり味がしみこんだ豚味噌焼き。そして、どんぶりから飛び出す勢いのわらじのような特大サイズのとんかつ。欲張りな食いしん坊を満足させてくれます。
もちろん豚味噌丼、わらじカツ丼それぞれ単品もあるので、お好みで選んでくださいね。
●秩父名物豚味噌丼 ちんばた
所沢でアジア食旅行へ
所沢エミテラスでしか味わえない埼玉グルメの次は、食のアジア旅行といきましょう!
大抵のショッピングモールのフードコートだと、中華料理やインドカレーくらいのものですが、所沢エミテラスはそんな思い込みを吹き飛ばすくらいのラインナップでした。
過去にベトナムやフィリピンに滞在歴のある筆者でも驚きの本格アジア料理の数々が、ここでは楽しめるのです。
本場ベトナムの味!「フォーティントーキョー」
元ベトナム在住者の筆者が注目したのが、ベトナム料理の代表格フォーがいただける「フォーティントーキョー」です。
「フォーティン」というのは、元々フォーの本場ベトナム北部の首都ハノイにある、半世紀近い歴史ある有名店です。その老舗の味に魅了されたとある日本人が、オーナーに頼み込んで日本支店を構えたというのが「フォーティントーキョー」の始まり。
在は池袋、新宿、吉祥寺に店舗があり、埼玉では所沢エミテラスが初出店なのだそう。
所沢でベトナムの本格フォーをぜひご賞味あれ!
●フォーティントーキョー
フォーティントーキョーの詳しいお話はこちらから
シンガポールのチキンライスが所沢上陸! 「海南鶏飯食堂」
アジアフードトリップin所沢エミテラスの第2弾は、シンガポールのチキンライスです。
シンガポールへ行ったことがある方なら食べたことがあるのでは?
中国南方の海南島出身の移民が、東南アジアに広めたことから、現地では「海南鶏飯」と呼ばれています。
白米にゆでた鶏肉が添えられただけのシンプルな料理ではあるものの、日本では専門店でないと食せない一品が、この秋所沢に上陸しました!
パクチーと三種のソースをかけて自分好みの味付けで召し上がれ。
パクチーが苦手な方もご安心を!会計時にパクチーなしでオーダーも可能です。
●海南鶏飯食堂
いつも大行列の台湾飯「ダパイダン105」
所沢エミテラスのこもれびフードホールで、ひときわ長い行列ができているお店があります。今回ご紹介するアジアフードトリップ第3弾の台湾屋台料理「ダパイダン105」です。
焼小籠包に魯肉飯(ルーローハン)など、定番の台湾屋台料理が気軽に楽しめます。
さらにフードコートの店舗とは思えない、台湾の夜市の屋台をイメージした内装も人気の理由の1つ。本場さながらの雰囲気の中いただく台湾のお料理は、より一層旅情がかき立てられるのでは!?
結論:所沢エミテラスのこもれびテラスは毎日通いたくなる天国だった
「こもれびフードホール」が、食のバラエティに富んでいることが皆さまにお伝えできたら嬉しいです。しかしながら、今回ご紹介したお店は、あくまでもごく一部にすぎません。筆者自身、まだ試せていないお店が山ほどあります。これは何度も通って攻略せねば、と初めて所沢エミテラスを訪れた際に心に決めました。
実は所沢エミテラスで味わえる食の魅力は、1階の「こもれびフードホール」で終わらないのです! 4階にはレストラン街「そらくもダイニング」もあり、イタリアン、お寿司、釜飯、そして埼玉産の食材にこだわったブッフェレストランなど、「どれにしようか決められない~!」と嬉しい悲鳴を上げたくなるほど、選択肢豊富な空間があなたを待っています!
(営業時間)
1階 こもれびフードホール 10:00~21:30
4階 そらくもダイニング(レストラン)11:00~22:30