過疎化が進み活気がなくなる地方の小さな町が多い中、富山県の黒部市は地元企業と協力して魅力的な街に生まれ変わりつつあります。雄大な立山連邦が一望でき、その山から流れる豊富な水が黒部川となり日本海に注ぎます。その下流域にあるのが黒部市。漁場豊かな日本海とのどかな田園風景が広がる大自然に囲まれた黒部市の魅力をご紹介いたします。
YKKも貢献 黒部駅周辺の開発
黒部周辺を走っていると至る所にYKKの工場や看板を目にします。ファスナーや窓製品で有名な大企業ですが、数年前から本社の一部業務を黒部市にうつし、地域にも貢献する企業となっています。社宅を作るにあたり、地域の活性化にも繋がるようにと駅前の開発が行われました。社宅いうと閉ざされた空間をイメージしますが、地図のようにお洒落なデザインの住居群(A街区~C街区)が点在し、その間は誰でもが歩けるように開放的な街づくりになっています。そして、誰でもが集える場所として、駅前にKホールと呼ばれる施設を作りました。モダンでお洒落な造りのKホールには、コンビニとパンケーキが美味しいと人気のカフェが入っています。
Kホール↑
住居↓
ふわふわパンケーキが人気「Reiwa Pancake」
人気のカフェは、Kホールの1階にあります。地元の米粉や卵を使ったふわふわのパンケーキ以外にも、ハンバーグなどの洋食もあり、ぜひランチに訪れたいカフェです。コーヒーは、YKKブラジル農園から直輸入した香りの良い豆を使っており、パンケーキによく合います。パンケーキは、焼きあがるまでに約20分かかるので時間に余裕を持って訪れて下さい。
市民の憩いの場 道の駅「KOKOくろべ」
黒部駅より車で約10分の場所にあるのが道の駅KOKOくろべ。平屋の細長い建物は、お土産店をはじめフードコート、地元食材を販売するコーナーにわかれています。外には子供が楽しめる広大な屋外スペースも! 天気の良い日は立山連峰を眺めることができ、テラスでくつろぐ市民の方を多く見かけます。
ボリュームのあるクレープがおすすめ! 「Crepe de Cocon」
フードコート内には、週末になると行列のできる人気のクレープ屋さんがあります。甘さ控えめで、どっしりと重さを感じるほどにたっぷりとクリームが入っているのが人気の秘密。これから暑くなる季節にはアイスクリームもおすすめです。一つ一つ丁寧に作るため、時間がかかります。余裕がある時にぜひおすすめしたいスイーツです。
お土産の多さにテンションが上がります!
地元の名産品がずらりと揃うお土産コーナーにはテンションが上がります。
黒部の地ビールで有名な宇奈月ビールは、黒部の名水を使用しており、ラベルも可愛くお土産にピッタリ。保冷バッグを持って行けば名水ポークを使ったトンカツやコロッケがおすすめです。
黒部市周辺には、有名な黒部ダムや黒部渓谷鉄道など観光名所もたくさんあります。観光のついでに変わりつつある黒部の街も訪れてみてはいかがでしょうか!