上海でストップオーバーして7時間の短い観光を楽しむ方法
中国

日本からマレーシアに帰る途中、中国東方航空を利用しました。その時に上海で飛行機を乗り換えました。その時の待ち時間が7時間ほど。せっかくなのだから、その時間を利用して、上海観光しちゃえっていうことになりました。

短い間でも結構楽しむことができたので、ストップオーバーの時間を利用した短い上海旅行についてのレポートです。

中国東方航空

日本とマレーシアを結ぶ便は結構あります。直航便もあります。ですが私たちは中国東方航空やベトナム航空などを利用する方が自分たちのニーズに合っているので好きです。

そのニーズの1つが乗り換えです。乗り換えは確かに面倒なのですが、一度飛行機を降りて歩いたり体を伸ばしたりとリフレッシュできるので好きです。でも待ち時間が長すぎる時もあります。特に中国東方空港の待ち時間は長い時があります。

そんな時にずっと空港の中にいるのも面白くないので、ストップオーバーして街に繰り出してみました。少しの時間ですが上海の街を見ることができて楽しかったです。

リニアモーターカーへ乗り込む!

上海浦東国際空港に到着し、出国手続きを済ませると今度はリニアモーターカーに乗り込みます。夫はこのリニアモーターカーに乗りたくて楽しみにしていたので喜んでいました。

チケットを買って早速乗り込みます。

車内はもっと汚いのかと想像していましたが以外ときれいでした。

出発してぐんぐんとスピートが上がっていきます。駅と駅の間の距離がそれほど遠くないので最速運転ではありませんでしたが、スピードメーターが上がるごとに夫は喜んで写真を撮っていました。特に300キロに到達した時にはもう大喜び。

あっという間に目的地、龙阳路站(竜陽路駅/りゅうようろえき駅)へたどり着きました。

豫园へ


龙阳路站からは地下鉄に乗り変え、目的地の豫园(よえん)に向かいます。

豫园は昔の中国庭園や建物が残っている場所です。大都会上海の中でそこだけいきなり映画のセットの世界に入り込んだみたいでインパクト大でした。

豫园庭園内に入るには入場料が要りますが、庭園外の建物を見て回るのは無料です。建物は土産物店やレストランに改装されていましたが、外見は昔のままを保っているようで歩いて回るのも楽しかったです。と言いたいところでしたが、さすが中国! とにかくすごい人でした。

人ごみの中をぬって歩くのは結構大変で、思うようなアングルで写真を撮ることもできません。写真を撮るのも一苦労です。それも中国を楽しむのということなのかな。

その辺にあるフードコートに入り、食事を楽しみました。フードコートではカウンターに食事が並んでいました。そこから食べたい食事を選び、最後に会計に持って行ってまとめて払うシステムです。

私たちが選んだのは、もちろん中国に来たら是非食べたい!と憧れていた小籠包、餃子、上海カニなどです。味は……美味しかったですが、ちょっと冷めていました。出来たてホヤホヤを食べたらもっと美味しかったと思います。

出来上がった食事を取るシステムだから仕方ないですが、本格的に熱々の食事を楽しみたいときはちゃんとレストランに行った方がいいようです。

豫园庭園内は?

昼ごはんを食べ終えると、いよいよ豫园の中へ。

正面玄関の他にも裏口のようになっている場所があり、そこからチケットを購入して中に入ることができました。

豫园の裏口

中に入ると、そこはディズニーアニメ、ムーランの世界でした。中国式の建物と庭園がとてもきれいでした。

庭園の間に敷居のようになっている壁がありましたが、壁が丸くくり抜かれていて隣の庭が見えるようになっている様子、池の周りに石が置かれている様子、渡り廊下に置かれているランプの装飾がとてもきれいだったことなどが印象に残っています。

中国らしい壁

オシャレなランプ

池や石などは日本庭園にもあるのですが、植えられている植物や中国式建物のおかげで全く別の世界だったのでとても面白かったです。

でもやっぱりここも人が多い。優雅な気持ちに浸って庭を見る暇がないくらい多くの人が観光に押しかけてきていました(私たちもその1人なのですが)。ただ、人が多いのにもかかわらず、賑やかな街中とはまた違い、すこしゆったりした気持ちになれました。

豫园
218 Anren St, Huangpu Qu, Shanghai Shi, 中華人民共和国
公式HPはこちら

上海らしい?景色


豫园の外を出て、川沿いを歩きます。川の向こう岸には上海タワーなどの建物が並んでいます。多分上海といったらここでしょ!というような景色です。上海の町並みの中でも写真スポットとして選ばれる有名な場所だと思います。もちろん私たちも記念写真(後ほど、同じ風景のマグネットを見つけ購入しました)。

クルージングツアーもありました。「夜になったらきれいにライトアップされるんだろうな」というようなことを考えながら歩いていました。

私たちが歩いている川岸に沿ってレトロな建物が並んでいたのもとてもきれいで写真スポットになりそうでした。

この周辺には、レトロなカフェがあるとのことで散策する予定でした。ただ、散歩しているうちに雨が降ってきました。それで、ここで引き上げて空港に帰ることにしました。

ストップオーバー最高!

空港に帰る時には南京东路站から地下鉄に乗りました。その後は来た時と同じように龙阳路站経由で空港に戻りました。空港に着いた時にはまだ余裕があり、空港でゆっくりと過ごしました。合計で7時間ほどのストップオーバーの時間でした。

旅行というには短い時間でしたが、それでも楽しい時間を過ごすことができました。マレーシアに行く時にストップオーバーして別の国に寄るのはとてもいい方法だと思いました。

また同じような方法を使って短い旅行を楽しみたいと思います。

この記事を書いた人

yazu

yazu

九州出身です。 今はマレーシアに住んで数年になります。旅行も大好きでマレーシアを拠点に、東南アジア周辺の旅行にもよく出かけます。 マレーシアで、夫と共に、発展途上国ならではの思いがけないハプニング満載の生活を送っています。そんなことをしていたら、段々たくましくなってきました。東南アジア旅行では、いろいろな文化の違い、食事、地元の人との出会いを楽しんでいます。 そんな中で、自分たちが経験したこと、感じたことを記事にしたいと思います。だれかに楽しんでもらえたら嬉しいです。

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