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    マレーシア在住ですが、ベトナム航空が大好きな理由は「温かさ」です
    ベトナム

    マレーシア在住の筆者は、日本との往復で色々な航空会社を利用してきました。中でも、最近のお気に入りはベトナム航空です。

    ベトナム航空のサービスに温かみを感じるからです。どんなサービスを受けたのか、ベトナム航空が大好きな理由について語ります。

    ソクたびおうちソクたび

    隠れオファーの時期がある!


    ベトナム航空は、ベトナムのナショナルフラッグです。深緑色の飛行機に蓮の花が描かれています。

    ナショナルフラッグの航空会社は航空券が高いというイメージが強いようで、安いチケットを求めて格安航空会社を利用する人も多いようです。

    もちろん私たちも格安航空会社は大好きで、お世話になっています。でもよく探すと、ナショナルフラッグの会社もセールを開催していることも!

    それをうまく見つけることができれば、信じられないほどに安い値段でチケットを購入することができるのです。ベトナム航空もその1つで、たまに格安セールを開催しています。

    堂々と告知していないのであまり気づかれませんが、頻繁にベトナム航空のホームページをチェックすると見つけられます。ベトナム航空の会員になると、セール開催の時期がメールで送られてくることもあるようで、便利です。

    私たちは片道200リンギットでベトナム航空を利用したことがあります。それは、当時の日本円で5,000円前後というびっくりするような安さでした。しかも格安航空会社と違い、荷物、食事付だったのでとても助かりました。

    ベトナム航空の客室乗務員さんたち


    機内に入ると、アオザイを着たキャビンアテンダントの人が笑顔で出迎えてくれます。男性も女性も笑顔です。

    格安航空会社に比べてシートがゆったり目に並んでいます。私自身は身長が低いのでシートがゆったり目かどうかをあまり気にしないのですが、背の高い夫にとっては重要問題なのだそうです。

    何しろこれから何時間もほぼ同じ姿勢で座っていないといけないからです。前の席との間隔がゆったりなら足を伸ばせるのに対して、間隔がきついと足をコンパクトにまとめないといけません。

    ゆったり目かキツキツ目かということは彼にとって旅の疲れ具合に大きく影響するのですが、そういった意味でもベトナム航空は旅の疲れを軽減できるので、彼のお気に入りです。

    座席のポケットにはこのようなものが入っていました。ベトナム航空の紹介、機内で放送されているチャンネルの紹介、気分が悪くなったとき用の袋などです。

    この中には入っていませんでしたがメニュー表があり、お願いすると持って来てくれます。

    機内食が美味しい!


    フライト中に提供される機内食ですが、とにかく美味しいことにびっくりします!

    機内食を「美味しい!」と思って食べたことはあまりないのですが、ベトナム航空で出された機内食は全部美味しいと本気で思いました。

    またドリンクが飲み放題!というのも嬉しいサービスです(これは私たちがよく格安航空会社のお世話になっているから特にそう思うのかもしれませんが)。

    コーヒー、お茶、ジュースを始め、ワイン、ビールなどのアルコール類も飲み放題です。持って来てもらったメニュー表を見ながらドリンクを注文する人もいました。

    空の上でアルコールを飲むと……


    ただ、飛行機の中は高度が高いためか、アルコールの回りが早いです。一度張り切って一気にワインを飲んでしまい、思った以上にアルコールが回ってしまったことがあります。

    たった1杯だけだったのですが、飲んですぐ、心臓がドクドクすごい速さで動いているのを自分でもはっきり感じました。

    その時は飛行機の中でひたすら寝続け、楽しみにしていた食事をスキップする羽目になりました。それ以来、アルコールをとるときには量、ペースなどに気をつけるようにしています。

    サービスに感じる温かさ

    ベトナム航空で何より感動したのは、サービスの温かさです。

    多分マニュアルもあると思うのですが、客室乗務員の方達はマニュアル通りに行っているだけでなく、自分たちで考えてサービスを行ってくれているのだなと感じる機会が多々ありました。

    トマトジュースを頼んだ時の出来事

    例えば、夫がトマトジュースを頼んだ時のことです(夫は機内でトマトジュースを飲むのを楽しみにしており、毎回決まってトマトジュースを頼みます)。

    ベトナム航空を利用した時も、いつも通りトマトジュースを頼んだのですが、客室乗務員の人が面白いことを聞いてきました。

    「トマトジュースとスプライトを混ぜたらもっと美味しいけど試してみますか?」

    トマトジュースを頼んでそんなことを聞かれたのは初めてです。夫は興味を持ったらしく「じゃあそうしてください」とお願いしました。そして飲んでみると本当に美味しかったようで感動していました。

    それだけでも感心してしまったのですが、もっと感動したのは、数分後その客室乗務員が通路を通りかかったときに、わざわざ夫のところに寄って「味はどうですか? おいしいでしょ?」と聞きにきてくれたことです。

    トマトジュースを頼まれたらただトマトジュースを出すこともできますし、むしろそっちの方がマニュアル通りだと思います。その中で一歩進んだサービスにとても温かさを感じました。

    ワインを頼んだ時の出来事

    また私がワインを頼んだ時のことです。ワインを持って来てくれたのは男性の客室乗務員の方でしたが、その時隣にいた夫に「奥さんがワインなら、旦那さんはビールを飲まれますか?」とわざわざ聞いてくれたのです。しかも満面の笑みで。

    夫はビールは飲まないのですが、そうやって聞いてくれたことに気遣いを感じました。これらはほんの一例ですがこのようなことがフライトで度々あり、とても爽やかな気持ちになりました。

    失敗したこと

    失敗したことは座席の位置です。チケットをオンライン購入した際、座席の位置を指定できたので、私たちは後部座席を選びました。

    そっちの方が人が少なく比較的ゆったりしているイメージがあったからです。

    確かにゆったりしていたのですが……

    食事の時に魚料理しか選択肢がありませんでした。美味しかったですが……

    というのも食事の際は、チキンか魚、ご飯か麺類など通常2種類の選択肢から選べるようになっていて、前の席から順番に配っていきます。

    すると、人気メニューが偏ってしまった場合、そのしわ寄せは後部座席にいた人たちにいきます。つまり、「もう○○しか残っていないので○○でいいですか?」ということになってしまうのです。

    この時も、私たちのところに客室乗務員の方が来るのが最後に……。そして、選択肢がありませんでした。もちろん美味しかったのですが、ちょっと損した気分になりました。

    また乗りたいと思う理由


    ベトナム航空は、荷物も比較的多く預けることができますし、客室乗務員さんの対応に爽やかな気分になるので、最近の私たちのお気に入りです。

    次回はセールをもっと早く見つけて安い値段で飛行できるように、セール情報に目を光らせようと思います。

    この記事を書いた人

    yazu

    yazu

    九州出身です。
    今はマレーシアに住んで数年になります。旅行も大好きでマレーシアを拠点に、東南アジア周辺の旅行にもよく出かけます。

    マレーシアで、夫と共に、発展途上国ならではの思いがけないハプニング満載の生活を送っています。そんなことをしていたら、段々たくましくなってきました。東南アジア旅行では、いろいろな文化の違い、食事、地元の人との出会いを楽しんでいます。

    そんな中で、自分たちが経験したこと、感じたことを記事にしたいと思います。だれかに楽しんでもらえたら嬉しいです。

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