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台北グルメを極めるなら「公館」へ行くべし。人気店だらけのエリアです!
台湾

公館グルメ

「公館エリアにおいしい滷肉飯(ルーローファン)の店があるらしい。」
大学の学友がそんな情報を仕入れてきてくれたのは、2月の初めの頃のことでした。その店はなんでも人気の店で、いつもたくさんの人が店の外に行列を作っているのだとか。

せっかく公館に行くのだから、ルーローファン以外にもいろいろなものを食べよう……と公館の店を探してみたところ、ほかにも人気グルメ店がたくさんあることが判明。実際に食べてわかった公館グルメの情報をいろいろまとめてみました。

1店目.「阿英」の滷肉飯(ルーローファン)


さて、台湾のお店、特に「小吃(シャオチー)」と呼ばれる、台湾でいうところのファーストフードを販売しているお店のほとんどは、テーブルや会計をするところにメニューの一覧を書いた紙が置かれています。
店内に入るにあたり、まずはその紙に自分の食べたいものの個数を記入して、お店の人に渡します。紙の中に「桌號」というテーブル番号を書くところもあるので、テーブルに着いてから忘れずに記載してくださいね。

ルーローファンの有名店「阿英」の場合はこの紙が2種類あり、緑の紙は「外帶(ワイダイ)」といって、テイクアウトをする場合にしようする紙です。お店の中でルーローファンを食べる場合は、白い紙の方に記載しましょう。

また店の外に人がたくさん並んでいる時に、店の中からお店の人が出てきて、「外帶(ワイダイ)?」「內用(ネイヨン)?」などと大きな声で呼ばいます。この「內用(ネイヨン)」がイートインの意味ですので、お店の人が何か言ってるなーと思ったら、「ネイヨン!」と言って店内で食べる意思表示をしましょう。混雑店なので、少人数で行くと相席する場合もあります。

実はメニュー表の中にはルーローファンが2種類あって、1つは「滷肉飯」30元、もう1つは「中式滷肉飯」60元です。一体何が違うのかというと「中式滷肉飯」の下には、半熟卵の目玉焼きが敷かれているのです。どっちもおいしいですが、今回私が選んだのは「中式滷肉飯」の方。

席に着いたらあとはルーローファンが来るのを待つだけなのですが、店内にはフリードリンクがありますので、喉が渇いていたら、料理が来る前に取りに行きましょう。ちなみにこのフリードリンクはお茶であろうとジュースであろうと、ほぼ100パーセントめちゃくちゃ甘いです。

お茶の甘さにびっくりしている間に、料理がテーブルに運ばれてきます。料理が運ばれてきたら、「いただきます!」と手を合わせてから、まずは卵を崩さないまま、ルーローファンを一口いただきましょう。
台湾の料理は八角やパクチーなど香味が料理に使用されていることが多いですが、このお店のルーローファンはそうした匂いがあまり強くありません。私は多少強くてもあまり気にならない方なのですが、学友曰く「そこが美味しい」のだそうな。

一口目にそのままの味のルーローファンを味わったら、今度は下の部分に敷かれている目玉焼きを崩して食べましょう。黄色の卵がトロトロととろけて、一口目より柔らかい感じの味になります。しっかり混ぜて、間をおかずもりもり食べましょう。

ルーローファンを美味しく頂いたら、「ごちそうさまでした」と手を合わせてから、お店の奥でお会計しましょう。この時、テーブルの番号か注文したものをお店の人に伝えると会計がスムーズです。お皿はそのままテーブルに残しておいて大丈夫ですよ。

2店目.「臺一牛奶大王」


さて、「阿英」で台湾での料理の注文の仕方がだいたいわかったら、2店目の店に向かいましょう。公館駅付近には、「阿英」の他にも、行列のできるお店がたくさんあります。
「阿英」で塩味のものを食べたので、今度は甘いものを食べたいな……と思ったら、少し公館の駅の方に戻ります。台湾大学側の大きな通りに「臺一牛奶大王」という文字の看板がありますので、そのお店に足を踏み入れましょう。

こちらのお店で味わうことができるのは「湯圓(タンユェン)」というスイーツ。日本でいうところの白玉です。夏季と冬季でお店のメニューが異なり、夏は刨冰(台湾語でツァービン)、いわゆるかき氷がメインで、冬は紅豆(ホンドウ:あずき)や花生(ファーシェン:落花生)のスープに湯圓を入れた、善哉のようなものがメインになります。

私と学友が訪れたのは冬でしたので、友人は紅豆(60元)、私は酒釀(ジウニャン:甘酒っぽい味、60元)に湯圓が入ったスープを選びました。

中ぐらいのお椀にたっぷり入ってきます。もちもちの白玉が美味しくて、気が付いたらつるっと完食してしまいました。こちらのお店では、食べ終わったらお椀を返却カウンターに戻すようにしてくださいね。

3店目.「陳三鼎」の珍珠奶茶(タピオカミルクティー)を飲みながら、「台灣大學」を散策する


さて、ルーローファンの後にタンユェンを食べて、だいぶお腹いっぱいになったはず。腹ごなしにちょっと運動…と思ったら、お散歩代わりに台湾大学内を散策してみましょう。

……とその前に、飲み物だけは調達していきたいと思います。この公館エリアには、台湾といえばこの飲み物、「珍珠奶茶(チンジューナイチャー)」の超有名店もあるんです。

お店の名前は「陳三鼎(チェンサンディン)」。イカしたおじさんのイラストがお店の目印です。
お店の前には飲み物の名前を書いた札がたくさん下がっていますが、ここでは過たず「超人気」とかいてある「青蛙撞奶(チンワージョンナイ)」(30元)を選びましょう。

ここでは、注文するときに氷の量を聞かれます。「有冰(ヨウビン:氷あり)」「少冰(シャオビン:氷少なめ)」「去冰(チュイビン:氷無し)」の三種類から選ぶことができるので、注文と同時にお店の人に伝えましょう。ちなみにこれ、台湾のどこのお店で飲み物を注文する時は必ずといっていいほど聞かれますので、覚えておくと便利ですよ!

あったかい黒糖に冷たいミルクと氷を入れてもらった絶品タピオカミルクティーを持って、台湾大学校内散策へ。

さて、台湾大学は、台湾の人なら誰でもその名前を知っている超頭のいい大学。日本の台湾統治時代に建てられた大学で、その当時の大学の名称は「台北帝国大学」でした。歴史ある大学なので当然建物も古く、一歩足を踏み入れると、一気に時代を遡ったような感覚を味わうことができます。

正門から入って左側、広い道の両側にはヤシの木が生えていて、いかにも南国を訪れた気分になります。

この通りにある「舊總圖書館」は、一般人が台湾大学について知ることができる資料が展示されています。高い天井と大きな窓が開放的です(資料室内は飲み物の持ち込みが禁止だったので、飲み物は外のベンチに置いて見学しました)。

また学内には、日本の統治時代に台湾大学にて台湾米の研究を行っていた、磯永吉氏の研究機関の展示もあります。水色の建物かわいい!と思って覗いてみたらすごく真面目な資料室でした……。

4店目.「大盛豚排専門店」の豬排(とんかつ)


広大な台湾大学を歩いてお腹がこなれてきたら、次のレストランに向かいましょう。次のお店は、お店の軒にひらがなで「おおもり」と書かれた看板のある「大盛豚排(oomoriジューパイ)専門店」です。

このお店では、「豬排(ジューパイ:とんかつ)」「蓋飯(ガイファン:丼モノ)」などを食べることができます。今回私が注文したのは、「香酥凱薩豬排」でした。ジューシーなとんかつとシャキシャキの千切りキャベツは相性抜群です。肉は豚肉と鶏肉のどちらかを選ぶこともできますよ。

分厚くて柔らかい肉を使用したとんかつに、ご飯とお味噌汁のセットで、値段は180元。味はしっかり和風です。台湾に来てまで日本料理か……と言わずに、ぜひ訪れてみて頂きたい一店です。

5店目.「L’amour」の鬆餅(ワッフル)

美味しいとんかつを食べた後には、やっぱり甘いモノでしめたいよね……と思ったら、「おおもり」の向かいのお店に入店しましょう。「L’amour」は美味しいケーキとコーヒーを味わうことができる咖啡廳(喫茶店)です。

こちらで最も人気があるスイーツが「チーズケーキ」だそうですが、今回私が友人から勧められて注文したのは、鬆餅(ソンビン:ワッフル)です。私たちが注文したのは、「草莓(いちご)鬆餅」(季節限定)です。
このワッフル、2片150元と4片200元から選ぶことができます。調子に乗って4片を選んだ結果、テーブルに運ばれてきたのがこのワッフルでした。

……大皿……。
おかげさまで、ワッフルを味わいながら、のんびりおしゃべりすることができました。

台湾の喫茶店の例にもれず、こちらのお店でもたくさんの種類の飲み物を注文することができますので、美味しいコーヒーとともに食後のゆったりした一時を楽しんでくださいね。

ダイエットについてはとにかく忘れて

平日でも土日でも、多くの台湾人や観光客らでにぎわう公館。どのお店も入店を希望するお客さんがお店の前に並んでいて一瞬尻込みしてしまいますが、行列ができるからこそ美味しい、というのもまた事実。臆さず並びましょう(お客さんの回転は比較的速いです)。
また、どこを訪れるかに関わらず、台湾を旅行に訪れた場合は、「ダイエット」「減量」などという言葉は一切忘れて食事を楽しむことをお勧めいたします。日本では考えられないような価格で提供される美味しい料理の数々を、存分に味わってみてくださいね!

この記事を書いた人

ほず

ほずライター/日本語教師

神奈川生まれの神奈川県育ち。大学の頃から中国語が好きで、最近とうとう台湾に移住しました。昼は大学の語学センターの学生、夜は新米の日本語教師として、日々つつましく生活しています。 趣味は旅行と登山。交通手段がないなら歩けばいいじゃない、をモットーに、苦行のように歩き続けるタイプの観光をよくしています。そんな具合に歩きまくっている最中に見つけた美しい光景を、拙い文章力ながら、皆様にお届けすることができれば幸いです。
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