10月末、ノルマンディー地方の入口に位置するジベルニーへ行ってきました。印象派画家クロード・モネが半生を過ごしたと言われる家と庭園は、睡蓮の季節・バラの季節でなくても、うっとりする空間でした!
早速「モネの家」へ。
緑に囲まれた淡いピンク色の壁は、おとぎ話に出てくるような雰囲気。
ダイニングルームは、モネが好きだった黄色・青・白が満載。
日本びいきだったモネのコレクションである、莫大な数の浮世絵画は圧巻でした。
数々の日本の浮世絵コレクション以外にも、各所で日本への愛が感じられます! なんだか嬉しいですね!
ちょっと不思議な感じもしますが。
私のお気に入りは、キッチン。
青が基調でとってもオシャレ。
読書室も青かった。色彩を大事にされていたんでしょうね~。
モネの寝室は、可愛かった。どの部屋もこだわりが詰まっています。
お部屋からの眺めも美しく、
「この季節に来て良かった~」と、感じました。
続いて、広大な「花の庭」
季節の花々を楽しめます。
「きっと夏はもっと咲き乱れているんだろうな~」と想像しながらの鑑賞もワクワクします。
モネの家全体を見られるスポットも是非探してみて下さいね。
そしていよいよ……
地下通路を渡ると「水の庭」です!
日本ビイキのモネらしい庭園。でも日本とはどこか違う、その感じに浸れます。
モネが描いた睡蓮の絵をリアルに感じられました!! 想像していたより広い池!!
プカプカ浮かぶ睡蓮、しだれ柳が水面に落とす影、更に紅葉。睡蓮の世界にうっとり。
赤く美しいこの季節に来て良かった!!
私が気に入ったスポットもご紹介します。
水の庭の1番奥にある椅子からの……
景色~。のんびり眺められる~。ただの休憩場所にしたらもったいない~。
春~秋だけの開館の為、時期的に閉館ギリギリですが、秋のモネの家、お勧めです。色とりどりのお花が見たい方はちょっとイメージと違うかもしれないが、“秋ならでは”を堪能出来ますよ。
おそらく睡蓮の絵のアトリエだったと思われる場所は、売店に生まれ変わっていました。
モネの家から駐車場までの道のり
バス駐車場から、モネの家までは、10分かからない位です。
日本と少し発色の異なる紅葉も綺麗だし、
丸~い形の木も可愛かったです。
こじんまりとしたレストランや、
お土産屋さんや、
素朴な造りの家々など、のどかな街並みも散策の価値ありでした。
ちなみに、駐車場のトイレは有料なので、モネの家のトイレ(無料)がおすすめです。また、モネのお墓がある教会や、モネが行っていたとされるホテル兼レストランや、お庭が綺麗な印象派美術館も近隣にあるそうです。
84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny