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    仕入先はなんとコンビニ。マレーシアとタイの国境「Padang Besarマーケット」がユニークすぎる
    マレーシア

    マレーシアとタイは陸続きで国境に面しています。その影響かタイとの国境近くのマレーシアの風景は、タイの風景によく似ていると言われます。そしてタイ料理を食べることができるなど、タイ文化の影響も大きく受けています。

    今回はローカルに連れられてマレーシアの国境ギリギリにあるPadang Besarマーケットに行ってきました。そこで見た光景は私が今までに見たマレーシアの光景とはかけ離れた場所でした。


    マレーシア半島の北部にある街はタイの影響を大きく受け、タイのような風景が広がっていると言われています。例えば、田んぼの風景。マレーシアでもここだけしか見ることができないと言われています。

     

    日本で見慣れたはずの田んぼの風景ですが、ところどころにヤシの木やバナナの木が生えているなど、東南アジアならではの風景を見ることができるので、新鮮味があり面白いです。

    そんなマレーシアには国境ギリギリにあるPadang Besarマーケットがあります。Padang Besarマーケットに行くまでは車で一本道! 開放的で綺麗な景色が広がっていました!

    Padang Besarマーケットに到着!


    Padang Besarマーケットに到着すると、まず駐車場のスペースが見えてきます。ここに車を駐車し、さらに奥へ進んでいくと、マーケットの建物が見えてきます。

    その建物は、一見マレーシアにはどこにでもあるマーケットの建物のように見えます。でもマーケットの中を探索してみてびっくり!

    ここはマレーシアのはずなのに、タイの商品がひしめくように並べられ売られています。その様子はタイでよく見るタイのナイトマーケットの様子によく似ています。

     

    そこで見つけた商品は、例えば、ナッツ類、タイ料理の時に使う香辛料、お米など、タイのマーケットならどこでも売られているような食料品や衣類など……。衣類もマレーシアであるにも関わらず、タイ語でタイのロゴが記されています。

    驚きの商品の仕入先とは?


    特に面白いと思ったのが、イチゴミルク、バナナミルクなどmeijiのミルク製品。これはタイのセブンイレブンで購入することができるもので、マレーシアでは手に入れることができません。それがなんとマレーシアに!

     

    お店の人に聞くと、毎朝タイのセブンイレブンに行き、ドリンクを大量購入して、マレーシアに入り、マレーシアのマーケットで売っているとのことでした。そんなことができるのはマレーシアの国境沿いにあるこのマーケットだけだそうです。

     

    商品の仕入先はセブンイレブン! そんな品物の仕入れ方をしていることにも驚きですが……。もちろん全ての商品がそのような仕入れ方をしているという意味ではなく、ドリンクが特別なのだと思います。

    ローカルと日本人の違いとは?

    マレーシア人とマーケットに行った後日、今度は日本人から来た友人と同じマーケットに行く機会がありました。そこで、彼らがそれぞれ何の商品に興味を示すのかを比較してみました。

    ローカル(マレーシア人)は?

    ローカルが興味を示したのは、何と言っても食品です。タイのお菓子などを好んでたくさん買っていました。Tシャツなどの商品には全く興味を示しません。

    日本人は?


    反対に日本人が興味を示したのは、衣類やカバンなどの商品です。

    タイのロゴが入ったTシャツや、ブランドのコピー商品が安く売られているお店に行って商品を確かめたりしていました(実際に買ったわけではありませんが)。また、そのマーケットで売られている食べ物をちょっと試食してみたりもしていました。

     

    マレーシア人はもともと、「スダ・マカン?(ご飯食べた?)」という言葉が日常の挨拶になっているほどに、食べることをとても大切にしています。また、実際にここで暮らしているので、やはり彼らが興味を引くのは「食べ物」ということになるのかもしれません。

     

    反対に日本人は、旅行客として来ているのであって、実際にその場所に住んでいるわけではないので、買うか買わないかは別として、形に残るものに興味を示すのかもしれません。

     

    同じ場所に来たのに、一緒に行った人によって見るコーナーが違っていたというのは、とても興味深く感じました。またマレーシア人の「食べ物大好き!」な文化を、改めて実感することができた機会にもなりました。

    ここで起こった面白い現象とは?


    実はマレーシアとタイには1時間の時差があります。これはマレーシアが、首都のクアラルンプールではなく、東マレーシア(ボルネオ島)の時間を基準に時間を設定しているためだと言われています。

     

    そのため、Padang Besarマーケットにいると、iphoneなどの携帯電話はマレーシア時間をキャッチしたり、タイ時間をキャッチしたりします。

     

    同じ携帯なのに時間がコロコロと変わることもありますし、同じ場所で使っている2つの携帯がそれぞれ別々の時間帯を表示していたりします。同じ空間にいるのに、違う時間を体験することができるという面白いスポットです。

    実際に起こったハプニング

    実際に私たちはグループで行き、それぞれ別行動をしていたのですが、数人の人たちが集合時間になっても集合場所に戻ってこないというハプニングが起きました。どうしたんだろう?と思っている矢先に焦って帰ってくる友人たち。

     

    彼らによると、彼らの携帯がタイ時間をキャッチしてしまい(マレーシア時間より1時間遅い)まだまだ時間があると思っていたということでした。誰もそのことに気づかなかったので、ゆっくりしているうちに誰かから電話があり慌てて戻ってきたというわけです。

    ちゃんとした時間を知りたい場合、手動で動かす腕時計を持っていくことをオススメします。このようにマレーシアでありながらタイ色が強いマーケットにいくのはとても面白い体験になりました。マレーシアにいながらにしてタイも楽しむことができる、まさに一石二鳥の場所だと思います。

    初めて知ったマレーシア時間

    マレーシアに来て9年目を迎えますが、恥ずかしながら今回初めて、マレーシア時間は東マレーシアに合わせていたのだったということを知りました。それまでずっと首都のクアラルンプールに合わせていると思い込んでいたのです。

    ほとんど経度が変わらないはずのタイと時間差があることにもあまり疑問を抱いたことがありませんでした。まだまだ知らないことがいっぱいあります。

    この記事を書いた人

    yazu

    yazu

    九州出身です。
    今はマレーシアに住んで数年になります。旅行も大好きでマレーシアを拠点に、東南アジア周辺の旅行にもよく出かけます。

    マレーシアで、夫と共に、発展途上国ならではの思いがけないハプニング満載の生活を送っています。そんなことをしていたら、段々たくましくなってきました。東南アジア旅行では、いろいろな文化の違い、食事、地元の人との出会いを楽しんでいます。

    そんな中で、自分たちが経験したこと、感じたことを記事にしたいと思います。だれかに楽しんでもらえたら嬉しいです。

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