名古屋発祥として知られ、現在は全国的に人気となっている「小倉トースト」。最近は“あんバター”としても知られ、さまざまなスイーツにも応用されていますよね!
そんな小倉トーストの歴史は、実は大正時代にまで遡ります。今回は、令和の時代も愛されている名古屋のロングセラー・小倉トーストの発案者である女性の曽孫が切り盛りする、名古屋市郊外で営業する喫茶店「喫茶 満つ葉(まつば)」さんへ行ってみました。
「喫茶 満つ葉」ってどんなお店なの?

今回ご紹介する「喫茶 満つ葉」さんは、名古屋市緑区大清水の住宅街で営業する喫茶店。名古屋で愛されてきた小倉トーストの発案者・西脇キミさんの曽孫にあたる女性が切り盛りしていることで、オープン当時はかなり話題となりました。

元々は民家だった建物を利用して営業する同店はとてもアットホームな雰囲気。まぢ際に配置されたテーブル席のほか、キッチンに面したカウンター席もあります。
小倉トーストの歴史

小倉トーストが誕生するきっかけとなったのは、大正10年ごろ、当時中区栄で営業していた元祖「満つ葉」での出来事。同店を訪れていた学生がトーストにぜんざいのあんこをつけて食べていた姿から着想を得て、トーストにあんこを乗せた「小倉トースト」が誕生しました。
今回ご紹介する「喫茶 満つ葉」さんの小倉トーストは、現在の店主が独自にアレンジをくわえたものを提供しています。元祖のレシピは残っていなかったので、身内に伝えられてきた情報を頼りにしながら試行錯誤を繰り返したのだそうです。
“元祖”の遺伝子を受け継ぐ店主が作る小倉トーストを実食

今回は名物の小倉トーストとともに、同店のオリジナルブレンドコーヒーもいただきました。

同店の小倉トーストは、切れ込みの入ったトーストにたっぷりとあんこを乗せ、中央に馬田を飾った食べごたえのあるひと品。あんこには甘酒を使い、ほどよく甘く優しい味わいに仕上げています。

オリジナルブレンドで楽しむアイスコーヒーには、小倉トーストと並ぶ人気メニュー「どらやき」をカットしたものがお茶請けについてきました。ほろ苦くすっきりとした味わいのコーヒーはアイスコーヒーにすることでゴクゴク飲むことができ、深煎りの香ばしさをしっかりと感じる1杯にしっかり喉を潤してもらいました。
名古屋モーニングのサービスも実施

同店では名古屋のほかの喫茶店と同じく、ドリンク代のみでトーストがついてくるモーニングサービスを行っています。トーストの種類を選ぶことができるほか、追加料金でたまごやソーセージ、サラダなども楽しめますよ!
名古屋市街地からはやや離れてはいますが、小倉トースト誕生の逸話や歴史を知ることができる1軒は注目に値するのではないでしょうか。ぜひ、足を運んでみてくださいね!
●喫茶 満つ葉
愛知県名古屋市西区那古野1丁目35-14



