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5時間のトランジットでブリュッセル観光!…空港に無事戻れるのか?

しょんべん小僧3

みなさん、こんにちは! モチヅキです。
去年の夏、母と弟を連れてヨーロッパ旅行に行きました。

成田からベルリン、バルセロナに行く旅だったのですが、ベルリンからバルセロナへ飛んだ際、ブリュッセル空港で5時間ほどトランジットがありました。結構長いし退屈しそうでした。

そこで考えたのが「この5時間を利用してブリュッセル市内を観光する!」ということ。
せっかくなので、実際に実行してみました!

果たして、限られた時間内にどのくらいブリュッセル市内を堪能できるのでしょうか?
ヨーロッパ都市のトランジットで市内観光を考えている方の参考になりましたらうれしいです。

13:20 ベルリンから、ブリュッセル空港に到着。

ベルリンを出て1時間少々でしょうか。
特に遅延もなく、ブリュッセル航空のフライトで無事ブリュッセルに到着しました。
カウントダウンの始まりです!

空港を出る前にスケジュールを確認。

ベルリン-バルセロナ間チケット
こちらが今回私たちが利用したフライトのスケジュールです。
左側がベルリンからブリュッセル、右側がブリュッセルからバルセロナまでのチケットです。

右側のチケットを見ると、バルセロナ行きのフライトの最終チェックイン時刻が18:05となっています。
ということで、私たちはまず、18:05にバルセロナ行きゲート前に到着できるよう時間設定をすることに。

到着ゲートをくぐった時間帯が13時過ぎですので、ラストチェックイン時刻まですでに5時間を切っていることになりますね。

また、ブリュッセルはテロなどの事件も過去に発生しているため、セキュリティチェックも厳しいと聞いていたので、空港に出入りする際のセキュリティチェックに最低でも30分かかると仮定しました。

そして、ブリュッセル市内への電車の時間も往復で1時間は必要と仮定。
セキュリティチェックと空港-市内間の往復時間1時間を足すと、1時間30分も移動と空港の出入りに時間を使うことになります。

ということは、市内で楽しめる時間は約5時間-1時間30分=約3時間30分となります。結構カッツカツですね!
行きたい場所は2カ所。グラン=プラス小便小僧です。

スケジュールを把握し、目的スポットを決めると、速攻で地下階の電車チケットカウンターへ急ぎました。

13:50頃 ブリュッセル空港のセキュリティチェック通過・電車チケット購入

ブリュッセル電車チケット
電車チケットのカウンターでブリュッセル中央駅までのチケットを購入。ブリュッセル中央駅がグラン=プラスと小便小僧に一番近かったからです。
特に座席指定などは必要ないかと思い、2等席を選びました。ZAVENTEMは「空港」という意味です。

ちなみに、このチケットは空港に戻ってくる際に必ず必要になりますので無くさないよう注意が必要です。(このチケットがないと、空港内に入れません)。

空港を出る前に、ちょっとしたセキュリティチェックがありましたが、特にチェックの厳しさは感じられませんでした。ただ、銃を持った軍人のようなセキュリティスタッフの方が多く巡回されていたため、少し物々しい雰囲気がありました。

14:10頃 ブリュッセル空港駅を出発

ホーム階到着からあまり待たずに、中央駅へ向けて出発できました。
席は対面式。なかなか快適で、可愛らしい建築がたくさん見えました。

14:20頃 あれ?電車急停止。……これ、やばいんじゃないの?

中央駅まであと10分くらいの駅だったと思うのですが、なぜか急停止。エンジン、完全に止まってます。
駅名に、「中央駅」を示す、”Centraal”(オランダ語)も”Centrale”(フランス語)も見当たりません。乗客は皆降りていきます。
私たちは何のことやら?ちんぷんかんぷん状態です。とっさに後ろにいたお兄さんに話しかけるも、フランス語で返されたので、わからず。

その時

「LAAAAAAAAST STATIOOOOOOOON!!!!」

と叫ぶバックパッカー風のお兄さんが通路を全速力で走り過ぎていきました。

ようやく「なんかよくわかんないけど、電車はこれ以上進まない!」と理解した私たち。
ドアが閉まる前に出られました。

14:40頃 中央駅に停まる電車に乗れた!

急停車駅は、どうやらブリュッセル北駅のようでした。やっと中央駅行きの電車に乗車。
電車が急停止してから20分ほどのロス。これはイタかったです。

14:50頃 中央駅到着

突然のハプニングがあったものの、なんとか目的のブリュッセル中央駅に到着。
そういえば、前日まで滞在していたベルリン市内でも急に電車が止まってしまうことがありました。
日本では大パニックものですが、ヨーロッパではよくあることなのかもしれませんね。

ここ中央駅でも、パトカーや銃を持った警官が多く巡回していました。
ブリュッセル中央部
駅を出てすぐの景色。ヨーロッパならではの石畳や教会、レンガ造りの建築が並んでいます。

ここから、ブリュッセルの有名な広場・グラン=プラスへ向かいます。
たまたま思いついた超小旅行のため、方向も何もわかりません。

地元民っぽい方々に「グランプラスはどこ?」と、とりあえず聞きまくりました。
皆さんやさしく「ちょうどこの駅から歩いて2~3分だよ」「あの通りをまっすぐ進んですぐよ」と、結構的確に教えてくれました。

15:00頃 グラン=プラス到着。

グランプラス
人々が向かっている方向に歩いていくと、グラン=プラスに到着!
こちらの建物は、市庁舎だそうです。よく見ると、EUの旗が見えますね。
他にも、かなり荘厳な雰囲気の建築ばかりです。
グランプラス
別の角度から見た景色。
やはりバケーションシーズンだからか、かなり人が多かったです。

しばらく、周辺をうろうろ歩いてみます。

15:15頃~ 遅めの昼食をいただく

グランプラス
そろそろ、母と弟、私もお腹が空いてきました。(機内食が出なかったんですよね……。)
いくつかレストランがありましたので、そのうちの1つを利用することに。
グランプラス昼食
ちょうどテラス席が空いていたレストラン・La Rose Blancheへ。
母と私は、ずっと食べてみたかった本場のムール貝のビール蒸し、弟はハンバーガーを注文。
もちろん、ベルギービールも注文しました!
グランプラス昼食
どちらにも、フリッツ(フライドポテト)がもれなく付いており、かなり食べ応えがありました。
お昼過ぎの時間帯でも賑わっていたため、どれくらい時間がかかるか少し不安でしたが、20分程度でサーブされました。
スタッフの皆さんはとてもフレンドリーで笑顔が眩しかったですよ。

ムール貝のビール蒸しがかなり美味で、帰国後に味を頼りに再現してみましたが、本場のもののほうがダントツでおいしかったです。

La Rose Blanche
Grand Place 11, 1000 Bruxelles, ベルギー
営業時間:毎日11:00〜23:00
公式HPはこちら

15:50頃~ 小便小僧を探しに

小便小僧
街じゅうのお店に小便小僧ならぬ看板小僧がいたるところにありました。
「小便小僧はどこ?」と、ここでも地元の方っぽい方々に聞いてみました。

……が、なかなかたどり着けず。しばらくグランプラス周辺をうろうろさまようことに。
しばらくすると、ここで弟が観光客の一団を発見。彼らについていくと……

16:00頃 小便小僧に会えた!

小便小僧
観光客の一団の後ろを付いていくと、あっという間に小便小僧の前に到着!
写真は囲いの最前列から撮ったものなのですが、思ったより小さかったです。

16:05頃~ 中央駅方面へ戻ることに

小便小僧前は観光客でごった返していたため、すぐに引きかえすことに。
グラン=プラスにも行け、小便小僧も見れてよかった~と満足していると、また警察のパトロールカーが。どこもかしこもかなり警察の目があるようです。

 弟「あれ、ワッフルは?」

中央駅への帰路、弟が急にこんなことを言いだしました。

「ベルギーのワッフル! 食べてない!」

そうそう、ベルギーといえばワッフルですよね。
ブリュッセル ワッフル
幸い、観光地であるためかいたるところにワッフル屋さんがあったので、一番近いワッフル屋さんに入店。
なるべく早めに駅に戻りたかったので、テイクアウトしました。3人分のワッフルが出てくるまで10分もかかりませんでした。

かなり具だくさんだったため、歩きながら食べるのに四苦八苦でしたが、ほかほかのワッフルとフルーツの組み合わせが最高に美味しかったです!

16:20頃~ 中央駅に戻り、空港行き電車に乗り込む

ここまでで、ブリュッセル空港を出て2時間40分ほど。結構ギリギリです。
中央駅で20分ほど待ち、ブリュッセル空港行きの電車に乗車できました。

17:00頃 空港駅到着。セキュリティチェックを受ける

空港に戻ってきました。
駅を出てすぐの場所のセキュリティチェックで簡単なセキュリティチェックを受け、出発階へ行きます。行列もなく、すぐに通過できました。

17:30頃 バルセロナ行きゲート前到着。タイムトライアルクリア!

なんとか目標時間の18:05前に搭乗ゲート前に来れました。
これで帰りの電車が遅れていたら、セキュリティチェックがものすごい行列だったら……と思うとゾッとします。

結論:5時間弱で市内観光は可能。(でもかなりスリリング!)

世界遺産のグラン=プラスやブリュッセルを代表するアイコン・小便小僧にも会え、ベルギー名物のムール貝やワッフルまで食べられたので、結果大満足の日帰り旅行となりました。

途中で電車がストップするハプニングの発生や、終始時間を気にしないといけないなど、心が休まらなかった日帰り旅行ともいえるかもしれませんが、トランジットのおかげで、旅ができる国が増えて、とても得した気分も味わえましたよ!

私たちの場合、空港に帰ってこれた時間は搭乗時間の1時間前でした。
が、余裕をもって空港で待ちたい、ショッピングをしたいという方は、5時間以上のトランジットでの市内観光を強くおすすめします。

※今回の情報は2016年8月の経験に基づいたものですので、電車やセキュリティコントロールなどの状況は変化している可能性があります。

楽しさ半分、冷や汗半分

電車が途中の駅で停まった時は「あ、もう終わったな」「バルセロナ行きの飛行機、逃すのかな」と一瞬絶望を感じました。
また、駅ではほとんどフランス語かオランダ語の表示しかなかったのも不安を増長させていたような。
これで帰りの電車も途中でストップしてしまったら、本当にバルセロナ行きの飛行機に乗れていたかわかりません。いろいろな運が重なって、今回の日帰り小旅行が実現したのかもしれませんね。
シェンゲン域内の入国だったため、パスポートコントロールがなかったのも救われました。
異国の地でハラハラドキドキ、冷や汗状態が続くときっと心臓に悪いので、今度はもっとトランジット時間がある時にのみ日帰り旅行を検討してみようかと思います! 

この記事を書いた人

モチヅキ アヤノ

モチヅキ アヤノライター

89年生まれのフリーライター。 大学卒業後、アパレルショップのWEB担当を経て、インテリア商社にて商品開発を担当。「女子がときめくもの」を中心にマーケティング・開発してきました。 海外出張や海外旅行の機会が多く、常に海外のおいしいグルメや素敵なインテリア、ライフスタイルのことで頭がいっぱいです♪