マレーシア人が大好きな回転寿司店「スシキング」を知っているだろうか
マレーシア

マレーシア人はスシが大好きです。人気の回転寿司チェーン店まであります。

その名も「スシキング(SUSHI KING)」。魚のマークがとても可愛らしく、親しみがわきます。私は6年前にスシキングに初めて行きました。

その時の第一印象は、かなり衝撃的だったというのを覚えています。その後しばらく行っていませんでしたが、今回もう一度行ってみることにしました。そして出た結論を……お伝えします。

マレーシア人も大好き回転寿司「スシキング」


日本食はマレーシアでも大人気です。マレーシア流にアレンジされた日本食が多くあります。

その中でもダントツで人気なのはスシです。シャリの上にネタが乗ったその光景にみんな憧れているようです。そして、日本の回転寿司もみんなの憧れです。

そんなマレーシアには、なんと回転寿司チェーン店「スシキング(SUSHI KING)」があります。魚の頭に王冠が載っているキャラクターが目印です。

スシキングは多くのマレーシア人に人気です。スシキングの入り口付近を通りかかると、大抵多くの人で賑わっている様子を見かけます。

スシキングの店内は?


スシキングの中に入って見ると、日本の回転寿司チェーン店と同じ雰囲気を感じます。

回転寿司のレールがあり、スシらしきものが回っています。カウンター席とテーブル席に分かれているのも日本に似ています。

店員さんも日本の寿司屋で見かけるようなユニフォームを着ています。

私たちが選んだのはテーブル席です。

席に座ると、これもまた日本の回転寿司と同じように、注文用のタブレットと醤油セットなどが置かれています。

テーブルにある説明によると、お皿は色分けがされていて、色別に値段が設定されています。

お客さんの中には、他のお店で買った弁当を持ち込んで堂々と食べている人がいましたが、店員さんの誰も注意しません。これもマレーシアらしさを感じる一面です。

レーンで回っていたものとは?


席に座り何を食べようかと回っているお皿を眺めると、サーモン、とびっこの軍艦、いなり寿司、枝豆など日本らしいものが回っていました。

続いて回ってきたものは、お弁当のおかずの冷凍食品に出てきそうな揚げ物がちょこんと載せられたものや、何やら黄色い物体。

そして小さなタコの煮付け?などです。

中には、ネタがシャリから落っこちたまま回っているお皿まであります。しかも回っている種類が少なすぎ!

嘆いても仕方ないのでまずはサーモンをとってみることに。サーモンは薄くカットされていますが、それでもサーモンのスシでした。ひとまず安心です。

続いて、とびっこを。とびっこもやはり普通のとびっこでした。これも安心です。

次は黄色の物体に挑戦します。近くで見ると、タマゴサンドの時に使う卵とマヨネーズのサラダだったことが判明しました。

日本でもタマゴサラダやカニカマのマヨネーズ和えを使ったスシメニューがありますが、それとよく似ていると思います。夫はかなり気に入ったようで、何度もとっていました。

そしていよいよ、揚げ物がちょこんと載ったスシ?に挑戦です。と言ってもこれを一口で食べるには食べにくすぎます。結局はシャリと具を別々に食べることに……。

具を食べて見るとホタテの揚げ物だったことが判明しました。ホタテの揚げ物としては美味しかったのですが、これがスシとなると残念な感じでした。

わさびの色が鮮やか!


ちなみにわさびや醤油も置いてありました。ちゃんと小皿に入れて食べるようになっています。

わさびの色は薄く、とても鮮やかです。どちらかというとミントアイスの色です。これはわさびではないだろうと思って食べて見ると、やはり、わさび特有のツンとくる感じや香りはありませんでした。

マレーシア人はチリやカレーの辛さには慣れているのですが、わさびのツンとくるからさは苦手なようです。それで、マレーシア仕様にしているのかもしれません。

ちなみに醤油は甘かったです。これもマレーシア仕様になっていました。

タブレットを使って注文


今度はメニュー表から注文してみることにしました。私たちが行った時にはたまたま北海道フェアーをやっていました。

早速北海道フェアーのメニューを見てみると、海鮮やコーンを中心にしたメニューが並んでいましたが、そこには帯広名物の豚丼ならぬ牛丼が……。

マレーシアのチェーン店は基本ハラル(イスラム教徒の人でも食べることができる料理)です。豚肉のメニューが出せないので、豚丼を牛丼に変えたのでしょうか?

逆に興味を引いてしまい、牛丼の横にあった牛肉の握りを注文してみることにしました。

出てきた牛肉の握りは、思った以上に肉のボリュームがあり、嬉しくなりました。早速食べてみると、甘酸っぱいソースに絡めた肉の握りが美味しかったです。

ただ、これを「北海道」として売り出すのは北海道の人がかわいそうな気がしました。

そのほか(北海道フェアとは関係のない)チキン南蛮やししゃもを食べてみました。チキン南蛮もししゃもも思った以上に美味しかったのにはびっくりです。特にししゃもは卵がたっぷりと入っていました。

同じネタなのに違う色のお皿?

回っているお皿をよく見ると、とんでもないものを見つけました。とびっこがピンクのお皿と紫のお皿で回っていたのです。

ピンクのお皿

紫のお皿

写真がちょっとぶれてしまいましたが、たしかに紫とピンクのお皿が回っています。

見比べましたが、どう見ても同じとびっこの軍艦です。タイムサービス中だったので、どのお皿も同じ値段でカウントされるのかと思い、試しに両方取ってみることにしました。

そして迎えた会計。淡い期待もむなしく、色別のお皿ごとにしっかりとカウントされ、請求されました。スシキング適当すぎます。

スシキングで食べる時にはお皿の色をよーく見て、同じネタのスシが違う色のお皿で回っていないか確かめた方がいい思います。そうすると損しません。

まとめ


食べ終わってレジでお金を払う時、マレー系の女性の方がレジを担当してくれました。とても真面目にレジを打っています。

お金を払い終わって「実は私たちは日本人なんだー」というと、自分は日本語話せないんだと言いながらも、「Arigato gojaimasu(ありがとーごじゃいます)」と言ってくれました。

その後こんなに素敵な笑顔を見せてくれました。とても幸せな気持ちになってお店を後にしました。

スシキングに行って改めて感じたことは、マレーシア人が感じるスシのイメージは、シャリに何かが載っていること。そして、ぐるぐると回っていること。この2つなのではないかということです。

それが本物のスシか?と言われると違います。それでもマレーシアらしく回転寿司を楽しんでいることがスシキングのお客さんや店員さんの笑顔から、伝わってきました。

「正しいスシ」というより「楽しいスシ」の方が大切なんだなと感じました。私は今までスシの作り方を友達に伝える時に「正しいスシ」にこだわってきました。でも、少しくらいは「楽しいスシ」を取り入れてみるのもいいなと思いました。

SUSHI KING
公式HPはこちら

出た結論は……笑いました

マレーシアのスシキングは、日本人がイメージする回転寿司とは大きく異なったものが回っていました。特に、同じネタが違う皿で売られていたのに、お皿の色ごとにちゃんとカウントされ、お勘定されたことには笑いました。初めてスシキングを訪れて数年。前回はショックを受け、今回は笑いました。次回、数年後訪れた時には……? 楽しみです。

この記事を書いた人

yazu

yazu

九州出身です。 今はマレーシアに住んで数年になります。旅行も大好きでマレーシアを拠点に、東南アジア周辺の旅行にもよく出かけます。 マレーシアで、夫と共に、発展途上国ならではの思いがけないハプニング満載の生活を送っています。そんなことをしていたら、段々たくましくなってきました。東南アジア旅行では、いろいろな文化の違い、食事、地元の人との出会いを楽しんでいます。 そんな中で、自分たちが経験したこと、感じたことを記事にしたいと思います。だれかに楽しんでもらえたら嬉しいです。

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