ノルマンディー地方の小さな港町オンフルール。石畳と中世からの木組みの町並みが残り、アートも楽しめるフランスの田舎町です。
前回ご紹介した、パリ~ジベルニーの後、モンサンミッシェルへ行く前の寄り道といった軽い気持ちでしたが、可愛い町並みは意外とおすすめレベル高め。
今回は、そんなオンフルールを散策して見つけた、見所やお土産、港町グルメをご紹介します。
どこを撮ってもポストカードになりそうな、可愛い雰囲気の港町
船やヨットが係留されていてるこちらの旧港がとにかく可愛いんです。
どこから見ても画になるので、ぜひ1周回って、周りの建物と合わせてご覧ください。
フランスの田舎町と言った感じで、中世時代から残る木組みの家の町並みも可愛いんです。
町のシンボルは、珍しい木造の教会!
こちらは、町のシンボルになっているサント・カトリーヌ教会です。15世紀末、船大工さんによって建てられました。木造であること自体珍しいのですが、フランス最大の木造教会でもあります。
今では美術館になっており、中は無料で見学出来ます。
味わいのある独特な建築です!
向かいにある鐘楼も木造になっています。年月を経た木材は、石材とはまた違った趣がありますね。
13 Rue des Capucins、14600 Honfleur
町中のアートが楽しい!
散策の楽しみは建築だけではありません。レストランやカフェが連なる旧港の周りでは、こんなアート作品を発見しました。
身体がぁぁぁ!
ないぃぃぃぃ!
さすが、アートの町でもありますね。
散策の途中でお土産を発見!
お店が並ぶ旧市街地の石畳の小道を散策していると、雑貨屋さんやアクセサリー屋さん、お土産屋のほか、アートギャラリーが多数ありました。
私はキャラメル屋さんで、キャラメルを購入。
紐でなく、藁でとめるこの感じが、オンフルールっぽくてお洒落。
先ほどの教会横にあった酒屋さんでは、シードルのロゼを発見しました! ロゼって珍しい~!
シードル、カルヴァドスなどりんご酒が名物だそうで、種類が豊富でした。
オンフルールの芸術家スポットを訪問、と思いきや…
ここオンフルールは、作曲家エリック・サティ、そして印象派画家ウジェーヌ・ブータンの生地。
そこで、まずは現在ミュージアムになっているエリック・サティの生家を訪れてみると……
ありました! 赤のストライプがアクセントになった、可愛らしい外観です。
しかし、お昼休憩か休館かでこの日は中へ入れませんでした……。残念。
続いて訪れた、
印象派画家ブーダン美術館もお休みでした……。
歩いた後は、開き直ってランチタイムです!
港町のグルメを堪能!
名物はムール貝だそう。
フランスパンと一緒に食べました。
食べ終わる頃、右上の殻入れはパンパンに!
おてふき。レモンの香りで、手についた貝臭を消してくれます。
メインは、港町らしく白身魚。
飲み物は、名物のシードル。
りんごの味が強く、ジュースっぽくて飲みやすかったです。
名物のカルヴァドスも飲みました。
アルコール強い! でも、香りが良くて美味しい! ストレートがおすすめです。
12 Place Arthur Boudin, 14600 Honfleur,
そうそう、
レストランの近くに、ムール貝をとる像もありましたよ~。
2~3時間の滞在時間でしたが、徒歩移動でたっぷり楽しめました。美術館などへ入るなら、1日過ごせそうです! フランスの田舎町ならではの雰囲気をぜひ味わってみてくださいね。